イスタンブールの路線バス (GoogleMapはあてになる?)
2024年5月末に4日間イスタンブール観光してきました。
私個人の経験を基に、路線バスに焦点を当てながら、その他の公共交通機関についてまとめていきます。ツアー旅行ではなく、個人旅行を検討の方のお役に立てれば幸甚です。
※注意事項
当該記事は2024年5月末の実体験を基に記載しております。情報には賞味期限がありますので、旅行の際は常に最新情報を入手すると同時に、余裕のある計画と行動をおすすめします。
大前提
海外旅行初心者の方には、あまりお勧めしません。安価ながら自由度の高い運行網により、路線バスは日本と同じようにイスタンブールでも観光客ではなく地域住民の足として主に機能しています。ただし、現地の人も利用の際に戸惑っていたくらい、難易度の高い乗り物です。
それでも、バス利用に挑戦した方や、目的地にたどり着けなくても別に良いと思っている方は、トライしてみてください!
先に結論!
Google Mapは7割くらいあてになる。ただし、バス停の位置が間違っていたり、目的地にたどり着けない路線も推奨してくるので、過信は禁物!
困ったらタクシーや路面電車、地下鉄を使いましょう(当たり前なんだけどね)
バスの料金システム
先払い、一律運賃(18リラくらい)で乗れます。
支払方法はイスタンブールカード or クレジットカードのタッチ決済(未検証!すまんな!)で、現金は使えません。現地の人はQRコード決済を使用していましたが、難易度が高いと思われるので深追いしません。
※イスタンブールカードはイスタンブール市内の交通系ICカードのことで、バス、地下鉄、路面電車、フェリーなどで利用できます。地下鉄や路面電車の駅や、フェリーターミナルに設置されている端末で購入・チャージできます。クレジットカードのタッチ決済よりも安く利用できるとのこと。
購入方法は、ここのYouTuberさんを見てね。
(私はボランティアっぽい人に端末操作してもらいましたが、何故か170リラ支払いました。70リラじゃないの?よくわかんないけど、考えてもしょうがないね!)
運行システム
日本と全く同じで、終点までの各バス停に概ね時刻表通りに通過していきます。定刻運航は日本だけの文化と思っていましたがそんなことはありませんね☆
余談ですが、空港バスHavaistは定刻どころか定刻前運行(席が埋まったら締め切り)なので、15分前にはバス乗り場に着いていることをオススメします。
乗車方法(最重要!)
GoogleMapで利用するバス停の位置を大体で特定します。ただし、ズレていることが結構あるので、1つ前や1つ先の確実にバス停っぽい場所で乗るようにしましょう。自分以外に待っている人が居るかどうかも大事です。
乗りたいバスが来たら、運転手さんに手を振ってアピールして下さい。バス停には、多くの路線が通過すること、定刻運航のこと、バス停を休憩所にする人などを考慮して、運転手さんはバス停に人が居ても無視して素通りします。自分が乗るべき路線の番号を覚えておき、番号が見えたら「乗ります!乗ります!」とアピールして、バスを止めて下さい。トルコ人たちもそうしていました。降りるときは日本と一緒で、バス車内の「降りますボタン」を押してください。
GoogleMapの活用方法
乗車するバスの路線番号だけでなく、乗車中の現在位置を把握するために利用しましょう。
冒頭で申し上げた通りバスは難易度の高い乗り物で、GoogleMapの情報がすべて正解 or 最新とは限りません。事実として、バスに乗り込むと「このバスは次のバス停が終点だよ」と言われたことがあります。そうなったときも慌てないように、目的地にたどり着ける複数の路線番号や経路を把握しておきましょう。
また、イスタンブールのバスは「次に停車するバス停」を教えてくれません。利用者が降りるべきバス停の位置をある程度把握しておく必要があります。バスに乗ってからもGoogleMapは起動したままにして、GPSの情報と周囲の風景(交差点の位置)を照らし合わせてバスの位置を特定しつつ、「この辺に来たらボタンを押す」と降りる前の行動を決めておきましょう。
困ったらどうするか
周りの人に聞く。これしかないです。聞く勇気がない人、聞いてもトルコ語を聞き取れないし。。。とか思っちゃう人は、バスでお金をケチる節約することを諦めて、タクシーや路面電車、地下鉄などのわかりやすい交通機関を利用しましょう。
トルコの人は困っている観光客にめちゃくちゃ優しいです(悪い人も少なからず居ますが)。バス停で困っていると「どこに行くの?」とGoogle翻訳で話しかけてくれたおじ様がいて、幸運にも目的地が同じだったため、同じバスに乗ることになりました(もしかしたら、ホントは目的地は違ったのかも)。この他にも、「次で終点だよ」と教えてくれた運転手さんも「どこに行くの?」「だったら、28Bに乗って」とフォローしてくれました。行動を起こせば何かしらの結果が得られます。悪い結果が出ることもあるかもしれませんが、礼儀正しい日本人の場合はトルコでは良い結果が起こりやすいのではないかと思いますので、「自分たちで調べて、考えて、それでもダメだったら周りの人に聞いてみる」くらいで、周囲の人を頼ることをオススメします。もちろん感謝の気持ちとリスペクトはお忘れなく(旅ってそういうものでしょ。)
おしまい
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これ以外にも、気が向いたら旅の思い出をNoteにまとめてみようかなと思います。
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