アマガミを好きすぎる人たちが集まってDJをした時の話
皆さん、お元気ですか?
私は2020年最後の日にnoteを書いてます。
はじめましての方は初めまして、アニソンでDJをしている「ろーるすこー」という者です。
本日は去る、2020年12月21日に立川Gluck zweiさんで開催されたアマガミSS放送10周年記念の"非公式"DJイベント『Short Stories』にてDJをさせて頂いた件について話していきます。
どんなイベント?
私の知人でもあるデスレイクドライブ三谷さん(通称:デスドラさん)主催のアマガミSS放送10周年を記念した、ファンによる非公式DJイベントとなっております。
デスドラさん本人はDJこそされないものの、アニクラによく遊びにきていて、それこそ自分なんかよりもアニクラバー(アニクラ+クラバーの意)としては遥かに玄人な方だと思います。
何度か自分が出演するイベントに遊びにいらしてた事もありますし、自分がアマガミを好きだ!という事も存じて頂いてたので、DJとしてオファーを頂けました。
アマガミと棚町薫について
まぁ、これを見てくれてる人にとって『アマガミ』が何であるかを説明する必要は皆無かと思いますが、大好きな作品なので「なにが優れているのか?」というポイントも含め、説明させてください。
『アマガミ』は、2009年にエンターブレインから発売された、PlayStation 2用恋愛シミュレーションゲームソフト。インターネットラジオ番組を皮切りに、ドラマCD化や漫画化といったメディアミックス展開が積極的に行われ、2010年と2012年の二度に渡るテレビアニメ化にも至った。
引用_アマガミ(wikipedia)
原作はプレステ2のギャルゲーで、アニメ化もされており1期2期まであるよ。という程度に理解していただけたら幸いです。
一応作品の設定としては千葉県の銚子が舞台となっていて、時代も1990年代後半だと言われています。まだ携帯電話が広く普及する前の時代の話で、今(発売当時より後の現在)のようにコミュニケーションが綿密に取れないからこそ発生するすれ違いがもどかしかったりしちゃうヤツです!
▲作品の時代背景について、明確に〇〇〇〇年!と明かされてはいないのですが、こちらのブログでは1999年ではないかと推察。裏付けもしっかりしていて納得させられちゃいました。
後ほど読み進めていく上で必要になってくる楽曲関連の知識としては、まずゲームの方のキャラクターソングシリーズが各ヒロイン(6名)+塚原先輩(攻略対象外キャラ)、梅原(主人公の幼馴染の男子)、麻耶ちゃん先生(担任)さらに隠しキャラの美也(主人公の妹)と上崎(主人公のストーカー)に1曲ずつと、ゲーム自体のエンディングテーマソング(メインヒロインの絢辻さんが歌う「ずっと、このままで…」)があるので計12曲。
TVアニメの方が、1期(全26話)はEDテーマが隠しキャラ含めた攻略可能な全8キャラのキャラソンとなっており、カップリングが加わって全16曲と、これに更にプラスで1期OPテーマがazusaさんの「I Love」と「君のままで」、2期OPの「Check my soul」とEDの「告白」が主だった音源になります。
その他にもEDテーマとは別でキャラソンが複数存在しています。
「For You…」というアルバムでは上崎だけハブかれた7キャラの合唱曲+各キャラで全8曲、さらに別でazusaさんが作詞(一部作曲も)したキャラソン「always」シリーズが存在。こちらもなぜか上崎だけハブかれた7キャラに1曲ずつで7曲あるので、こちらも含めて47曲。加えてゲームやアニメのサントラも含めたらまぁそこそこ集めるのが大変なわけです。
自分が1番好きなヒロインは、主人公との腐れ縁的ポジションの棚町薫さんなのですが、薫ルートを一行で説明すると、
「めちゃくちゃ気の合う友達がたまたま女で、この気持ちは友情なのかそれとも…?」
みたいな感じに訳せると思います。
アマガミを初めてプレイしたのは高校生の頃(10年前だからね…)で、その頃はそんなにアニメ見てなかったんですけど、だから逆に(?)周りに話せる人とかおらんくて、こっそり隠れてもう誰にも言わずにひっそりと薫と愛を育んでいました。
(いやはや、まさかこんなに長い付き合いになるとは……)
▲いち100は基本、東城派ですがその日のコンディションによって推しが変わります。(みんな可愛くて健気なのがいけない)
初見プレイで入ったルートが薫だったのですが、他のヒロインの全ルートもプレイした上で「わしゃやっぱり薫が1番好きじゃ!」となりました。
個人の価値観の話になっちゃいますが、自分は結婚しようが子供を産もうが、家族だって結局は他人!みたいな考えなんで、良い意味で親友みたいな関係性でありたいなと思うんですよね。恋人に対してもそうだし、自分の子供に対しても。なのでやっぱり1番しっくりきたルートだし、ヒロインでした。
アマガミの魅力のひとつに「(全年齢だけど)シナリオがド変態」という要素があると思っていて、正直おおっぴらには布教しずらい点は否めません。
だからこそ胸の内にアツく秘めたる想いをそっと隠し持った熱心な変態(アマガミスト)が多い作品だと思うし、だからこそ今になって当時出来なかったアマガミの話をたっぷり出来る機会を頂けたのは相当に嬉しかったです。
選曲について
さて今回のイベントに向けての選曲ですが、正直普通のアニクラのイベントとは全く異なるので、そういう意味でも忘備録として残しておこうと筆を執った次第。ここからが本題です。
今回自分が準拠したポイントとしては以下の3点になります。
①.アマガミの関連楽曲であること
(Ex:主題歌/キャラソン/劇伴曲
※キミキス/セイレンなどの姉妹作品も含む
②.棚町薫が当時聞いてたであろうJ-POP
③.(個人的に)棚町薫を連想してしまう邦楽曲
④.その他
①は先ほど説明した通りですので、割愛。
②ですが、コチラは90年代後半〜2000年にかけてのヒットナンバーから薫が聞いてそう…とか、カラオケ行ったら歌ってそうみたいな観点でチョイスしました。
▲アイドルマスターシリーズはカヴァー楽曲のチョイスの妙が光ってると思うのですが、まさにそんな感じのイメージです。
▲超余談ですが、とときんのpure snowが好きです。あと水瀬伊織のカプチーノ。
最後に③ですが、こちらは②から"時代縛り"を排除した、というイメージでしょうか。いやむしろ逆で「1990年後半に高校生だった薫が2020年に存在してたら、この辺の音楽は聞いてきてるはずだ…!」という、②よりもさらに業の深い妄想の産物と言ってもいいかもしれません。キモいですね。
④は本当にその他って感じで、他のギャルゲーとか少し雰囲気が近い作品からピックアップとか、そんな感じです。
実際のセットリスト
▲こちらが当日のセットリスト。関連曲が11曲なのでちょうど全体の1/3くらいですね。
▲iphoneのボイスメモなので音質は悪いですが、当日のガヤも含めて楽しみながら読み進めて頂けたら行幸。
ここからは実際のセットリストと同時録音した音源と共に当日の振り返りをしていきます。
自分の順番は4番手と真ん中辺りだったので、どんなBPMで渡されるかも予想できないし、いつもの通りもらったBPMから即興で展開させていきました。
自分の前のDJさんがmoppさんで、七咲のSIMP-RISMでパスを頂いた辺りから同録の音源はスタートします。
01 |
北風〜君にとどきますように〜 / 槇原敬之
会場から爆笑が起きてますが、自分が出番を変わる少し前に「マッキー聞きてえな!」という声が上がって、その流れを拾ったからです。
自分の次の番手でDJをされたはーちゃんさんが言ってる「なんなんこの服?」はぜひ上記PVでお確かめください(笑)。
世代的には②とも言えるんですが、個人的には④です。
02 |
kiss me / New Found Glory
完全に④です(笑)。
当日は私と薫のB2Bだったので、前述の②も③も実は薫本人が選曲してくれてたんですけどね。
後ろで薫がずっとヘソチラさせながら「ここにキスするんでしょう?」ってボクのことを煽ってくるんですよね。
それでカッとしてNFGのkiss meを使っちゃいました。
……というのは冗談ですが、デスドラさん含め結構ロックに造詣の深い方々がメンツ的にも揃っていたということもあり、少し変化球としてかけたかった次第。
03 |
ふたりふわりら / 桃乃今日子(CV:木村珠莉)
アマガミの9年後が舞台となっている実質的な続編「セイレン」の幼馴染ヒロイン今日子のキャラソンのカップリングになります。よって①。
ハイパー余談ですが、恋のセオリーはサビが桑田佳祐の波乗りジョニーに似てるんですよね!というしょうもない話で、当日私のVJを担当してくださったロンさんと盛り上がりました(実際、あとで流れた時にサビで映像出してた)。早くゲーム作ってください。
04 |
1/2 / やなぎなぎ
1stアルバム「エウアル」初回限定版特典CD収録。
川本真琴さんの1/2のやなぎなぎさんカヴァーverです。
この曲は自分的に②で、特に
「♫背中に耳をぴっとつけて抱きしめた〜」
という歌い出しなんかはまさに距離感が近くてボディタッチ激しめな薫にピッタリですし、その他も全体的に歌詞が薫っぽいから、絶対に当時聞いていたに違いない。
ちなみに本家は1997年にリリースなのでまさに世代だと思います。
05 |
ランデヴー / YUKI
こちらは③。
ジュディマリも含め、YUKIは絶対に薫が好きだと思うので数曲チョイスしていたのですが、BPMの兼ね合いもあってこの曲になりました。
同曲は2009年のリリースなので、アマガミ後のif世界線の話ですが、きっと薫はサビの最後の
歓びも哀しみも人の行く道寄り添っているから
笑わせたいな特別なキスの魔法で君を守ろう
という歌詞が似合うような、少し大人びたけども学生時代の頃から変わらずくだらないことでも笑いあってくれる素敵な女性になっていることでしょう。(③はどうしてもコメントがキモくなっちゃうんですが、耐えてください)
06 |
恋の天使 舞い降りて / やまとなでしこ
コチラは④。
アマガミ自体がクリスマスまで彼女を作るぞ〜!というゲームなのでクリスマス関連の楽曲としてチョイス。
キャンドルの炎揺れて
ジングルベル響いてくる夜
勇気出してこの想いを打ち明けたら
きっと叶うSpecial Night
永遠にLove for you
輝日東タワーでの告白のシーンを思い出しちゃいますね……😭
07 |
梅原正吉のテーマ / 岩垂徳行
原作ファンなら思わず「よっ、大将!」の声が頭によぎるBGMですね(笑)。
ギャルゲにありがちな情報通のクラスの男子ポジの梅原ですが、なんでこんなに和風なのかというと実家が寿司屋だからなんですよね。
このBGM聞くとちょっとホッとする自分がいます。ゲームに慣れてくるとスキップで飛ばしちゃってBGMが1周するまでじっくり聞くことも減るから、キッチリ曲が戻ってくるまで使いたかったです。
08 |
サンキュ / DREAMS COME TRUE
同録でも私が叫んでいますが、これは②の中でも特に薫っぽい…というかもう薫のキャラソンなんじゃないか?ってくらい自分の中ではしっくり来てる1曲です。
何も聞かずに 付き合ってくれてサンキュ
季節外れの花火 水はったバケツ持って
煙に襲われて走りながら
キレイ 涙目で言うから笑っちゃったじゃない
…来てくれてよかった
まさに薫との"悪友"感が漂う歌詞に「季節外れの花火〜」というワードも冬を連想させます。
実際にそうやって花火をするシーンは無いですけど、曲の1番を丸々聞いてたら「いや、あったかも?」と思わせる程度には薫っぽい曲なのではないでしょうか?2番まで丸々つかってます。
はーちゃんさんに「愛があるね〜」って言ってもらえたのがちゃんと伝わってて嬉しかったです。
09 |
White or Black? / 絢辻詞(CV.名塚佳織)
TVアニメ アマガミSS 21話〜24話EDテーマ「嘆きの天使」のカップリング。
裏表のない素敵な女性こと絢辻さんらしさ全開のキャラソンですが、これ作曲D.wattさんなんですね!(これ書くのに調べて今更気づいた)。
同録では遊びに来てくれてたらきたくんが絢辻さん好きだったらしくめっちゃ刺さってる声がします(笑)。
10 |
タイミング / ブラック・ビスケッツ
1998年リリース。
この曲も②ですが、どちらかというと薫がカラオケでよく歌っていそうなイメージでチョイスしました。
しかし、改めて注目して聞いてみると主人公に向けて薫が言いそうなセリフっぽい歌詞が節々にあったりもします。
当時、自分は5歳とかですけどブラビよりポケビ派だったので、TVでウリナリ見て、ポケビがシングル発売を賭けた対決で負けちゃったのがすごく悲しかった思い出があります(笑)。
11 |
プレゼント / 橘美也(CV.阿澄佳奈)
美也みたいな妹…おらんかな……。
当日はなぜか美也の曲がめっちゃ流れてて、実はみんな美也が好きなんじゃん!というのが発覚しました(笑)。
12 |
SHINE OF VOICE / Dream
TVアニメ「いちご100%」OPテーマ
前述の通り、ボクの青春はアマガミといち100でほぼ出来上がってると言っても過言じゃないので、アマガミくらい大切な作品…としてチョイス。区分するなら④ですかね。
いち100自体がギャルゲっぽいマンガでもありましたし、そっち方面で寄せた選曲ということで…。
13 |
想いの風はどこまでも / 棚町薫(CV.佐藤利奈)
ようやく薫の曲です(笑)。
自分の前にDJされていたmoppさんが薫の「風に吹かれて」を既に流していたので、別の薫の曲を…と思っていたら案外たどり着くまでに時間がかかっちゃいました。
でも自分が1番好きなのはやっぱり「きっと明日は…」ですかね。
14 |
あのね / 橘美也(CV.阿澄佳奈)
GluckのHi-RAOKAさんに「実は美也が好きなんじゃないんですか?(迫真)」と言われてしまってますね(笑)。
ええ、好きですとも。
というか逆説的に、美也が嫌いという人間がこの世に存在するわけがないじゃないですか。
▲ほらね
15 |
Distance / 棚町薫(CV.佐藤利奈)
https://www.amazon.co.jp/Distance/dp/B00FPLJTGK
多分、薫のキャラソンで1番"地味"な曲なんですけど、それが故に「今朝聞いたけど、改めていい曲だな〜と思った」とはデスドラさん談。
いや、でもその感覚は本当に素晴らしくて、この曲が他の薫の曲と一線を画すのは、ネガティヴな薫の一面と正面から向き合ってる1曲だからです。
実はazusaさんが作詞してるんですけど、薫の中にもある乙女心やジェラシーの部分をしっかりピックアップしてくれるのはさすがazusaさんだな〜、と思ってみたり。
16 |
Sweet memories / 松田聖子
Distanceの歌謡曲っぽい流れを汲みたくてチョイス。
薫の魅力って友達みたいに付き合いがよくて、だけどやっぱり女の子で…って部分だと思うんですが、そんな薫の一見ガサツに見えて実はナイーブな部分とかも今回のDJでは表現したくて、この辺りでちょっと雰囲気を落としていきます。
個人的に聖子ちゃんは親の影響で結構聞いてて、小さい頃から耳馴染みがある曲も多いのですが、中でも特に好きなのがこの曲です。
ちょっと年代としては古いですけど、薫も聞いてそうな曲ということで②。
17 |
制服 / 佐倉綾音
VOICE~声優たちが歌う松田聖子ソング~ Female Edition収録
最近リリースされたばかりの、松田聖子デビュー40周年を記念して作られた声優カヴァーアルバムから聖子ちゃん繋ぎ…ということで、あやねるが歌う制服をチョイス。
赤いスイートピーのカップリングとしてリリースされてる隠れた名曲なんですけど、テーマが"卒業"の曲なのでこのタイミングしかない!と思ってかけました。
BPMも一気に110くらいまで落ちてますね。感覚的には④です。
18 |
きっと明日は…(Nishikushi Bootleg) / 棚町薫(CV.佐藤利奈)
数少ない貴重なアマガミのRemix音源(特に薫は)。
本当に少ないので、せっかくなのでもう一曲好きなRemixを紹介します。
私の他にも薫が好きだって言ってる方がチラホラいらっしゃったので、少しだけ遠慮して(1番被りそうな)きっと明日は…はRemixを使ってみました。
19 |
うれしい!たのしい!大好き! / DREAMS COME TRUE
1989年リリース
この曲も②で、「純一!私の歌声を聞きなさい!」とか宣言して、カラオケで歌ってそうなイメージ。
同録でボクも叫んでますが、結局薫の何が好きって、一緒にいて「うれしい!たのしい!大好き!」だからなんですよね。
サンキュと同レベルでしっくり来てる曲で、「めっちゃ良い!」って言ってくれたらきたくんにちゃんと伝わってて安心しました(笑)。
この曲って2番入らないとうれしい!たのしい!大好き!って言わないんで、2番まで使ってます。
20 |
わがまま / 瀧川ありさ
TVアニメ「ドメスティックな彼女」EDテーマ
デスドラさんのおっしゃる通り、ちょい無理ある繋ぎでしたが、前述のように薫のナイーブな部分も表現したくてチョイス。
どちらかといえば③寄りの④。
21 |
ドーナツ / 戸松遥
Q&Aリサイタルのカップリング。
個人的にとまっちゃんの曲で1番好きな曲なので、結構色んなところで使ってます。
見えなくて寂しくて胸に穴が空いた
ドーナツみたいな全部愛に変えたい
大好きもやさしさもそこにあるの?みんな
忘れたことなんてないと歌えるように笑おう
この辺りは薫のネガティブ部分にフォーカスしたパートなんですけど、ネガティブの中からちょっとだけ前向きに意識が変わったことを予感させたくて、この曲をチョイスしました。こちらは④ですね。
22 |
眠れない夜を抱いて / ZARD
1992年リリース
ZARDも個人的には親の影響で大好きで、③です。
ゲームのアマガミにおける結構重要なシーンに、薫が自分の気持ちがただの友情じゃないことにお風呂に入りながら気付く、という場面があるのですが「眠れない夜を抱いて」はまさにそのシーンの画がパッて思い浮かんだ曲でした。
▲あらにゃんさんに「お前の妄想だろ」と言われましたが、アマガミは現実です。
▲これに関しては完全に同意です。
23 |
東京 / モクソン starring 佐藤利奈
中の人つながりで④です。
サトリナさんのラジオのEDテーマであり、純情ミラクル100%というマンガのイメージソングになります。
(全然違うこと喋ってますけど、正しくは上記)
24 |
棚町薫のテーマ / 岩垂徳行
またまた劇伴から、個人的には1番馴染みのあるBGMです。
薫関連の楽曲に関しては、moppさんがかけてくださった「風に吹かれて」を除くと、あと1曲「thanksgiving」があるんですが、それを掛けられなかったのが少し心残りではありますが、後続のDJさんに託すとします。
25 |
カブトムシ / aiko
1999年11月17日リリース
コレ、アマガミが1999年の世界を舞台とすると超最新曲ですね(笑)。
しかもクリスマス前のタイミングでこんなに薫の心境によりそった曲出されたら、そらもう絶対聞いてるでしょ…ということで②。
悩んでる身体が熱くて 指先は凍えるほど冷たい
「どうした 早く言ってしまえ」
そう言われてもあたしは弱い
この曲を聞いてひと月前くらいから、輝日東タワーでクリスマスの夜に告白しようかな…って考えてたとしたら、ちょっと泣いちゃいますね。。。
26 |
3月9日 / レミオロメン
▲堀北真希、若けぇ!
こちらは③。
2004年3月9日リリース。
今でこそ卒業式の定番ソングになっていますけど、そんな感じでしっとりと、ほのかにアマガミのクリスマス後の高校生活を感じさせるチョイスです。
27 |
minamo / 七咲逢(CV.ゆかな)
多分アマガミのキャラソンの中で1番人気と知名度が高いのが「恋はみずいろ」で、その次が「minamo」なんじゃないでしょうか。
▲本当に……
28 |
告白 / azusa
TVアニメ アマガミSS+ plus(2期)EDテーマ
SS+ plusは完全にオリジナルストーリーで、原作ファンからしたらこれ以上嬉しいことは無かったです。
毎週いつ薫回が放送されるのかとワクワクしながら心待ちにしていた記憶があります。
一応、なんとかアニメのEDで綺麗に着地させることが出来ました(笑)。
その他の曲
DJでは使わなかったけど、薫っぽいなという曲をいくつか紹介。
南風 / レミオロメン
これはデスドラさんもチョイスしていたんですが、完全に解釈一致で③です(笑)。
個人的にはCメロの
陽だまりの中 あくびが2つ重なって
真似したでしょと ふざけたりして
から入る大サビの辺りなんか、もう薫とオレの曲やん……と思ってます。
そうとしか聞こえません。
これが私の生きる道 / Puffy
PUFFYとかも絶対、薫好きだったと思うんですよね。
これもカラオケで歌っていそう…ということで②。
絶対サトリナさんにカヴァーで歌って欲しいもん。
ここでキスして / 椎名林檎
これもカラオケで歌ってそう〜!
特に2番
違う制服の女子高生を眼で追ってるの 知っているのよ
斜め後ろ頭ら辺に痛いほど視線感じないかしら
そりゃ私は綺麗とか美人なタイプではないけれど こっち向いて
もはや、自分が薫にそう言われたいというレベルなので②というか③かも……。
遥か / スピッツ
自分が1番好きなロックバンドがスピッツなんですけど、この曲はどちらかというと自分から薫へのアンサーソング的な意味合いで③。
この曲は2001年リリースなので、お互い大学とか進学してる頃合いかと思うんですけど、高校の頃よりは少し疎遠になったりしてて…みたいなシチュエーションを想像してチョイスしてました。
ユメミテイタイ / YUKI
薫とは中学の頃からの腐れ縁…という設定な訳なんですけど、この曲に関してはコレまでと逆で、薫との未来というよりは中学時代の関係性みたいな部分を想像しての選曲。
泣かないで またひとりよがり
恋に破れたとか 魔法が解けたとか
まだラッキーよ 私がいるでしょ
ごまかすのやめようよ
星空 スキップして帰ろう
2人は友達よフレンズ
丁度いいくらい ほどほどの距離を保っていられるね
言わないで神様 まだ遊ばせてて
夢 ユメミテイタイ
指の先までひっそりと内緒話
夢 ユメミテイタイ
ボクが言わんとしてることは、1番で丸々語ってくれているのですが、こういう感じの関係だったらいいな〜という妄想で③です。
最後に
今回は45分と少し長めにお時間頂いてたので、やりたいことやり切ることが出来ました。
また、DJを聞いてくださった方も手練れが多くて、自分が言わんとしてたことをキャッチしてくださってて、本当に嬉しかったです。
▲皆さん、本当にありがとうございます。
SNSだけじゃなくて、DJ中も温かい声援(ヤジ)をくださったり、やっぱり人と対面で会話をするようにやるDJが1番楽しいです。
実は2019年のDJ納めも薫とデートするなら…みたいなDJをしたのですが、まさか2020年のDJ納めも薫との妄想B2Bになるとは(笑)。
他のDJさんの選曲も「こういう解釈か…!」と参考になることがありましたし、くだらない話もたくさんして、本当に楽しかったです。
▲確かに桜井さんだが、ミスチルは梨穂子のキャラソンではないんだよな…
また、今年も色々とnoteで綴ってきましたが、いつも読んでくださっている皆さまにお礼もせねばなりませんね。
個人的な話になりますが、フリーランスのインタビュアーを生業としておりまして、普段は自動車関連の記事を執筆したりしているのですが、最近少しずつではありますが、アニメ関連のお仕事もさせて頂いているので、そちらは記事が公開されたら自分のTwitterの方でお知らせすると思います。
もし見かけましたら、ご一読そして拡散にもご協力いただけたら幸いです。
来年も、何卒よろしくお願いいたしますね。
▲ちなみにこんなライブレポートや、新譜リリースのアーティストインタビュー、新作アニメのキャストインタビューなどやっています。もしご用命があればご連絡ください!