話の法則
友達と会うと冗談の言い合いになる。中高年以降になると、その中に自慢話が含まれていて、おれのほうがコレステロールが高いとか、おれのほうが老眼がひどいとか、そういう話で自慢合戦する。こういう自慢話は多分許される。私的会話だから、互いに許容している。
しかし、友達でもない人間が集まったときに、自慢話がちりばめられないと話ができないような人がいて、これは結構迷惑である。
ある状況下でどういう対応をすべきかという話をしていると、自分の過去の体験を直接語りだし、いかにすごかったかを話す人とか出てくると相当面倒である。この場合、その人の話が「今後の対応について」ではなく、自慢話が主要なテーマとなっている場合まである。
過去の直接的な体験だけを話す要因は、インプットがなしでアウトプットだけしているからだと思う。インプットが過去で止まっている。
ということで自分なりに考え出した話の法則は
「(自分が話したいこと)ー(自慢話部分)=(実際に話すこと)」
ということだと思う。私的な会話を別とすると、こういうことになる。
貫徹できるだろうか?若干心配もあるからいい負荷になるような気がする。