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【青梅線スイーツ】奥多摩駅前のジェラート

 
 晴れた日には、空が広いなぁと感じられるところに行きたくなります。それがぽかぽか陽気であれば、なおさらのことです。
 

奥多摩ジェラート3

 
 ということで、青梅線をひたすら下って終点の奥多摩へ。すでに車窓に青空が広がっていましたが、駅舎から出てふり返って眺めると、格別の景観です。ちょっと風は強いものの、心が洗われるような気持のいい自然の景色。
 
 こういうときは、スイーツです。それも、できればちょっと冷たいものを。駅前をうろつくと、すぐそばにある『氷川食堂』さんのジェラートの看板が目に入りました。氷川は、奥多摩になる前のこの終着駅の駅名です。
 
 とにかく、種類がすごいです。「本わさび」、「とうふミルク」、「バニラミルク」、「お抹茶」、「いちごミルク」、「マスクメロン」、「焦がしキャラメル」。それに、「日本酒」まで!
 
 山の終着駅にある「食堂」というと、ちょっとつげ義春的な古びた木造のお店を頭の中に思い描きますが、こちらはそんなイメージからかけ離れた、イタリアンといった感じの外観。入っていって、ジェラートを頼みました。

奥多摩ジェラート1

 こちら、「焦がしキャラメル」。食べる前から、いい香りです。

奥多摩ジェラート2

 季節の限定メニューもあったので、それも購入。「さくら」味です。ちょっと食べてからのショット。購入時はちゃんと尖がっていました。なにしろソフトクリーム関係は、先端が最も美味しいですから。
 
 すいた電車でのお出かけに、すばらしい景色と美味しいスイーツ。ストレスフリーの1日です。

奥多摩ジェラート5

 
 さらにローカルバスに乗って、奥多摩湖や日原などに足を延ばしてみたい誘惑にかられましたが、すでにお昼をだいぶ過ぎた時間だったので、やめました。もったいないなぁと、思いましたが……。
 
 駅舎に入って時刻表を見ると、間もなく発車の1本が。それを見送ると、けっこう待ちます。それで急いでPASMOを通し、通勤電車に乗るように駈け込んでしまいました。ここまでセッティングされているのに、人間なかなかゆとりある行動はできないものです。
 
 また来ようと思いながら、席に座りました。

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勒野 宇流
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