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第9回勝手にロマンス大賞:ロマンス小説総合(M/M他)部門について
第9回勝手にロマンス大賞にご投票いただいたロマンスファンの皆様、誠にありがとうございました。こちらの記事では作品のファンの方からの声もご紹介していこうと思います。どれも選りすぐりのロマンスなので、ぜひロマンス充にお役立てください。
『ロマンス小説:総合(M/M他)部門』にランクインした作品はこちらです。ご投票ありがとうございました。
ロマンス小説 総合(M/M他)部門
1位 赤と白とロイヤルブルー ケイシー・マクイストン 林 啓恵訳
![](https://assets.st-note.com/img/1652929426456-LMiwZVUQak.jpg?width=1200)
2019年 goodreads ベスト・ロマンス賞第1位
真実の愛は、ときに奪い取るもの――アメリカ大統領の息子と英国の王子が恋に落ちたなら……
王子との恋を描く全米ベストセラー!
アメリカ初の女性大統領の長男アレックスは、英国のフィリップ王子のロイヤル・ウエディングへの参列を前に憂鬱だった。
フィリップの弟ヘンリーとアレックスは、女性誌に載る回数を競うライバル同士だと言われるが、いつも冷淡なヘンリーがアレックスは苦手だ。
その夜の晩餐会でも、冷ややかな態度をとる王子の肩に思わず手をかけた次の瞬間、一緒にウエディング・ケーキの上に倒れ込んでしまった。
米英戦争勃発かと世間は大騒ぎになり、二人は全世界に向けて仲のよさをアピールすることになるが……
原題: Red, White & Royal Blue
『赤と白とロイヤルブルー 』について、レーベル様からメッセージをいただきました!
【二見文庫 編集部様より】
第一位を受賞させていただき、本当にありがとうございます!
光栄です。本作は男性同士のロマンスでありながら、2019年のgoodreads年間ベスト・ロマンス賞にて第一位となり、アメリカにおけるロマンス小説の変化に驚かれた読者のかたも多かったのではないかと想像します。それは弊社でも同様で、最初に本作を翻訳出版したいと上司に持ちかけたときの反応は今でも忘れません(笑)。日本でもBL小説は既に多くのファンを獲得していますが、いわゆる「ロマンス小説」との間には垣根がありました。本作は、その垣根を壊したという意味においても、ロマンス小説史に残る画期的な作品だと思います。また、「明日への希望を抱かせてくれる作品」という感想を多くいただき、本作の刊行が読者のかたの励みになったのであれば、とても嬉しいです。今後とも、良い作品を刊行してまいりますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
【投票者様】
初めて読んだMMロマンス小説が『赤と白とロイヤルブルー』でした。今までこのジャンルに興味をなかったのですが、それでもとても評判が良かったので興味を持ち、読んでみようを思ったことがきっかけでした。
物語はアレックス視点で語られ、彼から見るとヘンリーは面白味のない癖して王子というだけで自分と比較される気に食わない奴として登場しますが、ストーリーが進んでいくと段々彼の本当の姿が手紙や電話によって見えてきます。イギリス王子というパブリックイメージではないヘンリーについて知っていき、徐々にアレックスが彼に惹かれていく様子がとても好きなところです。
アレックスは幼い頃からヘンリーに憧れていて友達になりたいと思っていたのに、初めて実際に会った時にそっけなく対応されてしまったことがきっかけでヘンリーを嫌うようになります。本当はヘンリーは一目でアレックスに惹かれていて仲良くなると絶対に恋をしてしまうことを分かっていたから距離を取っていたことが読んでいくと分かり、最初読んだだけでは分からないヘンリーの言動について後から理解できるようになるので、繰り返し読みたくなる作品です。
2位 ボーイフレンド演じます アレクシス・ホール 金井真弓訳
【 NY市立図書館が選ぶベストブック選出! 】
" 完璧 " だけど退屈なボーイフレンド。恋に落ちるはずなどなかったのに――goodreadsベスト・ロマンス賞第5位!
ロックスターを両親に持つせいで常にパパラッチに追いかけられ、酔ってあられもない姿を写真に撮られてきたルーク。
おかげで勤務する慈善団体は多くのパトロンを失ってきたが、ある夜もまた醜態をさらしてしまい、上司から最後通牒を突きつけられる
――まともなボーイフレンドを見つけ、生活態度を改めるように、と。
白羽の矢が立ったのは、真面目で堅物の法廷弁護士オリヴァー。
彼のほうもある理由から恋人を探していたが、こうして、性格も対照的なふたりは期間限定の恋人同士を演じることになり……
原題: Boyfriend Material
3位 サイモン・フェキシマルの秘密事件簿 KJ・チャールズ 鶯谷祐実訳
叔父から相続した屋敷に超常現象が起き、ジャーナリストのロバート・コールドウェルはゴーストハンター のサイモンを呼ぶ。屋敷にとじこめられたサイモンが服を脱ぐとその体は奇怪な文字で覆われていてーー!?
4位 モニュメンツメン・マーダーズ ジョシュ・ラニヨン 冬斗亜紀訳
複雑な関係を続けるFBI行動分析官・サム・ケネディとの3週間ぶりの再会が待ち遠しいジェイソン。そんな彼を悩ませているのは、幻のフェルメール作品を含むかつてナチスに奪われた美術品の調査。美術品横奪の容疑がかかる男が、絵の持ち出しはモニュメンツ・メン――第二次大戦中に美術品を守った多国籍部隊――に命じられて行ったと証言していたのだ。疑惑のモニュメンツ・メンこそ、ジェイソンの敬愛する祖父、エマーソン・ハーレイ。祖父の無実を証明するべく、ジェイソンは自らの進退をかけて捜査にのり出すが――!?
5位 完璧すぎる結婚
グリア・ヘンドリックス サラ・ペッカネン 風早 柊佐 (翻訳)
『 ゴーン・ガール 』 以来、最高の心理スリラーだ -------イン・タッチ・ウィークリー誌
◆ 2018年goodreadsベスト・ミステリー&スリラー賞第4位
◆ ウォール・ストリート・ジャーナル紙 < 2018年冬に読むべき6冊の本 > 選出!
完璧な男性との結婚を前にネリーには悩みが...
裕福で優しいリチャードとの結婚を目前に、ネリーには悩みがあった。
婚約してから無言電話がかかるようになり、見知らぬ女性の視線をしばしば感じるようになったのだ。リチャードの豪華なアパートメントにも怪しい女性が訪ねてきたり、気味の悪い毎日が続いていた。一方、デパートの販売員で何とか生計を立てるリチャードの前妻ヴァネッサは、元夫が婚約したと知る。いても立ってもいられなくなり、結婚を何とか阻止しようと、その婚約者の元に向かうが……。
騙されること請け合いの驚愕サスペンス!
原題: The Wife Between Us
以上になります。
どれも素晴らしい作品ばかりですので、未読の作品があればぜひお手に取ってみてください。他のジャンルの作品はこちらからどうぞ。
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