おわりはじまり
2024年もあとわずかで終わり。
2025年がすぐそこまでやってききている。
何かが終わる。
何かが始まる。
これの繰り返し。
朝が終われば昼が始まる。
昼が終われば夜が始まり
夜が終われば
また、朝が始まる。
これの繰り返し。
終わりが先か始まりが先か
終わりと始まり、どっちがはじめなのか、
まあこれは単純に始まりがあるから
終わりがある。と言うのが一般的だろう。
であればだ。
始まり終わり。これが正しい文章だろう。
ではなぜ「おわりはじまり」とあえて表現をするのだろうか。
知らんがなそんなことw
どうでもいいわw
でもそんなどうでもいいことが
時に僕を無限の思考ループに誘うのだ。
これにはきっと訳があるに違いない。
そう思わざるを得ない。
だって
始まりがあるから、終わりがある。
至極自然だ。
にも関わらず、
「おわりはじまり」
おわりが起点になっている。
終わりがあるから始まりがあると言う
メッセージを強く感じるでしょ?
これはつまりだ。
どう言うことだ。
さっぱりわからない。
起点を変える
つまりこれは本来のポイントから
意識を変えさせる、かなりの高等テクニック
なのではないか。
一体僕は2024年12月31日に
何を考えているのだろうか。
自分でもどうかしていると思う。
話を戻そう。
今回の一件で重要なポイントは
『終わり』に焦点が当たっていると言うことだ。
終わりが最初にインパクトを持つおかげで
まず、どこか儚さを感じないだろうか。
そうなのだ。これは終わりを意識させて
儚さを持たせる。
でも大丈夫、また始まるよ。とすぐに
『始まり』があとにきているのだ。
ふむ。
これはあれか。
「飴と鞭」的なやつだな。
なんとなくわかってきたぞ。
つまりこれは今で言うと『2024年様』の仕業で
あるに違いない。
想いを馳せてほしい。
もう終わっちゃうけど、を冒頭に持ってくるあたり
かなり秀逸である。
でも大丈夫。2025年がくるからね。って
付け加えて、印象を悪くしないようにしているのだ。
初頭効果
人間は最初に受けた印象を強く記憶に残す
「初頭効果」みたいな仕組みがあるらしい。
2024年はこの効果を実にうまく利用している。
に違いない。
終わりを初頭効果で強く印象付けることで
この年に自動的に名残惜しさや儚さを演出してくる。
僕は今までに
いろんなセミナーや研修に参加をしてきたのだが、
そんな研修などでもこの「おわりはじまり」作戦を
活用しているところを何度も目の当たりにしている。
研修は終わり、新たな生活が始まる。的な。
当たり前のこと。
でもこれを、新しい生活が始まります。
研修は終わりですね。
と言う言い方になると、途端にメンヘラ女子っぽい
ネチっとした印象に感じるのではないだろうか。
そう考えると、やっぱり「おわりはじまり」は
とてもスタイリッシュだなと感じる。
やばいな。
これはすでに取り憑かれている。
大切な節目
だか確かに僕らは気がつけば
この世に生を受け
気がつけば生きていた。
だからどうしても終わりが起点になるのかもしれない。
でもこの終わりと始まり。
二つのポイントを意識して生活をするのは
とてもいいことだと思う。
それもなければどうしても、ダラダラとしてしまうから。
(お前だけなそれ)
最近、と言うか今月は
今までで一番と言えるくらいこの節目と言うものを
意識したり、アウトプットした。
だからこそ感じているのは、
振り返りの重要性だ。
少し話が逸れてしまうが、
新年の目標を立てる人はたくさんいるが
振り返りをする人が本当に少ない。
現在地がわからないのに目標なんて設定できないはずなのに。
これは僕たちが現在地を把握することの大切さを
教育で教えてもらえていないからだ。
じゃあなぜこの部分の教育がないか。
ここはかなり黒い話だと僕は思っている。
一番の理由は、現在地を知らない方が
「操作」しやすいから。
迷子の時って従いやすくなる。
だから迷子にしておいた方が
何かしら都合がいいのだ。
ここは踏み込むとかなりディープなので
このくらいにしておくが
だからこそ自分自身でこの現在地の把握の
スキルやマインドを身につけなければいけないのだ。
大人になっているあなたは選択ができるから。
習っていない、教わっていない、を理由にできるのは
小学校5年生くらいまでだろうw
だから教わっていない。は理由にはならない。
話を戻すよ。
大切なのは振り返りをすると言うこと。
ここを意識する上で
「おわりはじまり」はとても有効なメッセージなのだ。
人は終わりを意識すると
嫌でも過去を、今まで歩いてきた道を振り返る。
そういう仕組みになっているんだろう。
走馬灯と言われるあれもきっとそんな仕組みなのだろう。
今までの人生に想いを馳せ
お世話になった人の顔を思い浮かべ。
だから一年の終わりに何度も何度も
その一年を振り返って想いを馳せる。
それがとっても大切なんだと感じる2024。
泣いても笑っても2024年はおわり
2025年がやってくる。
あと残りの数時間。
あなたならどう過ごす?
何を想い、何を感じて、2025年を迎えますか。
12月にスタートした僕とnote.
ここまで読んでくださりありがとうございました。
僕の2024年の物語はここでおわり。
2025年の物語のはじまり。
2025年もよろしくお願いします。
おしまい