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アンチの正体に気づいた話

新しいことを始めようとする時や何かに挑戦しようとする時に、必ず聞こえてくるアンチの声。

「どうせうまくいくはずないのだからやめた方がいいんじゃない?」
「いい歳なんだから、今更無理してやらなくたっていいのに!」
「誰もあなたのことなんて注目していないし、気にしてないんだから、やっても無駄」
「才能ないんだからやめた方がいい」

気にしなくていいことはわかっているけれど、それを押し切ってまで挑戦する勇気が持てず、すぐに諦めてしまう自分がいる。

「どうせ」「でも」「だって」…そうやって自分の気持ちを長い間押し込めてきた。
その結果、何が起こったか?
本当は何をやりたいのか、どう生きたいのかわからなくなった。
自分の気持ちが見えなくなった。


人からどう思われるか。

これを常に意識して生きてきた。
全ての判断基準が「自分がどうしたいか」ではなく「他人がどう思うか」だった。
それが正しいとずっと信じていた。

他人軸で生きる方が人任せにできるし、自分で判断しなくていいから楽だ。責任も持たなくていい。
さらに自分を出して嫌われるくらいなら、大人しく人に合わせていた方が無難だ。
嫌われることは何よりも怖い。


そんな中、今年は思いがけないことにたくさんのチャンスを手にし、新しいことに挑戦する機会をもらった。
新しい一歩を踏み出すのはとても怖かった。
逃げ出したいと思ったことも何度もあった。

でも周りのサポートを受けながら新しい世界に踏み出した時、アンチが湧くどころか、想像以上の応援と称賛を受けた。
驚くほどの反響だったのだ。

自分のことのように嬉しい!
活躍する姿を見て勇気をもらった
これからもずっと応援しているよ!
すごい!作品が大好き

私は今まで何を怖がっていたのだろう?
アンチはどこに行った?

そうアンチなんてどこにもいなかったのだ。
自分の頭の中に自分で作り出したもの、それがアンチの正体だったのだ。

自分がこんなにも周りの人に応援されていることを改めて知り、心がじんわりと温かくなった。
ずっとコツコツと続けてきたことをちゃんと見てくれているし、評価もしてくれていたのだ。
嬉しかった。本当に嬉しかった。


もし自信がついたらやってみよう
いつかできたらいいな?
今は無理だけど、いつか実力が付いたら挑戦しよう

こんな風にやりたいことからずっと逃げていたけれど、前に進む勇気が出てきた。
新しい世界に進めば見えてくる景色が変わってくる。

失敗したってそれも一つの経験。
完璧を目指さずまずやれることからやってみる。

大丈夫!アンチなんていないのだから。


2025年に達成すること

  • 写真集出版

  • 個展開催

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