遂にいた裏ドラ
立直して和了すると裏ドラ何かなぁ…と心躍る。
形にもよるが、裏ドラが3枚乗ったら相当手の価値は急上昇。
立直ツモだと満貫、一発があれば跳満、さらに元々ドラ3であれば倍満。
やっぱりドラは手の価値を上げる特急なのである。
その裏ドラ、特に3枚以上に中々恵まれない選手がいた。
御存じ、園田賢選手である。
Mリーグ7年目、赤坂ドリブンズの絶対的エース。
卓上の魔術師の二つ名のように、他の選手にない様々な選択から和了し、
最近では最早漫談ともとれるインタビューも話題になる選手だ。
その園田選手だが、Mリーグの舞台では未だに裏3以上を和了できていない。
それどころか裏3以上を献上したことは六度。
本人もそれをネタにしてはいるが…なんなん、としか言えない。
(まぁ裏ドラこそ運…しか絡まないだろうからそらそうだ。)
そして遂に園田選手にその時が。
今日の第一試合の東2局。
2巡目で8pと西のシャンポン待ちという早すぎる立直をした園田選手。
一発で対子落としを選択した渋川選手から飛び出した西をとらえ、
裏ドラにいたのは…南。裏3和了の瞬間である。
SNS上では裏3!?園田プロが!!?
とまぁそういう声も飛び、祝福の声も上がった。
Mリーグ成績速報(非公式)氏によれば、
通算2,632局、裏ドラ捲った回数は271回に及ぶらしい。
そして同氏は最後にこうポストしていた。
「おめでとう!あと5回和了ってふりだしに戻ります!!」
なんなん?
って声が終局後聞こえてきそうだ。