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04.デザインレビュー(動画)
サントリージン翠(SUI)『鍋には翠が ♪おいすぃぃ~なべなべスイスイの歌~』篇 30秒
https://www.youtube.com/watch?v=2JgwGswEefU
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【概要】
サントリージン翠(SUI)のテレビCM。
TVオンエア日:2023年10月21日
商品名:サントリージン翠(SUI)
出演者:夏帆/角田晃広 サントリージン翠(SUI) https://www.suntory.co.jp/wnb/suigin/
【コンセプト分析】
(目的)
・「ジンはバーで飲むもの」というイメージを覆し、居酒屋はもちろん家庭でも食事と一緒に美味しく楽しむ「新しいジン像」を作るため。
(ターゲット想定)
・20〜60代男女。お酒が好きな方。お家居酒屋がしたい方。
(訴求ポイント)
・出演者の美味しそうな食べっぷりと、キンキンに冷えたジンを飲む様子が食欲をそそる。
【動画の構成】
1. 居酒屋での飲食映像
2. キャッチコピー「鍋には、翠。」
3. 商品映像とロゴ
4. キャッチコピー「それはもう、流行っちゃうかも。」
【デザイン/その他】
・まずこのCMを見て、鍋食べたい!という気持ちに…この冬の寒い季節にはぴったりの広告だと思う。空腹時に目にする食品CMは、見る人の食欲をそそり、次に店頭で商品を見たときに「先日のテレビコマーシャルで見たやつだ」と、つい手にとってしまう。
・店内が賑やかで、料理も鍋なので親しみやすさがあるため、以前のおしゃれなBarの広告よりも、初めての方でも挑戦しやすいという印象を受ける。親しみやすい食べ物と組み合わせることで、ジンというお酒のイメージをBarで飲むものに限定しないように変えているという印象。
・映像の色合いがとても魅力的で、温かみのあるオレンジ色の照明に加えて、「ジン」のターコイズブルーやエメラルドグリーンのような色合いが映える。全体的な印象としては寒さや冷たさが感じられますが、アクセントとして照明のオレンジ味のある色を取り入れることで、フィルムカメラのような深みのあるおしゃれな色彩になっている。
・映像だけの秒数23秒の中で31カットもある。スピード感万歳なので見ていて飽きない。様々な角度のカメラワークや俯瞰の視点、動きのあるカメラワーク、アップなど、テンポの良い展開で楽しく見ることができる。
・0:06の翠ジンソーダのカット映像において、水滴がついていたりすることで、より美味しそうなみずみずしさを表現しているのが感じらる。(次のカットにはもう水滴がなくなっている笑) 食品の映像には、こういったより美味しそうに見えるための工夫が必要だと思う。