きょうだい児が、じぶんを語る。
きょうだい児という言葉、
聞いたことありますか?⠀⠀ ⠀
障害者のきょうだいを指す言葉で、
私も元・きょうだい児です。
きっと、独特な生活環境があったり
共有できる部分もあったりなかったり
するのかなーと思います。
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でも、これってボーダレスに言えることですよね。
なので私は【障害は個性】
これを達観に近い形で感じています。
その上でいろいろ、
エピソードや、振り返りなどをして
自分と向き合うために
書き出していこうと思います。
では、さっそく。
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知的障害を持つ下の兄がいます。
私の人生や性格、価値観などは
完全に
彼をルーツとしています。⠀ ⠀
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知的障害者・児と共に暮らすことは、
想像を絶する事もありまして。
我慢、拒否、我慢、解放、
小学校は特に
そんな日々が多かったかなーと思います。
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でも!
今はアラフォーとなり
傷と向き合い
複雑な心に寄り添えるし、
過去の事象に納得して
ある程度説明できる語彙も
小学生よりは、
ずーっと増えました。⠀ ⠀
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冒頭でも触れましたが、 現在では下の兄の存在は
とても大きな幹として
私の人生に広がりを見せています。
クセ多めにね。⠀ ⠀
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でも。
社会に出て
個人での時間が増えて
充実させようと経験を重ねていくうちに
自分でいうのもなんだけど
これこそ
人間の魅力と呼ぶんじゃないかな。
くらい感じるようになってきたんですよね。⠀ ⠀
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あと。
最近気付いたのは、
母との関係を掘り下げていくと
ほったらかしにしてる
実家族との関係も
少し見えてくるんじゃないかなーと。
そんな風に思えてきたんです。
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なので、 下の兄との関係を書くつもりなのですが
母との関係の考察になってしまうかもしれません。
あるいは、時系列が前後するかもしれません。
でも書きます。
じぶんの為に。
やりたかったので。
やりながら進んでみたいので。⠀ ⠀
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あまり公表した事もなく
心のハードルを超えながらの作業になるので
稚拙な部分もあると思います。⠀ ⠀
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テーマ的に誰かが傷つく事も書くのかもしれません。⠀ ⠀
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あくまでも私のフィルターを通しての⠀ ⠀
複雑な過去の話なので、⠀ ⠀
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アラフォーの割に浅いなこいつー。
と、笑いながらでもいいのでね。⠀ ⠀⠀ ⠀
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ご高覧下さい。
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熱をもって綴るので
宜しくお願いします。⠀ ⠀
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私は、
大人になった知的障害者のきょうだいの皆さん、⠀ ⠀
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10代20代の真っ只中を生きる⠀ ⠀
きょうだいのお兄ちゃんお姉ちゃんも
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もちろん障害者が家族にいない人も⠀ ⠀
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一つ屋根の下で生きる事をイメージした事ない人も、
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読んで頂くことで⠀ ⠀
気付きの時間にしてもらえたらと思います。
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想像つくよ、というあなたにこそ
読んでもらいたい。⠀ ⠀
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では最後に
家族構成をお伝えして終わろうと思います。⠀ ⠀
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祖父、祖母
父、母、兄2人、末っ子の私
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下の兄 3歳うえ
水頭症、脳腫瘍を発症する。
手術の際、命と引き換えに知的障害を持つ。
重度。穏やか。奇声や暴力一切なし。⠀ ⠀
体格身長、180くらいある。大きい。⠀ ⠀
ホルモンの分泌の関係で、⠀ ⠀
日々の点鼻薬などは不可欠。
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祖父は優しく腕の良い大工職人。⠀ ⠀
祖母とケンカが絶えない。
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祖母はしっかり者。気がとにかく強い、強すぎる。⠀ ⠀
昭和のど真ん中、婦人会の会長までする強さ🌚
私をとても可愛がってくれた。⠀ ⠀
教育ママ。
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父は理系の会社員。⠀ ⠀
人付き合いが好きなのに下手で、苦手になった人⠀
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母は専業主婦。⠀ ⠀
ずっとバスケをしてきたので快活。
上の兄 4歳うえ
気が弱いが内弁慶
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