一眼レフカメラを購入して丸3年経ちました
という事で、タイトルの通り「一眼レフカメラを初めて購入して丸3年が経ちました」というお話です。
以前に自分が所有するカメラについてnoteに書いた事があるのですが、自分が現在所有しているカメラは「デジタル一眼レフカメラ」です。今の主流の「ミラーレスカメラ」ではありません。
デジタル一眼レフカメラを使い続けている理由に関しては、以下の過去のnoteを参照してもらえると有り難いです。
一眼レフカメラを使用して撮影するようになって、丸3年経過。
自分の中では、早かったようなカメラ生活だったかも知れません。
初めて一眼レフカメラを手にした時は、とにかくフルオートモードでファインダーを覗きシャッターを切って撮影。このひと工程だけがとにかく楽しかったです。何も考えず、ただただ目について「これ綺麗」とか「かっこいい」と思った部分をシャッターボタンを押して撮影し、写真として思い出に残していく。本当に楽しかったです。今も勿論カメラで写真を撮るのは大好きですよ。
そして、いつの頃かSNSで目に付く写真家さん達のような「綺麗な写真を撮ってみたい」と思うようになり、そのような写真技術を学ぶにはどうしたら良いのかを考察し、まずはカメラの教則本を買って読んでみる事から取り掛かりました。教則本とあり、カメラの基礎中の基礎からどの本も書かれていました。ですが、カメラ知識が0だった自分には、その基礎を学ぶというレベルに立つまでにかなりの時間を要しました。
「F値って何?」とか「ISO感度って何?」という写真家にとって知っていて当たり前の事すらも知らなかった程の素人レベルだったのと、当時は周りにカメラ知識に詳しい人が誰一人も居なかった為、すべて自分で一つずつ分からないことを調べていく事をしていきました。
そんな中、ネットを見ていた時にある写真家の方を知る事になりました。
その写真家は「中原 一雄」さんという方です。
中原一雄さんのプロフィールページです
中原さんは、写真に関する教則本を出版したり、自身のホームページでカメラの技術を紹介していたり、中原さんが運営するYouTubeチャンネルにて写真技術に関する動画をいくつも紹介されている方です。
知識が0だった自分は、中原さんから発信されていたカメラに関する知識や技術等の情報が物凄く分かりやすいと感じ、中原さんから発信された情報を基にカメラの基礎知識が身についたと言っても過言ではないほどでした。
こうして、カメラの基礎知識がぼんやりと理解出来てきた頃に、それまでフルオート機能でしか写真撮影をしてこなかった自分が、AvモードやTvモード等を場面に応じて使い分けて撮影するようになりました。この頃から更にカメラで写真を撮ることの楽しさを、更に体感するようになりました。
この頃と同じ時に、撮影シーンによってレンズを使い分ける事も覚えていきました。
初めて、交換レンズとして購入したのは、55-200mm F4.5-6.5の望遠レンズでした。カメラ屋へ行き、店員さんにとりあえず遠くの景色をアップで撮ってみたい旨を伝えて、レンズ選びの相談に乗ってもらいました。
それまでは、一眼レフカメラを最初に購入した時に付属されていたキットレンズ(17-50mm F4.5-6.0)のみしか使用した事が無かったので、初めて手にした望遠レンズで撮影する世界は、それまで撮ることが出来なかった遠くの物が撮影できる新鮮さがとにかく楽しかったのを覚えています。
そして、それまでは風景や街並み、物の撮影しかしてこなかったので、「人物を撮るとどんな感じなのだろうか?」という疑問を抱くようになり、誰かモデルとして撮影の練習に付き合ってくれる人がいないかと、周りの友達に話してみたりしてみました。
すると、友達の中で趣味でコスプレイヤーとして活動している方がいて、その方が練習に付き合いますよと優しい言葉をかけてくれて、初めての人物撮影を行ないました。
その時、練習に付き合ってくれた友達が、人物を撮る時に気をつけたら良い事をいくつか教えてくれました。また、その時に初めて「写真を撮る時に構図を意識しながら撮る」という事も教えてくれたのです。
最初は「構図とは何?」となり、全く言われた時には理解が出来なかったのですが、以降に自分で写真の構図についてネットやYouTubeの動画で勉強をしたところ、少しずつ理解出来ました。
ここまで色々と書いてきましたが、ここまでの事をほぼ理解出来るまでに要した時間は、2年間ぐらいかかりました…。
ただ、ここまでのに2年間を振り返って、カメラの事が嫌いになったりせず、むしろどんどんカメラの世界に魅了されていきました。
そして、自分のカメラ生活に大きな変化となるレンズに出会う事になります。それは、撒き餌レンズとも呼ばれる「単焦点レンズ」です。
50mm F1.8の単焦点レンズでした。
それまで、何度か単焦点レンズという単語を耳にしてきた場面があったものの、実際に自分が使うという気にはならなかったのです。ですが、SNS等でアップされているポートレートと称される写真の多くが、「単焦点レンズ」を使って撮影している作品が多いことに気づいた事がきっかけで、「自分でも実際に手にして、単焦点レンズのようなボケ感のある写真を撮りたい」という気持ちが湧いてきて、購入しました。
この50mmの単焦点レンズとの出会いが、のちの自分のカメラスタイルに大きな影響を与えたのは言うまでもありません。
キットレンズでは味わうことが出来なかった「背景のボケ感」や「被写体を綺麗に撮る事が出来る」という事が、単焦点レンズでは具現化出来ました。
こうして、自分のこれまでのカメラ生活のうち最初の2年間は、「カメラの基礎知識を学ぶ、基礎技術を学ぶ」期間だったとしたら、その後の1年間は「単焦点レンズを通して、人を撮る事に注力した1年間」だったと思います。
という事で、自分が一眼レフカメラを手にして丸3年経過した事と、それまでの振り返りをnoteに文字として起こしてみました。
では、今現在の自分のカメラライフはというと?
これは、また後日のnoteにて書きたいと思います。
最後に、直近に撮影をさせてもらった被写体様の写真をいくつか紹介します。
それでは。