20年ぶりの『アリー my Love』
昨年末にスターウォーズ『クローンウォーズ』のガイドブックを見つけた際、他のドラマなどのガイドブックを探して、どうやら2014年頃以降にはドラマなどのガイドブックが発売されていないらしいことを投稿しました。
さらに英語学習の定番ドラマのガイドブックなども調べてみたのですが、書籍として入手できるのは流通在庫がある今がほぼ最後の時代かもしれない、ということを別の投稿としてまとめました。
アリー my Love
上記のどちらの投稿でも触れていますが、『アリー my Love』は昔はNHKでもやっていたほどに日本でも人気で、アメリカでは1997年から2002年に放送されていたドラマでした。
弁護士事務所を舞台にしつつもコメディのようなキャラいじりなどがあまり受けていないのか、ストリーミング・サービスなどでも提供されていないようです。
2023年2月下旬に、Disney+のラインナップに上がっていました。
消されてしまわないよう、早速見てみることにしましょう。
アリー my Loveの内容
ハーバード大学を卒業して弁護士になったアリー・マクビールがボストンの弁護士事務所で務めながら、幼馴染で元恋人の同僚をはじめとした仲間たちとの恋や友情を描いたコメディドラマでした。
弁護士が主役ということもあり、ドラマの中での事件を通した社会問題に向かい合ったりしつつも、事務所の同僚や仲間との人間関係をコミカルに描写する演出など女性に人気と言われていました。
アリー・マクビール=キャリスタ・フロックハート
主人公のアリー・マクビールを演じるのは、キャリスタ・フロックハート。
現在はハリソン・フォードの奥様でいらっしゃいます。
最近では2015年からスタートした『スーパーガール』で「キャット・グラント(キャサリン・グラント)」役を演じていました。
ちなみに、キャット(キャサリン)・グラントは、『スーパーマン』のコミックに1987年から登場する人物で、ディーン・ケイン/テリ・ハッチャーの『LOIS&CLARK/新スーパーマン』や、トム・ウェリング/エリカ・デュランスの『Smallville』にも登場しています。
個人的には、『LOIS&CLARK/新スーパーマン』のキャット・グラントはなんと言いますか、針が触れきってしまっていたように思います。キャリスタ・フロックハートのキャット・グラントとは性格も何もかもが全く違いますし、これは同じキャラクターなのか?と首を傾げるほどでした。
閑話休題。
FriendsやFull House
英語学習の定番として取り上げられる『Friends』は1994年から2004年、『Full House』も1990年前後にスタートし、『Friends』は1987年から1995年に放映されていたドラマです。
『Friends』はの放映期間中に『アリー my Love』がスタートし5シーズンで先に終了しています。
これらの2作品は、今でも新規のコンプリート・ブルーレイ商品が発売されたりしています。『Friends』に至ってはプレミアムBoxまで出てます。
しかも、プレミアムBoxと通常版の値段の違いもほとんどありません。
『Full House』は、プレミアムBoxのようなものはありませんでした。
これは冒頭に投稿した「古き良き時代の公式ガイド:To Buy or Not To Buy...」でも記載していますが、『Full House』については公式ガイドも発売されていません。
ブルーレイ商品も1シーズンが1枚のディスクに収録され、全8シーズンが8枚の簡易パッケージしかありません。
多分、画質自体はDVDとあまり変わらず、ブルーレイの規格で1枚で1シーズンが収録できたということかと思います。
『アリー my Love』リブート?
約一年前ほどですが、リブート企画のニュースも流れていました。
それだけ『Friends Reunion』や『Fuller House』などと同じ程度には、人気があると思うのです。
しかしブルーレイが出てないのは、マーケットでのニーズが弱いのかな?とは感じています。
20年ぶりの『アリー my Love』
昨年末の2本の記事を投稿したのち、久しぶりに『アリー my Love』でも見ようと思ったところ、ストリーミングサービスでも提供されていませんでした。(上述の通り、2023年現在、Disney+で提供されています。)
ディスクを調べると、日本語字幕付きのDVDコンプリートボックスが今でも入手可能です。2016年の発売ですね。
一方、アメリカのAmazonでも発売されていますが、DVDでの「リージョン設定」は割ときちんと機能しています。
幾つかダメ元で買ってやっぱりダメだった経験も結構ありますので、万人に向けて「視聴可能」とは断言できません。仮に視聴できなかった場合の返品のハードルもあります。
しかも、この『アリー my Love』に限って言えば、本体価格200ドル、日本への郵送料40ドルと、珍しくアメリカから買う方が本体価格だけでも高い、という稀有なケースです。
この機会に「そうだ!『アリー my Love』買っておこう!」という方は、日本のAmazonから購入される方が良いと思います。
『Friends』や『Full House』と違って、法廷のシーンも結構あるので、よほど英語の実力がないと英語のみではきついと思いますし。
という訳で、年末に記事を投稿した後、「そうだ!『アリー my Love』買っておこう!」と思った私もDVDを買いました。
ちょっとずつ見ているのですが、昔、ちゃんと見ていたつもりでしたが、いくつかの印象的なシーンは覚えているものの、ストーリー展開は全く覚えていませんでした。
テレビで一回見ただけっていうのは、ほとんど記憶に残っていないものですね。また、アメリカの文化や英語の実力もほとんどなかったのも影響していると思います。
Bygones
英語表現と言えば、例えばシーズン1の第1話「Pilot(めぐりあい)」。
ビリーの奥さんのジョージアがアリーの事務所に訪ねてきて、そこにリチャード・フィッシュや、ルームメイトのレネー、そしてビリーまで入ってきてひと悶着起きそうな場面(起きてる場面かな?)で、何度も「Bygones」と使われていました。
日本では過去のことだ、とか水に流せ、みたいな状況で使われる単語ですが、こんなに何度も言われているとは。
それどころか前回見ていた時はそもそもなんといっているのかすら聞き取れてませんでしたし。
思い返せば、この「Bygones」も別なドラマを見ていて見つけた単語でした。見続けると慣れてゆくものですね。
5シーズン全112話もあるので、通して再視聴するのは結構ハードルがありますが、また少しずつ見直してみようと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメントなどいただけると嬉しく思います。