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海外ロマンス詐欺日記第1話典型的国際詐欺師の手口

とりあえず、初期は溜まっている詐欺師の手口を公開していきます。

もし、海外出会い系アプリの使い方を知りたい!という要望があれば、そちらを先に書くかも知れません。

もしそういう要望があれば、何らかの方法(毒電波とか)で連絡ください。

とにかく、チャット内容がそんなに長くないので、今回はとりあえずチャット内容を全張りしておきます。

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最後の方のやりとりがお笑いです。

私「オーノー!私のアンチウィルスソフトが”それは詐欺サイトです!あなたは接続できません!”と言ってるよ。私は遊べないね。」

詐欺師「これは、国際的なカジノサイトです。ウィルスじゃない。」

私「心配しないで、ありがとう。私はギブアップします。グッナイ。今晩はありがとう。」

詐欺師「オッケー。もしあなたが疲れているなら休んでください。グッナイ。あなたに甘い夢を。」

と言うやりとりをして、チャットを終えたのが日本時間23時16分。

その6時間後ぐらいで、相手はチャットから逃亡してしまいました。

早朝過ぎるので、元締めあたりから逃げるように指示があったのでしょう。

詐欺師からの逃げ方としては、”アンチウィルスソフトが反応している”という言い訳は、簡単かつ逃げやすい方法かと思います。

でも、最近の詐欺師は本当に巧妙なので、本物のアンチウィルスソフトが反応することはほぼありません。

なぜなら、サイト自身は健全なことが多いからです。

私が言うサイト自身の健全さというのは、プログラム上の問題です。

HTML、Javascriptなどにウィルスが組み込まれているわけでは無いと言うことです。

最近の詐欺サイトは、振込先のみが健全では無く、出金が出来ないこと以外は、そうであるべききちんとした動作をするのが巧妙です。

でも、アカウント作成時に、メールアカウントへ一時的なパスワードを送ってそれを入力させる欄が他の正規サイトとは違う”一時的パスワードのはずなのに時間が経ってもおなじモノが使える”など、微妙に詰めが甘いところがあります。

ここらは、獲物のネット音痴がここで引っかからないように、ゆるめに作ってあるのでしょう。

アカウント作成で手間取ってしまっては、被害者が詐欺に気付く余裕を与えてしまいますから。


とにかく、この件は相手の逃亡でクロ確定となりました。

次のノートからは、現在進行形でこちらが詐欺に引っかかるか、それとも引っかからずに情報だけ上手く引っ張ることが出来るか、の超情報戦になる予定です。

お楽しみに(笑)。

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