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驟雨に流る1【相談No.01】黒い服の女2

頭に残る情報を、書き出せる限り書き出してみる。
放っておくと、流れてしまう。

私を動かしたのは、あの日、“黒い服の女”に感じた気持ち悪さか。それとも、自分の中にある好奇心という名の“バケモノ”か。
無理矢理に理由をつけるのなら、“黒い服の女”が流して寄越したモノが、理由もなく私の中で“気になって仕方ない”という事実だろう。

あの体の痛みは、春驟雨の数日後に落ち着いた。それでも話を整理し始めると、軽く体の右側が痛む気がする。

“××の儀式”の手がかりがあまりに少ない。
気になることと言えば、「土着の呪いにかかっている」という占い師の話。
信じていいものか。…占い師の私が。

この構図、気持ち悪くて、気持ちいい。


続き:
『驟雨に流る』1【相談No.01】黒い服の女3 ここから


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