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一生懸命生きてください
2023年2月、同い年の友人がこの世を去りました。
2023年5月、同い年でダンスを習っていた子がこの世を去りました。
2022年春、私は一生懸命生きることができなくなっていました。
もしあの時生きることを諦めてしまったら、このnoteを書くこともなかったでしょう。
自殺率が高い日本。自殺理由がグラフで表されたりもしていますが、そこから想像できるでしょうか
それぞれのバックグラウンドや
世の中の理不尽、生きる辛さ
言葉の暴力、あらゆる差別やいじめを…
目に見えない、聞くこともできないその人の心の叫びを
ビリミリオン
今日家で高校の卒業アルバムを見つけました。そこには、担任から
「一生懸命生きてください」
と書かれていました。
今になって刺さった言葉です。18の時には分からなかったんですよ、
生きるのは難しいって事
頑張れないとき全てを諦めたくなる事
この世の全てがどうでもよく感じてしまう事
それが自分事になるなんて
正直、かなりパワフルに生きていたしやりたい事も沢山ありました。そして将来にワクワクしていました。
しかしそれができていたのは、親や学校、友達に支えられていたからでした。
周りの環境ひとつで人生は簡単に狂ってしまうんです。人間関係のいざこざに飲み込まれて自分を見失うんです。そして一度深く傷ついてしまうと、この世の何もかもが憎く見えてすべてを諦めたくなるんです。
”精神的にも、身体的にも限界を迎えたとき、生きることより死ぬことに魅力を感じる” と私は思っています。
生きる理由を見失ったときにはじめて
一生懸命生きなくては、と思いました。
明日を迎えるのは当たり前でも日常でもなく、一生懸命生きているからなのです。明日を自分でなくすことができる、それを踏まえて生きる選択肢を日々選んでいる。それに気づいた今やっと、担任の言葉がどれほど大切な言葉だったのか理解することができました。
担任の先生、見落としていたことを教えてくれてありがとう。
私は毎日一生懸命生きようと思います。