見出し画像

似ていない、けど一緒

スラムダンクの映画を観たら、
こんな感覚を味わうこと最近なかったな、
というくらい
とてもとても温度高めだった。
こんな熱いものを、最近観てなかったんだ!
って観終わってから気づいたぐらい
なんかすごい新鮮で、
近頃ない感覚を急にバッと浴びたというか、
そのせいかまだ全然忘れられない。

でもこんな漫画を、
小学生中学生の頃はたくさんたくさん読んでいて、それが毎日当たり前だったよな。
それで、
なんか独りよがりにも熱い気持ちになって、
学校に行って部活して、
なんか泣いたり笑ったりして、
楽しいことをしたいだけして、

ってしてたのにな~今やどうよ。
って昔を思い出して今の自分がとっても
面白くないかもな、って思ってしまった。

でもそう思う私が私の中にいることに、
気付けたことも良かったかも。

燃えてきたぜ~~~!!!!
って気持ちになるものを、昔はいっぱい摂取していたし、なんか周りにそれなりにあった。最近はそういう類のものが案外ない気がする。
私が読んでないだけかもだが。


改めてスラダンの世界を見てて思ったことの1つが、
「仲良しでもないし、バラバラだけど、1つのチームなんだよな、1つのチームになれるんだよな」って事。
別に仲良しこよしでもない。
感謝とかされても、別にお前のためにやってるんじゃない。
俺がやりたくてやってるんだ。
でも目標が一緒だから、
それ目指してるのは一緒だから、
自分は自分ができることをやるんだ。
みたいな。

バラバラだからこそ、チームになれるとも言えるのかもしれないけど。

私はああいうのがすごく好きで。
特に、「お前のためにやってるんじゃない」
って、感じ方と言葉が、好き。

そうなんだよね。別に人のためにやってるんじゃなくて、私がただやりたいからやってるだけなんだ、ってこと
結構あるんだよな~、っておもって。

でもそうやって、自分がやりたいことやってるだけだ、って思いでも、別に人と一緒に何かをすることは可能なんだよな。
人のためじゃなくてもさ。
人と一緒には、できるんだよな、って。

あと、
理由なんて聞かれてもわかんないけど、
なんかそうしたいから、とか
そうだと思ったから、
みたいな事も
べつに全部言葉で説明できなくてもいいのに無理に説明しようとするのも
不健康だ。
って思っていいんだよね、って。
なんか自分を許したくなった。

もちろん現実の場面で、他人に言葉で説明しなきゃいけない場面は必ずあるから、言語化するスキルも必要だろうし、

私は、
そういうことができる人の方がなんか強いっぽくて言い負かされて悔しい、と感じる現実事が何度もあって、何も言い返せなくて(言語化できなくて)泣くだけだった事が昔は結構あったから、
感じたことや考えを、
言葉にしよう言葉で説明をつけよう、
説明できなきゃ、と
力を注いだこともたぶんあったっぽいけど。
そのお陰で今は大分、昔と比べて言語化できる方になったとは思うけど。

別にそんな理由なんてもの
いつもあるわけじゃない。
いつも人に説明できるほど簡単な理由が
きちんと存在してなきゃいけないわけでも
あるまい。

と、なんかそんなことも浮かんだ。

大分スラダンから、
考えてることが離れちゃったけど。
もう1回読み直したいな、漫画。
好きなんだよなぁ。
今スラムダンクをもう一度感じられる機会が巡ってきて、
良かった。

いいなと思ったら応援しよう!