第9回勝手にロマンス大賞:ロマンス小説総合(M/M他)部門について
第9回勝手にロマンス大賞にご投票いただいたロマンスファンの皆様、誠にありがとうございました。こちらの記事では作品のファンの方からの声もご紹介していこうと思います。どれも選りすぐりのロマンスなので、ぜひロマンス充にお役立てください。
『ロマンス小説:総合(M/M他)部門』にランクインした作品はこちらです。ご投票ありがとうございました。
ロマンス小説 総合(M/M他)部門
1位 赤と白とロイヤルブルー ケイシー・マクイストン 林 啓恵訳
『赤と白とロイヤルブルー 』について、レーベル様からメッセージをいただきました!
【二見文庫 編集部様より】
第一位を受賞させていただき、本当にありがとうございます!
光栄です。本作は男性同士のロマンスでありながら、2019年のgoodreads年間ベスト・ロマンス賞にて第一位となり、アメリカにおけるロマンス小説の変化に驚かれた読者のかたも多かったのではないかと想像します。それは弊社でも同様で、最初に本作を翻訳出版したいと上司に持ちかけたときの反応は今でも忘れません(笑)。日本でもBL小説は既に多くのファンを獲得していますが、いわゆる「ロマンス小説」との間には垣根がありました。本作は、その垣根を壊したという意味においても、ロマンス小説史に残る画期的な作品だと思います。また、「明日への希望を抱かせてくれる作品」という感想を多くいただき、本作の刊行が読者のかたの励みになったのであれば、とても嬉しいです。今後とも、良い作品を刊行してまいりますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
【投票者様】
初めて読んだMMロマンス小説が『赤と白とロイヤルブルー』でした。今までこのジャンルに興味をなかったのですが、それでもとても評判が良かったので興味を持ち、読んでみようを思ったことがきっかけでした。
物語はアレックス視点で語られ、彼から見るとヘンリーは面白味のない癖して王子というだけで自分と比較される気に食わない奴として登場しますが、ストーリーが進んでいくと段々彼の本当の姿が手紙や電話によって見えてきます。イギリス王子というパブリックイメージではないヘンリーについて知っていき、徐々にアレックスが彼に惹かれていく様子がとても好きなところです。
アレックスは幼い頃からヘンリーに憧れていて友達になりたいと思っていたのに、初めて実際に会った時にそっけなく対応されてしまったことがきっかけでヘンリーを嫌うようになります。本当はヘンリーは一目でアレックスに惹かれていて仲良くなると絶対に恋をしてしまうことを分かっていたから距離を取っていたことが読んでいくと分かり、最初読んだだけでは分からないヘンリーの言動について後から理解できるようになるので、繰り返し読みたくなる作品です。
2位 ボーイフレンド演じます アレクシス・ホール 金井真弓訳
3位 サイモン・フェキシマルの秘密事件簿 KJ・チャールズ 鶯谷祐実訳
4位 モニュメンツメン・マーダーズ ジョシュ・ラニヨン 冬斗亜紀訳
5位 完璧すぎる結婚
グリア・ヘンドリックス サラ・ペッカネン 風早 柊佐 (翻訳)
以上になります。
どれも素晴らしい作品ばかりですので、未読の作品があればぜひお手に取ってみてください。他のジャンルの作品はこちらからどうぞ。
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