アマゾンのやらせレビューや怪しい商品にウンザリ、レビュー信頼度を分析してくれる「3rd mall」
家電やガジェットなどをAmazonで購入している方は、有名メーカーの商品と同等の見た目や機能性をうたいながら、値段が安い見知らぬメーカーの製品を見たことが幾度となくあるのではないだろうか。
そういった商品は「星評価」が高く、しかもレビュー件数も1,000件を超えていたりする。多くの購入者が良い製品と言っているのなら問題ないだろうと思って買うと、説明通りの性能を備えていなかったり、数日で故障するなんてこともある。
レビューもよく読んでみると日本語として不自然な表現が多かったり、購入者でなくても書けるような具体性に欠ける内容で高評価をしているようなものも。
そういった商品を購入して後悔することのないように、レビューの信頼性を分析してくれるアプリが「3rd mall」。
同じようなツールとしてよく知られているのが「さくらチェッカー」だが、Amazonのスマホアプリでショッピングをしている方には「3rd mall」の方が断然便利でおすすめ。
何が違うかと言えば、手順の少なさ。
【さくらチェッカーをスマホで使う手順】
1、Amazonの商品ページから「共有メニュー」アイコンを押す
2、「コピー」をタップ
3、さくらチェッカーを開き、コピーされたURLを貼り付け
【3rd mallを使う手順】
1、Amazonの商品ページから「共有メニュー」アイコンを押す
2、3rd mallアプリをクリック
3rd mallなら、別のアプリに切り替えるような作業も不要で一発で確認できる印象なので不便さを感じない。
評価はさくらチェッカーも3rd mallも同じく5段階評価。同じ商品で両方のアプリの診断結果を確認する作業をいくつか行なったところ、0.05〜0.3ほどの評価の差が出たくらいで、どちらのツールを信頼すべきか悩むほどの結果は見られなかった。
評価の低かった商品で実力を試した様子がこちら。まずはさくらチェッカーで表示された診断結果(パソコン画面をキャプチャ)。
次に3rd mallがこちら。
診断結果の詳細については、こちら。
なぜ信頼性が低いと判断しているか理由なども表示されるので購入するしないの参考になる。
ただ、注意点として、中古品やサプリメント、本、音楽、映像コンテンツなどの診断には対応していない。
Amazonはパンデミックから会員が増大し、世界中で2億人を越すプライム会員を抱えている。それに伴い、商品を出品する事業者の登録数も伸び、さらに商品数が増えている状況にある。
現在でも信頼性の低い商品を販売し続ける事業者は後を絶たないことが考えられるので、こうしたツールを使って賢くショッピングをしよう。
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