相場ダイジェスト/サン電子(6736)/2018年12月~2021年9月/子会社上場時価総額サヤ寄せ相場
●上昇要因
・子会社Cellebrite の評価額報道→上場観測報道→上場
・サン電子本体の時価総額と、子会社持分評価額の乖離が大きかったため、後者へのサヤ寄せ相場が発生
・最初の評価額報道から2年以上の長期で時価総額は約95億→1050億に上昇(約950億分アップ)
※最終的に上場時子会社持分評価額約800億に対して、サン電子本体時価総額も800億にサヤ寄せ
●時価総額への影響
・初動時 時価総額 約95億
(2018/12/26株価422円×22,575,300株)
・MAX時価総額 約1,050億
(2021/1/28株価4,380円×23,961,128株)
・約2年で時価総額は約95億→1,050億に上昇(約950億分アップ)
●主な出来事と株価推移
2018/12/26 報道 サン電子がCellebrite社の最大50%の売却を検討/評価額は4億ドル ※終値422円
2021/1/21 報道 Cellebriteのナスダック上場観測/20億ドルの評価目標
※終値2,996円→高値4,380円
・持分71% (報道であり実際の上場時価とは異なるものの)20億ドル(2000億)×71%=子会社持分評価額約1400億分のうち約1050億まで織り込む
2021/4/8 Cellebrite の TWC との合併(De-SPAC)による米国ナスダック市場上場 ※終値3,875円
・約310億の資金調達
・持分71.16%→43.2%
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6736/tdnet/1952204/00.pdf
2021/9/1 Cellebrite の NASDAQ 上場 ※終値3,400円
・発行済株式総数187,168,729 株
・公開価額 :1株につき 10.00 米ドル
→子会社時価総額1870億のうち持分43.2%→持分評価額約800億に対して、サン電子本体の時価総額も約800億にサヤ寄せ
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