土地規制法が成立
残念ながら、成立してしまいました。12万を超えるツイッターデモが行われ、国会前で座り込みがあったにも関わらずです。もはや、この政権は国民の声に耳を貸す気はないということでしょう。
一度できてしまった法律、山添さんが言われる通り、運用させない戦いを続けていくしかありません。
この法案成立を自民党が急いだ理由として、元朝日新聞記者の鮫島さんは、選挙対策としての「イデオロギーの左右対決」にあったと言います。
そうであれば、自民党の思惑は失敗するかもしれません。そもそも、この法律は左右間ではなく、政権と国民の問題です。政権が居住者を調査することができるのですから。そこに住む人は右だろうが左だろうが、監視対象になるということです。つまり、左右ではなく、結局は上下の対立なのです。そのことに国民が気づくのはそう遠いことではないでしょう。
野党は、この法律を前面にだして選挙戦を戦わなければよいのです。格差解消とコロナ対策、この二つで十分与党を追い詰められます。むしろ、国民の関心がそれほど広がらなかった土地規制法を争点にしても、なんのメリットもありません。そして、政権交代がなったあかつきに、この法律をしれっと無効化すればいいのです。
兎にも角にも、野党は衆議院議員の任期満了まで追い込んだのです。このチャンスを最大限活かしてほしいものです。
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