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【ローラースピードスケート留学】 世界一の競技力を誇るコロンビアで1年間学ぶ! 

ご挨拶・自己紹介

初めまして!
ローラースピードスケート日本代表の川口哲平(カワグチ テッペイ)です。
大阪府豊中市出身の21歳です。

現在は,桃山学院教育大学を休学し、スケート留学に向けて準備しています。普段は,ローラースピードスケート選手として兵庫県伊丹市にあるローラースケート場を拠点に活動しています。2017年から日本代表として,世界選手権やアジア選手権に出場しています。

一番左が私です。(笑)

9歳の頃に兵庫県市立ローラースケート場で練習を行っている地元クラブ(Itami Speeed Club)の練習風景を目の当たりにし,「カッコいい!」と思い始めたのがきっかけです。そこから,ローラースピードスケートの魅力に浸かり始めて,今年で競技歴12年になります。

○主な戦績
ジュニア時代
2018年
4月 全日本選手権 1000m,5000m,10000m 優勝
4月 JOCジュニアオリンピックカップ受賞
5月 全日本選手権 20000m 優勝
8月 アジア選手権 500m, 3000m, 10000m 4位
2019年
4月 全日本選手権 1000m,10000m 優勝
4月 JOCジュニアオリンピックカップ受賞
7月 世界選手権 10000m 16位

シニア時代
2022年
4月 Federation Cup 200m, 500m, 1000m, 10000m 優勝
2023年
4月 Federation Cup 500m, 1000m 優勝
5月 全日本選手権 200m, 500m, 1000m, 10000m 2位
6月 Federation Cup 総合優勝
9月 東京都連大会 200m, 3000m 日本新記録樹立


ローラースピードスケートとは

画像真ん中青いユニフォームが私です。

ローラースピードスケートとは、縦一列に並んだ車輪の付いたスケート靴を履いて1周200mの専用のトラックや市街地を滑走し、タイムや着順を競う競技です。
東京オリンピックでは最終選考まで残り、海外では賞金レースなども沢山開催されており、国際的に注目度を向上させてきているスポーツです。

留学中の様子などをSNSにて発信予定ですので、見ていただけると幸いです。
Instagram
https://instagram.com/teppei_jpn/
Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011924509125


これまでの歩み

私のスケート人生での夢は、Itami Speed club(地元クラブ)のメンバーと共に世界選手権に出場することでした。しかし、コロナや色々な問題が起こり、今では叶わぬ夢となりました。正直、共に世界を目指していたメンバーがそれぞれの道へ進むために、チームを辞めていってしまう光景は、自分勝手だと分かっていてもスケートを辞めたいと思うほど、辛いものでした。

ですが、新しいチームメンバーやスケート界に関わっていく中で、新たな気持ちが芽生え始めました。それは、未来ある子ども達がローラースピードスケートをずっと続けられるように、このスポーツを日本でメジャー化させたいという気持ちです。

そのために、まずは自分が国際大会で結果を残すこと、また今後のスケート界のために選手強化方法や初心者教室の運営ノウハウについて、スケート留学を通じて学びたいと考えています。

そして、そんな私の気持ちを叶えることができるチャンスを、今年の6月に「トビタテ!留学JAPAN」の第15期生として合格を頂いたことで掴むことができました。

トビタテ!留学JAPANとは、文部科学省が行う企業からの寄付により様々な分野での海外へ留学を志す大学生に向けた返済不要の留学奨学金制度です。


なぜ、スケート留学を行うのか


それは、未来ある子ども達がローラースピードスケートをずっと続けられるように、日本でローラースピードスケートを「メジャー化」したいからです。

現在、ローラースピードスケートはコロナ禍以降、競技人口は減少傾向にあります。加えて、日本代表クラスの選手でさえ、世界選手権や国際試合に出場するのにかかる費用の大半は、ほとんど選手自身が負担している状況です。そんなスポーツとして苦しい状況を打破したいと考えています。

そのための手段として、日本人選手が世界戦でメダルを獲得することが絶対条件だと考えています。同じローラースポーツであるスケートボードで、日本人選手が2021年東京五輪で金メダルを獲得し、日本の「スケボーブーム」の追い風となりました。このことから、多くの人がローラースピードスケートに興味関心を寄せる第一歩としては、世界戦でのメダル獲得は必要であると考えています。


スケート留学を通じて学びたいこと

本留学の目的は、この競技を練習環境、競技力共に世界随一と評価されるスポーツに成長させた「コロンビア」で
①世界戦、国際大会でメダルを獲得する選手になること。
②次世代の選手を育成するための選手強化方法を学ぶこと。
③知名度向上のための初心者教室運営について学ぶこと。
以上3点をスケート留学を通して学び、日本で普及、実践することで、ローラースピードスケートのメジャー化への第一歩を踏み出したいと考えています。


1年間の留学を通して実現したいこと

今回のスケート留学では、2023年11月から2024年9月までの約1年間、歴代金メダル獲得数1位を誇るコロンビアのプロチーム(Talentos de Antiquia Club)に在籍さして頂き、選手強化方法や初心者教室運営について学びます。

在籍予定のコロンビア、メデジン、現地プロチーム、インスタグラム  https://instagram.com/clubtalentosdeantioquia


なぜ、数多あるスケート先進国の中でコロンビアに行くのかというと、コロンビアはジュニア、シニア、男女関わらず、どの世代も継続的に強い国です。その根拠として、今年開催された世界選手権では圧倒的なメダル獲得数を記録しました。

2023年度、世界選手権メダル獲得数ランキング



一方、他のスケート先進国は一人のスター選手で成り立っている印象の国も多くあります。なので、コロンビアより選手強化の面で優れている国はありません。だからこそ、コロンビアで学ぶことに意味があると感じています。

また、日本人スケーターがまだ誰も渡航経験がない未開の地であることが私の挑戦したい気持ちを掻き立てました。

そして、コロンビアの中でも継続的に良い結果を残しており、初心者教室には一番力を入れて取り組んでいるTalentos de Antiquia Clubで、約1年間在籍さして頂き、①〜③の実現を目指します。


留学応援Tシャツ販売について

今回留学を行うに伴って、応援Tシャツを販売させて頂くことになりました。製造費を抜いた売り上げが支援金になります。どうかご支援のほど、よろしくお願い致します!

【A】スポンサーシャツ

留学中に使用するワンピースにお名前が入ります。

【B】応援シャツ

費用の使い道

1年間の活動資金として

航空券費用 約40万(代表選考会の際に一時帰国するため、2回分の渡航費)
現地での生活費 約10万円/月
海外保険費用 約13万円
タイヤ等のスケート用品 約30万円
       計 193万円が必要になります。

このプロジェクトを通して、ご支援頂いた金額全額とトビタテから給付して頂く給付金と合わせて、約1年間の活動資金に充てさせて頂きます。


最後に

この留学プロジェクトを最後まで見て頂き、ありがとうございます。

このスケート留学を通して、私の夢である日本でローラースピードスケートを「メジャー化」を叶えるための大きな大きな第一歩を踏み出したいと思います!

また、今後コロンビアで学んだことをnoteに記載予定です。

ご支援・応援のほど、よろしくお願い致します。

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