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【学童野球母】上達させたいなら親が手を抜かない!って話
子どもたちの投球動作を見ていると、時々「この子、変わった投げ方をするなー」と思うようなことがあります。
すると、週末の練習で親子でキャッチボールしている姿を見て「お父さんも同じ投げ方じゃん!!!」とびっくりしたことがあります。
やっぱり親子って似るんだなぁー
動きにも遺伝ってあるんだなぁー
なんて思ったりもするのですが…
目の前の人の動きを、自分のことのように感じる
脳科学の勉強をしている方ならわかると思います
「ミラーニューロン」
ただ単に親子だから動きが似る。遺伝的に似る。
だけとは限らず…おそらく「ミラーニューロンが働いているんだろうなぁ」とも思っています。
目の前にいる人、特に一番多く一緒に練習をしている親や指導者の動きを無意識的に感じて、その感覚を自らに落とし込み表現する…
そんなことが起こっていると思われます。
気になって幾つか論文をあさりましたが、
やはりスポーツの場面でも、目の前や周囲にいる人の動きに対してミラーニューロンが賦活されることが分かっているようです。
子どもの前で手を抜かない
こういったことを考慮すると、野球練習に励む我が子はキャッチボール相手である私を見て、無意識的にミラーニューロンが働いている。
私が、パチン!ときれいな音を鳴らして捕球をすれば、その気持ち良さを息子もあたかも自分が気持ち良く捕球したかのように感じ、それを再現しようとする。
私がショートバウンドで捕球をすれば、その絶妙な間の取り方の中で捕球した気持ち良さを、息子があたかも自分が上手く捕球したかのように感じられ、それをまた再現しようとする。
キャッチボール相手は誰だろうと、お手本であるかもしれないし、共感することの出来る人。
だから手を抜かないこと!
親が野球上手なことはアドバンテージ
今までの話からすると⋯
やはり、目の前に素晴らしいお手本がいることはアドバンテージだよな⋯
私たち夫婦は全く違うスポーツをやってきたので。
だから、我が家は息子の野球練習と言いつつ私も夫も上達したい!って気持ちで一緒に練習しています!笑
私じゃミラーニューロンを賦活させられない!
今は8歳の息子と楽しく野球練習をしていて、私もなんとか食らいついているので、それなりに息子のミラーニューロンも賦活してくれているだろうと思うのですが⋯
そのうち一緒に練習なんてしてくれなくなるだろうし⋯
そもそも息子の練習相手には物足りなくなります。
あぁ、もう私の役目は終わりか⋯
と悲しむ必要もなく、息子のことを思えばミラーニューロンが賦活しやすい人と練習をした方がいいんです。
楽しい!
嬉しい!
知りたい!
もっと上手になりたい!
そんな好奇心が強ければ強いほどミラーニューロンが賦活されるとも言われています。
大好きな友達や仲間と練習した方が楽しいでしょうし、憧れの先輩と練習した方が嬉しいでしょう。
凄い!と言われているコーチから教えて貰えれば「もっと知りたい!上手くなりたい!」って気持ちが強くなるはず。
やはり「好奇心」がスキルアップには必要ということ。
また、映像を観ることでもミラーニューロンが賦活される報告もあるので!
憧れの選手のプレーを動画で観て学ぶっていうのはスキルアップに効果的かもしれませんね!
今後、息子の成長に沿って私の役割も変わっていくけど⋯成長に合わせて色々なサポートの仕方がありそうですね!