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【感想】AKGファン感謝祭2024 @横浜BUNTAI

2024年8月24日。
横浜BUNTAIで開催された ASIAN KUNG-FU GENERATION Anniversary Special Live 「ファン感謝祭2024」の一日目に行った。

横浜BUNTAIとライブグッズ。アジ缶とリストバンド。

AKGファン感謝祭2024

今回のライブは、2023年にメジャーデビュー20周年、2024年にドラムの伊地知さんの正式加入25周年を迎えたアジカンのアニバーサリー公演として開催されたライブだった。

私がアジカンを好きになったのは高校時代で、メジャーデビュー後の20年を一緒に過ごしてはいないし、アジカンのライブに行ったのは今回で2回目だったが、めちゃくちゃ楽しむことができた。

ライブグッズ

今回のライブグッズは、どのグッズも魅力的でよかった。

私は、「あじかんTシャツ(胸のところに「あじかん」とひらがなで書いてあるTシャツ)」、「リストバンド(横浜をイメージしたであろうマリーンっぽい感じの刺繍のリストバンド)「アジ缶」を買った。

特に、「アジ缶」は、そのダジャレ的なネーミングも、細部までこだわっている缶ケースも良いなと思った。ちなみに、私は鯵の絵が使われているAセットがあたった。

11時からグッズの先行発売をしており、私は12時頃に会場に着いたのだが、着いたときには欲しかった「焼麺Tシャツ」のXLサイズが品切れだった。なので2番目に欲しかった「あじかんTシャツ」にした。

買ったグッズ。

ライブの感想

(アンコールのみ撮影可でした)

「遥か彼方」から始まった今回のライブは、ファンからのリクエスト投票の結果を踏まえたセトリだった。個人的には、生で聞きたかった「リライト」や「ブルートレイン」、森見登美彦作品に使われている楽曲(「迷子犬と雨のビート」)を演奏してくれて大満足だった。

また、アジカン4人での演奏だけではなく、後藤さん一人でのアコギバージョンの「ソラニン」や「マーチングバンド」、喜多さん&山田さんによる「Cosmostudio」の「ウェザーリポート」や「冷蔵庫のろくでもないジョーク」なども聞けて楽しかった。

ステージ後ろにあるスクリーンを活用した演出もよかった。
「君という花」や「ブルートレイン」、「ムスタング」などの時は、MVとそのMVに出てくる場所の現在の映像を組み合わせた映像が映し出されていた。
(「君という花」では京急富岡駅近くの建物、「ブルートレイン」では京急?の車窓の映像、「ムスタング」では駒沢公園のタイムラプス映像がMVと一緒に流れていた。)
「迷子犬と雨のビート」では、『四畳半神話大系』のOP映像を意識したような、CGで作られた下鴨幽水荘のような感じの寮に犬や猫、鳩がいる映像が使われていた。
アンコール前最後の曲だった「転がる岩、君に朝が降る」では、震災の被災地や紛争地域、コロナ禍の東京の映像が使われていた。私はここで、歌詞も相まって、聴きながら涙が出てきた。
アンコールの「海岸通り」では、海岸通りの映像が使われていた。

誇張ではなく実際に、3階席の最後列という一番後ろの席に座っていて、4人の顔がはっきり見えなかったこともあって、曲の途中によくスクリーンを見ていたのだが、曲に合った映像が使われていて、より楽しめた。

曲のセトリについて、『四畳半神話大系』OPの「迷子犬と雨のビート」の後に『僕だけがいない街』OPの「Re:Re:」、その後に『鋼の錬金術師』OPの「リライト」という曲順だったのは、なにか意図的にしているのではないかとライブ中にふと思った。

アンコールの演奏前に後藤さん一人が登場し、今現在取り組んでいる「APPLE VINEGAR -Music Support-」について話していた。音楽活動をする上での経済的な障壁がある中で、少しでもその壁をなくすために、実際に動いていてすごいなと思うと同時に、自分も微力だったとしても協力したいと思い、ライブ後、会場に募金箱が設置されていたので、少額だが協力した。
9月後半からクラウドファンディングも開始するそうだ。


お辞儀。(アンコールのみ撮影可でした)



総括

前回行った「サーフブンガクカマクラ」鎌倉公演も楽しかったが、今回の「ファン感謝祭2024」もめちゃくちゃ楽しかった。
CDだったりサブスクだったりで、日常の一部として曲を聴くのもよいが、こうやって実際に目の前で演奏される曲を聴くのも良いなと改めて実感した。
これまで行った2回のライブはどちらもコンサート会場だったので、今度はライブハウスでのライブにも行ってみたいなと思った。

2024年8月27日 六原

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