自分軸のススメ#2 外に出よう
自分のやりたいことがわからない。
いきいきして過ごしている人が羨ましい。
そんな風に思うこともありますよね。
そうするとなかなか外に出ていこうとしなくなったり、人に会うのが億劫になったりもします。
これは、自分を知らず知らずのうちに他の人と比べていることが原因。
「あの人には出来ているのに自分は出来ていない」
というように無意識な部分でその人と自分を比べてしまうから。
自分にとっての強みや長所を知るために一番有効な方法は実は多くの人にあうこと。
そして、同じタイプの人だけではなく、普段あまり接点がないような人たち、違う業界の人とあうこと。
そうすることによって、その人達との当たり前と自分の当たり前が大きく違うということがわかるから。
例えば日本にいたら日本語を話すことが当たり前で、自分の日本語は美しくないとか、語彙が少ないと感じて、発信をすることに躊躇したりするかもしれない。
だけど、例えばロシアにいたら日本語が話せるだけで「すごい!」となる。
花は木のことを見て
「どっしりとしていて、大きくていいな、自分もそうなろう」
そんなことは思わない。
それを見ている僕たちも、花はなよなよしているよね、なんて思わないですよね。
木も「花はきれいでいいな、、、それに引き換え僕は緑色の葉っぱがあるだけだ」なんて思っているわけもありません。
僕たちは花には花の良さ、木には木の良さがあることを知っている。
強みとか長所というのはそれくらい単純なもの。
そういった事に気づけるようになったら、自分の軸が見えてくる。
外に出よう。多くの人の「当たり前」に触れてみよう。
そしてそれが自分にとっての「当たり前」として受け止めるのでも、比較して落ち込むために受け取るのではなく、自分との違いを楽しんでみよう。
そういったことの積み重ねが自分の軸をつくっていってくれるから。