【スト5】レバーレスの練習でやってた事
Hitboxに代表されるレバーレスコントローラーを触り始めて慣れていくまでに行った事を記します。
レバーレス移行したは良いが、手の痛みを抱えたり、対空の精度が著しく下がったりした為、自分なりに解決方法を模索しました。
ゲームは格ゲーオンリーって人には今回の解決方法は不向きかと思います。
~この記事の対象者~
レバーレス移行に不安を感じている方
レバーレスでプレイ中に左手が痛くなる方
レバーレス移行で対空精度が下がった方
~はじめに~
まず、自分がどういう状況からレバーレスへ移行したかを話します。
スト5開始当初はアケコンではなくパッドでプレイしていたのですが、1ヶ月程度触った感じで「こいつは神ゲーだ」という感触を得ました。そこでパッドに慣れ切る前に、巷(ちまた)で噂の理論値最強デバイス、レバーレスコントローラーへの移行に踏み切ったって訳です。
~操作精度低下の不安はしなくていい?~
レバーレス導入後は、(恐らく万人が同じ道を辿ると思いますが)以前と同じコンボやセットプレイが出来るようにトレーニングモードに籠りました。ランクマやラウンジ等の対戦は、レバーレス導入から1ヶ月間は一切せずにトレモのみ行いました。
大体1週間程度、一日平均2~5時間程トレモに籠った結果、コンボやセットプレイについては以前と変わらずに出せる様になりました。
※「元々自分の操作精度が低く乖離が狭い」だとか、「キャラがガイル」だとか、「ギターを趣味として持っていた為、指が一般より動く」だとかいう部分で恵まれていた可能性があるかも知れません。
なので「まあ噂で聞いて想像していたよりは難しいもんでもないのかな?」というのがこの時点での感想でした。
~左手の痛みの解決~
痛みを覚えるまで
レバーレス練習において、トレモを一日平均2~5時間やっていました。「2~5時間って振れ幅ありすぎやん?」と感じると思いますが、実はこれには理由があります。
当時モチベーションの塊だった自分が2~5時間程度で切り上げていたのは満足したわけでも、飽きたわけでもなく、対戦してた訳でもなく、左手の甲に痛みを覚えたからです。
レバーレス導入で手が痛まない人もいた
自分と同時期にスト5を始めたピアノ経験のあるプレイヤーは何時間やっても全く痛みを覚えないと聞きました。
プロゲーマーのカワノさんもピアノ経験者で、レバーレス操作は初めから困難ではなかったそうで(うろ覚え)、ピアノ経験者は有利なのかもしれませんね。
痛み改善の為に行ったこと
いよいよ本題ですが、結論から述べますと、自分の取り組みが効果的だったかはわかりません。
しかし、レバーレス導入から4ヵ月ほど経った今では何時間トレーニングをしても左手が以前と同じように痛むようなことはなくなりました。時間を伸ばすとわかりませんが、少なくとも5,6時間で音を上げるようなことはなくなりました。
ーーーでは実際にやった取り組みです。ピアノ経験者は痛くならないという情報から、単純な指力が足りないと考え、こいつは使いました。
楽器を触る際の指力強化グリップってことで、こいつを隙あらば指が怠くなるまでガシガシやり、時間を空け、思い出したらまた怠くなるまでガシガシやる。です。慣れるまではすぐに怠くなるので時間は殆ど必要ないです。
注:痛くなるまでやる様なオーバーワークは危険だし逆効果だと思うのでちょっと疲れたくらいが良いと思います。
結論で既に述べてますが、効果があったかはわかりません。やってりゃ自然と慣れて疲れなくなるものだったのかも知れません。結果として今は疲れない指を手に入れたので良しとします。
~対空精度の低下の解決~
対空が出ない事に気付く
コンボ精度が以前のデバイスと同等に達したと感じ、ランクマッチを再開しました。
1ヶ月程度のトレモが功を奏し、立ち回りやコンボ精度の面ではむしろ以前より磨きが掛かったんじゃないかと、レバーレス移行の手応え感じ喜んでいたのですが、ここであることに気付きます。
『対空が出ない。』
立ち回りはそこまで苦労がなく、練習した連携、コンボを出す事は出来るのですが、対空等の相手に対応しなければならない行動は、反射的にあさっての方向へ操作してしまいガイルのサマーや屈強Pは、飛びを予測していないと出なくなりました。所謂、オート対空が全く出なくなったのです。
原因の考察
一般的なレバーレスコントローラーのキーは「↑」が下側に、「↓」が上側に配置にされています。対空は、相手の飛びを見た瞬間に脊髄反射で操作をすると思うのですが、反射的に下側のキーが「↓」、上側のキーが「↑」だと誤認識し、感覚的に真逆の操作をしてしまう事が、屈強Pやサマー等の上下操作を含む行動が咄嗟に出ない原因だと考えました。
対空精度向上の為に行ったこと
こちらもいよいよ本題です。例の様にこちらも結論から述べますと。これはかなり効果を実感しました。
上項の考察で述べましたが原因は「上下左右の配置に慣れず、感覚的な操作が出来ていない。」要するに「レバーレスに慣れてない」ってことです。対戦を重ねながら慣れていくことも出来るでしょうが、「前までなら出来てたのにー--!!!」、「見えてるのに指が反応してくれねー--!!!!落とせねー--!!!キーーーーーー!!」なんてキレ散らかしながらプレイを続けるのが自分には辛かったので、良い方法は無いかと考えました。
簡単です。要するに慣れるりゃ良い、慣れる為には触れば良い。
自分は格ゲー以外にも色んなジャンルのゲームをプレイするのですが、レバーレスと格ゲー専用デバイスと決め付けずACTでもRPGでも取り敢えずレバーレスでやってみることにしました。
ドラクエ的RPGのコマンド選択やマップ移動。
横スクロールACTのジャンプやしゃがみ操作。
上記の様な操作を他のゲームで繰り返し、感覚として「↑」「↓」キーの位置が馴染ませれば、スト5に戻った時に感覚的操作が出来るようになるっていう寸法です。
っとまあ、その結果は既に述べたように、実感出来るレベルで効果がありました。上下操作の感覚のズレが殆どなくプレイ出来るようになっていました。
レバーレスの「↑」キーを「ジャンプ」キーに見立てると良いという様な噂も耳にしたのですが、個人的にその感覚は合わず、RPG等で「↑」キーは「↑」キーとして操作することで、認識を強めた事が効果的だったと思っています。
~レバーレス移行で感じたこと~
メリット
意図しない斜め方向への入力が減る
つまり意図しないジャンプの暴発が減る
ニュートラル経由無しでサマーが打てる
上記の前2つはパッドでやってた時にホントに困ってた。
N経由無しサマーはレバーレスに変えたら簡単に打てるもんだと思ってたけど、ちゃんと練習が必要で、むしろサマーの難易度が前より上がった感覚。けど出せたら強い。クソ強い。うれしい。
~おわり~
以上レバーレス以降の際に行った自分の取り組みでした。
少しでも誰かの参考になる部分があれば幸いです。
~まとめ~
結局慣れ。格ゲーに拘らずデバイスそのものに慣れろ。