思考の抽象化から学ぶ感情コントロール
こんにちはRokuPです。
突然ですが、こんな悩みはありませんか?
「つい感情的になってしまう」
それは怒りであったり、悲しみから立ち直れないことであったりと、自分の感情を抑制することができない状態になることを指します。
今回は前回私が解説した、「感情の抽象化」から感情コントロールのマインドについて解説して参ります。
※前回の記事はこちら
思考の抽象化の概要
前回私が解説した思考の抽象化を図に表してみました。
感情が思考の抽象化であるならば、逆説的に思考は感情の具体化と定義することができます。詳しい説明は前回の私の記事を読んでほしいのですが、私は感情の本質を「思考の抽象化」、思考の本質を「感情の具体化」と呼んでいます。
感情のコントロール方法
さて、本日の本題である「思考の抽象化」を使い、感情をコントロールする方法ですが、結論から言うと「思考の抽象化」の反対のことをすればできます。
つまり、「感情の具体化」です。
感情の具体化
感情の具体化をするためには、言語化する必要があります。ではどうやって言語化すればよいのか?一番有効な方法は、自分の感情に「なぜ?」という問いを立てることです。
もし、イライラして人に怒鳴りたくなったとき、「なぜ自分はこんなに怒っている?」と問いを立て、答えを導き出して見て下さい。その答えがわかったなら、なぜそうなったかの原因の解明、なぜこんなことになったかの前提の確認など、徹底的に「なぜ」を使った言語化を行うことで感情を具体化し、思考に落とし込む習慣を身に付けることができれば、「感情の具体化」による感情コントロールができます。
この方法はイライラに限らず、喜怒哀楽といった感情にも有効です。これができるようになれば、常に自分の中での感情をコントロールすることができるようになっているでしょう。
思考の抽象化は可能か?
ここまでは感情を抑制する方法について解説して参りましたが、逆に感情を増幅させることについて少しだけ話していきます。
結論として、私はほぼ不可能ではないかと思います。
感情を増幅させるためには、さっきとは逆に思考の抽象化をする必要がありますが、その方法というものが、人間の無意識下にあるので、実質的に不可能なのではないかと思います。
まとめ
感情を抑制するためには、感情の具体化が必要であり、感情を具体化するためには、「なぜ?」という感情への問いと、言語化が必要になります。
是非機会があれば、実践してみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?