映画「若おかみは小学生!」感想

こんにちは、風待六です。
ずっと放置してましたが、昨日若おかみは小学生を見たので感想を書きたいと思います。素直に感じたことをそのまま書きますので解釈が正しくないところもあるかと思いますがご愛嬌。
2020/05/18現在では300万部以上売り上げているらしいです、すごいですね!

自分用メモ(敬称略)
原作者: 令丈ヒロ子(講談社青い鳥文庫)
監督: 高坂希太郎

物語をざっくり説明すると、両親を事故で亡くした主人公”おっこ”が実家の旅館で働き、いろんなひとと出会いながら成長していく物語…でしたね。すごく話題になっていたので私も気になってはいたのですがタイミングを逃し続けていまして…やっと見れてよかったです。おもしろかったです。

まず”主人公が困難を乗り越えライバルと切磋琢磨しながら成長していく”作りがわかりやすく、頑張るおっこに好感をもてました。
1人で勝手に「おっこが旅館のみんなにいじめられるストーリーだったらどうしよう…」と不安になっていたので、周りのキャラクターがみんな温かいのも安心しました(笑)泣けるストーリーだと聞いていたのでつい…

登場人物みんな魅力的でしたが、私はグローリー・水領さまをすごく好きになっちゃいました。おっこを対等に扱いお友達になってくれる大人の女性…かっこいい…水領さまの存在はおっこにとってもすごく救いになったのかなぁと。素敵ですね。

ウリ坊が何十年も成仏しないでいた理由・事故のときおっこだけを助けられた理由はなんだろう?と思っていたのですが、
ウリ坊や美陽ちゃんはイマジナリーフレンドなんじゃ、というツイートを見て納得しました。じゃあ二人が消えた神楽の舞の日が、おっこの中でなにか乗り越えられたというか…吹っ切れた日なんですかね。
クライマックスまで涙を見せず笑顔で旅館のお手伝いをしていたおっこでしたが、イマジナリーフレンドが必要になるくらい精神はボロボロだったんでしょうか。そりゃあそうですよね。。

あとおっこが”乗り越える困難”がめちゃくちゃキツくてびっくりしました。
言葉は悪いですが、”両親を殺した張本人を受け入れる”ことがおっこの成長に繋がるのが辛すぎますよね…
まだ小学6年生ですよ。自分の幸せを奪った本人は幸せそうに旅行に来ているんですよ。自分だったら…と考えるととてもおっこのようにすぐに受け入れられない。人間味がない印象も持ちましたが、原作は児童文学ですし暗くなりすぎても読者層と離れるのかな…なんて(メタい)

色々深く考えてしまいますね。私が見落としていたり理解力がないせいでわかってない部分もあるかと思いますがだいたいこんな感想です。
良い作品でした。原作はもちろん、映画のほかにアニメや漫画もあるそうなので機会があれば見てみたいと思います。

それでは。

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