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「森 令二・清川 廣樹 二人展 -土と漆-」に代表の清川が参加しました

2021年12月1日(水)〜8日(水)の間、東京・お茶の水「アートギャラリー884」にて開催の「森 令二・清川 廣樹 二人展 -土と漆-」に、代表の清川が参加しました。

陶芸家・森 令二氏がライフワークとして制作されている馬香炉(ばこうろ)に、漆芸の技術で装飾を施す「陶胎漆器(とうたいしっき)」の作品を発表しました。

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森令二氏・清川より展覧会開催によせて
「土と漆」

陶磁器を素地に漆を施した作品が「陶胎漆器」です。
陶芸と漆芸の出会い。その歴史は大変古く、そのルーツは縄文時代にまで遡ると云われています。
野焼きで焼いた土器に漆を塗って強度を高めた「器」は、縄文時代の他の出土品の中でも保存状態が良いままで発掘された物が多いそうです。数千年も朽ちることなく、その姿を残せる漆のパワーには驚嘆させられます。しかしその後、奈良時代から平安時代にかけてより保護力の高い釉薬の普及により廃れていったとのことです。

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今回の展覧会では、焼き締めの陶器に日本産の漆を施し、その上に蒔絵・螺鈿などをあしらい新たな「陶胎漆器」陶漆技法の復活に挑戦しました。
それがこの馬香炉です。木質にはない陶器ならではの丈夫さとフォルムに漆ならではの美麗な世界を感じていただければ幸いです。
これらの作品を通じて消えつつある日本が誇る伝統工芸の存続・手づくり文化の大切さを世界へ向けて発信を続けて行ければと思います。

森令二  清川廣樹

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展覧会概要

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アートギャラリー884
東京都文京区本郷3-4-3 ヒルズ884 お茶の水ビル1F
電話:03-5615-8843
営業時間:11:00 - 18:30
定休日:毎週月曜日、展示会以外は日曜日・月曜日・祝日

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