無料のものだけを追う人々

こんにちは、森部です（@moribeimori）。

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先日こんなことを Twitter にアップしました

個人事業主として活動をしていると様々な人に出会うことになるでしょう。

そしてその中にはあなたの持っている技術や知識、経験というものを手に入れたいという方もいらっしゃると思います。

そういった中での出会いというものが個人として活動をしている上で大きな力となります。

しかしながら、時にあなたの行っていることをそのまま真似をしたいと思うだけでなく、無料で提供されているもの「だけ」に飛びつく人も少なからずいるのが事実です。

無料のものに飛びつくということが悪いことではありません。

しかしそういった形を見ていると心配になることがあります。

それは、「あなたが望む成果というものをきちんと出せていますか？」ということ。

先ほど言った無料のものにだけ手を出すのが悪いわけではないというのは、それが一歩進む大きなきっかけになりうるからです。

そして興味を持てば、さらにもう一歩、二歩踏み込んだ有料のものを購入すれば良いのです。そうすることで道は開けていくことができます。

しかし問題となり得るケースは「無料だから」、そういったものだけに手を出していくパターンです。

なんでこれが問題になるかと言うと、その人は一人からだけではなく、その他多くの方々から無料のものだけを手に入れて、次から次へと渡り歩いているからです。

一見勉強熱心に聞こえるかもしれません。

しかしながら、無料で提供されているものが一体どれだけ自分の中に根付くでしょうか。

僕自身も無料で PDF を配布したりしています。

それはこういった情報を提供することで誰かの役に立てるかもしれないということが一番大きな思いです。

そしてそれをきっかけにいま自分が行なっていることを変えていきたいと思い、僕自身がそのお手伝いをできると思っていただけるのであればサービスを申し込んでいただくことで、長期的な関係性を結んで行くきっかけとして利用しているものになります。

無料だからといって、全く役に立たないものを提供しているわけではありません。

しかしそれで十分かと言われると、あくまでもそれは切り取った一部でしかありません。

何か自分自身が抱えてる問題に気づいていてそれをどうにかしたいと思ったからこそいまある情報にたどり着いたのだと思います。

ということは解決しなければいけない問題があるにもかかわらず、それを表面上だけの無料の配布物だけで学び、わかった気になっているということが一番大きな危険をはらむことになります。

なかなか成果が出なかったり、上辺だけの知識で他のクライアントの相手をしてしまうというようなことが起こり得るのです。

無料 PDF を僕が配布している時にはメールアドレスの入力とお名前の入力をお願いしています。

それは今後真剣に長いお付き合いをして行けるかもしれないからそのためのコミュニケーションの一つとして、こちらからの情報発信を望んでいると思われるからご入力いただいています。

しかし、登録される中の方には偽名を使っていたり、あだ名を使っていたり、中には空白のスペースだけを打ち込んで名前は明記せずに登録される方もいらっしゃいます。

覚えておいてほしいことは、自分が誰かに行っていることは、必ず他の人もあなたに対して同じことを行っていきます。

はっきり言ってしまえば、これをするためにはこうしてくださいという約束事を破ることを当然として行なっている、ということはあなたのもとに現れる人も同じように平気で約束事を破る人が多い、ということにもなります。

それでは信頼関係が結べるまずはありませんし、良い形でビジネスを育てていくこともできません。

今現在結果が出ていないのも結局そういったところが問題となっているということに早く気づく必要があるでしょう。

仕事というのは信頼関係です。

信頼関係というのは約束事です。

それをどこまで自分自身が真剣に捉え形に変えて行くことができるのか。

そこに向き合うことができない限り世の中で必要とされることはありません。自分が望む仕事をすることもできません。自分が望む対価を得ることもできないでしょうし、 自分が望むコミュニティに所属することもできません。

ほんのちょっとのことで信頼関係というものは結ばれほどけていったりします。

無料のものにばかり目がいってしまう時は少し注意をしてください。

色々なものを比較検討するためにというのであれば良いと思います。

ただし無料のものだけを手に入れてそれが自分の抱えている問題を解決してくれるとは思わないでください。

それだけの行動力があるのであれば、比較検討をしひとつのサービスをしっかりとうけてみてください。

そうすることで、自分自身が何を行っていかなければならないかということがよく分かるでしょう。

ただし、気をつけてください。

有料のサービスを購入したからといって、自動的にあなたが望む結果が手に入るわけではありません。

どのようなものでも有料のサービスというのはあなたに対して道筋を見せてくれるだけのものです。

その道筋を歩いて行くのはあなた自身です。

あなたがその歩みを止めてしまう選択をするのであれば、世界最高の商品やサービスであっても何の役にも立ちません。

そのことを忘れないでください。

ここから先は僕が有料のサービスを選ぶ基準に対してお話をしていきます。