ボクがVOICE PIGGIESを始めたきっかけ
皆さん、こんにちは。ろーるすこーです。
突然ですが、皆さんはボクに対して”声優ヲタク”っていうイメージはお持ちでしょうか?
VOICE PIGGIESを通じてボクのことを知ってくれた方はそういうイメージを持ってくれてる人もいるのかもしれませんが、古くからのボクのアニクラ友達の方には、あまりそういうイメージが無かったって思う人も少なくないんじゃないかなーって、自分的には思ってます。
(違ったらごめん、今のは無かったことにして。元々ヲタクでした。)
とにかく、自分的には確かにアニメは好きだけど「自分は声優さんが好きだ」とは自認していなかったタイプだったんです。
なんでそんな人間がこんなパーティを始めちゃったのか?とか、そんな話をしてみようかなと思いまーす。
・VOICE PIGGIESの始まりについて
始まりには諸説あると言われていますが、高円寺の薬酒Barさんで遊んでた時に、たまたま声豚を開催させて頂いている渋谷Dimensionのスタッフさんと出会い、意気投合。
「ウチでなんかイベントやってよ〜」と頼まれたのがきっかけだと言われています。
(始まりについて語ると言っておきながらその辺の記憶が曖昧…)
まぁハコ側から「何かやってよ〜」というのは非常にありがたい話なのですが、その時の自分に何かあたためている企画やイベントの構想があった訳でもなく、社交辞令的な軽い気持ちで「声優楽曲とかやってみたいっすね」と答えたら
「声優!オレあんまし詳しくないけど…いいじゃん!やろうよ!」と話が盛り上がってしまって。
「その後どうですか!」「えっと……」みたいな押し問答を何度か繰り返して、いよいよ後に引けねえな〜というコトで開催したんですよね。実は。
なので全然1回きりのパーティのつもりでした…(笑)。
そんなこんなで『VOICE PIGGIES vol.1』は開催されたのでした。
1年前ですが、既に懐かしさのある告知ページ(上)。この情報量の少なさでよくお客さんが集まってくれたと思いますが、そこが声優ファンの熱量の高さなのかもしれない。
・イベントコンセプトやデザイン周りの話
コンセプトは至って単純。
「声優さんの声が聞きたい」
これに尽きます。
これは多分、他の声優楽曲系パーティを主催してる方も同じなんじゃないかなと思います。
ただ、自分も声優さんの曲とか好きでしたが、別に詳しい訳じゃなかったです。
自分の好きな声優さんの曲は一通り聞いてる感じでしたが、声優さんが歌う良い曲にはそこまで明るくなかったです。というか今もそう。
それでも、なんとなく「声優さんの曲って良い曲が多いよな〜」という印象はあって、アニクラでも「曲名知らないけどなんだコレめちゃくちゃいいな!」ってなった曲を後でDJさんに聞くとだいたい「〇〇って声優さんの曲だよ〜」って事が多くて。
ただ、そうやって声優ファンの人の話を聞くたびに熱量がスゴイというか、芯が太いな〜って痛感して「自分なんて…」と思ってしまう事が多かったんです。基本ネガティブなんで。
他の声優系パーティのイベンターさんなんかもやっぱりとてもアツい方が多いなって思うし、イベント自体もめちゃ盛り上がっててヲタクたちの「うおお🔥🔥🔥」っていう熱量とか愛を感じるものが多くて。
自分は多分そこで勝負しても負けちゃうな、っていう想いがあったので声豚ではあえて外した部分ではありました。
要するに、声優とかアイドルヲタクにも色々タイプはあると思うんですけど、自分はあまり”現場系”ってタイプじゃなかったんですよね。
どちらかと言えば”楽曲派”みたいな。リスアニTVで渡辺翔さんのインタビューとか見て「そり〜〜〜!!」とか思ってるタイプでした。自室で。
だから「声優の本質は顔じゃない、演技だろ」とか思っているし、某パラダイスみたいなグラビア誌は俗っぽいイメージを抱いてました。
(でも可愛いから立ち読みしちゃう……!)
某表紙風のフライヤーがTwitterで意外と話題を呼び、全国の声優好きなアニクラ民に結構RTしてもらえました。第1回ながらお客さんがソコソコ来て頂けました。
だいぶ端折りますが、つまり某パラダイスは立ち読みまでだけど、VOICE GURLSは買ってもオッケーだったんです。ろるぴのボーダーライン的には。
分かってもらえるかな……、本の内容的にも楽曲について深掘りしていることが多かったし、オシャレじゃないですか。
ヲタクであることをステータスとまでは言わないですが、もっと(ヲタクである自分に誇りを持ちつつ)カジュアルに楽しめたらいいのになーとは常々思っているんですね。
この本はまさに自分がパーティメイクする上でめちゃくちゃ参考になったし、イベント名もここからサンプリングしたし、フライヤーを表紙風にするっていうのもここからアイデアをもらいました。
『佐倉綾音とは正義』その通り!素晴らしい!
・ブッキングやパーティメイクについての話
さて、もうちょい続きます。
Vol.1のゲストには、Re:eくん、のわーるさん、さーにゃくん、01(れい)くんをお呼びしました。
Re:eくんとのわさんはマイホームグラウンドこと『中野雷神』でとても仲良くさせて頂いていて、呼びやすかったからというのが正直なところ。
さーにゃくんとは……、何で知り合ったんだっけ?(笑)。
とにかくユイオグラの強いヲタクだっていう印象があって、声をかけさせて頂きました。
そして、Vol.1を振り返った時の自分の中でのキーマンとなったのが実は01くんです。
01くんは最近は専らターンテーブリストとして活躍されていますが、自分が出会った頃はどうしようもなくナンジョルノが好きなヲタクって印象でした(笑)。
でも、最近ではバイナルのイメージが先行しがちで、久しぶりに思う存分ジョルノさんをやってくれないかなーと思ったことから、声をかけさせて頂きました。
その結果、スゴイ楽しい空間が生まれたんです。
やっぱり普段アニクラであまり聞くことのできない曲が思う存分流れる/流せる場所って必要だな〜と感じたんです。
それで言えばRe:eくんのプリリズオンリーというプレイも最高でした。
何よりその空間が居心地よくて「もう1回くらいやってもいいかな…!」という気持ちに自分をさせました。
しかし、結論から言えば現在ではブッキングにおいて「この人は〇〇担当」という考え方はあまり意識してません(全くしてない訳じゃないです)。
そういう考えに至ったのはVol.2の出来事でした。
正直、Vol.2は自分の中でも過去最高のパーティで、この間やった第5回が開催されるまでは、ずっと自分の中で「#声豚02をもう一度やりたい/超えたい」という気持ちでパーティを続けてきたくらいです。
(#声豚05はマジで良かったし、自分の中でやっと#声豚02を超える事ができた。本当にナイスパーティでした…)
偶然の産物で自分の中の理想の『VOICE PIGGIES』が形作られたのがVol.2で、そのパーティをもう一度行うために挑戦しつづけて来ました。
そして前回のVol.5でその形作りがだいぶ見えてきました。
再現性を持ってナイスパーティができる自信が自分の中に芽生えました。
ナイスパーティを生む要素とは?
そしてそれを気づかせるきっかけになった#声豚02とはどんなパーティだったのか?
次回は、そんな話をしていきたいと思います。