【ラスピリ】レベルⅥ浄滅戦 VS.ブリューゲル ルナティック・攻略編A
前回の記事にてブリューゲルのギミック解説は終わりましたので、ここからは実際にどのようにして攻略していくかを解説していきます。ブリューゲルの攻略方法はいろいろとありますが、まず本記事ではとにかくクリアしたいという方向けの解説を行っていこうかと思います。
■攻略の方針
ブリューゲルの行動パターンは残りHPに応じて3段階に変化すると前回説明しましたが、どの形態についても戦闘が長引けば長引くほど対応が難しくなるギミックが非常に多いです。
そのため本攻略では「とにかく高火力の攻撃でダメージを与え、なるべく早く形態を変化させて倒す」という方針で進めていきます。攻撃は最大の防御と言いますが、実際これが一番簡単で一番安定します(攻略とは…
■各形態の攻略
全形態共通
全形態で共通して注意するべきギミックです
①永続の攻撃、防御、スピードバフ
これに尽きます。
ブリューゲルは全形態で自身に効果永続の攻撃バフとスピードバフを高頻度で積んできます。これらを無対策で放置していてはまず勝てませんので、まずはこれらを解除する手段を用意する必要があります。(最初の一回だけですが防御バフも付与します。これも永続です)
敵のバフの解除は強化打消し効果のあるスキルor攻撃を行う、もしくは同種類のデバフをかける(例:スピードバフに対してはスピードデバフをかける)かのいずれかで出来るため、これらを持つユニットを入れることになります。
ただし今回の浄滅戦ブリューゲルは攻撃、スピードデバフともに無効のため、デバフで打ち消す場合は耐性無視で攻撃デバフ、スピードデバフをかけられるユニットでないとならないため注意が必要です。
また前述の通りブリューゲルのバフ付与頻度が高いため、バフ打消し役が1人だと間に合わない可能性が高いです。そのためバフ打消し役のユニットは2体以上入れておいた方がいいです。2体以上入れる場合、組み合わせとしては、
1.強化打消し持ち×2
2.強化打消し持ち+攻撃orスピードデバフ持ち
3.攻撃デバフ持ち+スピードデバフ持ち
のいずれかになりますが、ブリューゲルは初手1回だけ永続防御バフをかけてきます。攻撃デバフ+スピードデバフの組み合わせだとこちらの解除が出来ないため、1体は強化打消し持ちにしておいた方がいいでしょう。
適したユニット
〇強化打消し持ち
祝福のグラティア:
唯一通常攻撃で打消しが出来る。打消し以外にも様々な役割をこなせる最適ユニット
ローベル、ブリューゲル:
ローベルはバフを2枚解除可能な上、アリーナメダルで入手できるため簡単に用意できる。ブリューゲルも10月の上方修正により2枚解除を獲得。アサルトを生かせれば攻撃役にもなれる。
リベリオ、トレーク:
恒常の打消し持ちユニット。比較的入手しやすい。割と使いやすい
上条当麻、羽生:
当麻は脅威の全バフ解除。ただしコラボ。
羽生も2枚解除に加え微力ながら回復も可能。だがコラボ。
〇攻撃デバフ
約束のハル、ユエ&アセナ:
8月の上方修正で耐性無視の攻撃デバフを獲得。火力も上がり非常に強いユニットとなった。ヒット数が多いのもいい。ユエ&アセナは攻撃デバフに加え非常に高い火力を出せるスキルを持つため攻撃役も兼ねられる。
アンセム、ファティマ、No.EX、二コラ:
アンセム、ファティマは攻撃デバフに加えDFとして攻撃も引き付けられる。ブリューゲルは全体攻撃が多いので恩恵は薄いけど…。アンセムは加えてSPダメージでも活躍が可能。
No.EXは加えて確定毒が撃てるため、ブリューゲルとかと組み合わせると強い。二コラは星4向上ながら攻撃だけでなく防御も下げられる、効果がヒットに依存しないため暗闇状態でも確実にデバフがかけられる、と非常に優秀。隠れた伏兵と言いたいが結構有名。
〇スピードデバフ
獣王ネロ:
確定スピードデバフに加え防御デバフ、遅延と盛りだくさん。あれば使いたい。ホープなのでちゃんとやるなら編成を縛るが単純にスピードデバフ役として入れるだけでも強いのであまり気にしなくてもいける。
アルキオネ、ネロ、ローゼン:
全体的に少なめなスピードデバフの中、恒常、メダル交換で入手可能なユニット。特にアルキオネは入手が容易な上使いやすい。
ネロは状態異常にかかっていないとスピードデバフ効果が発動しないため注意、ローゼンはDFとして攻撃を寄せてしまうため倒れないように注意とやや癖がある。
鏡音リン&鏡音レン:
使いやすいスピードデバフユニット。だがコラボ。
第一形態
第一形態で注意するギミックは以下の2つです。
①永続バフの付与(攻撃:単体通常、スピード:怒り攻撃、防御:初手)
②HP回復
①の永続バフの付与については前述の通りです。ブリューゲルと戦う上での基本になりますのでしっかりと消していきましょう。
②の回復についてですが、怒り攻撃時にスピードバフに加えHP回復を行います。回復量は固定で30万、4回目以降は60万です。
この回復量がなかなかに多く、中途半端な火力だと全回復されてしまうためいつまでたっても戦闘が進まなくなります。しかも4回目の回復からは回復量が倍に増えるため、ここまで来てしまうとまずHPを削れなくなります。そのため出来るだけ高火力のダメージを与えて戦闘を長引かせないようにし、形態移行までもっていきましょう。
基本的な動きは以上の通り、バフを都度ちゃんと消し、出来るだけ高ダメージの攻撃でさっさと形態移行させる、で問題ありません。慣れれば安定して抜けられるようになると思いますが、形態移行に際して注意すべきことが2つあります。こちらは第二形態と戦うための準備になります。
まず、確実にスピードバフを消しましょう。第二形態にスピードバフがかかった状態で移行されると非常にまずいためです。
第二に形態移行直前に全体通常攻撃を撃たせましょう。全形態に共通するブリューゲルの攻撃パターンとして、通常攻撃は単体攻撃と全体攻撃を交互に行います。そのため形態移行直前に全体通常攻撃を撃たせておくと、形態移行後の通常攻撃は必ず単体攻撃になります。これが第二形態攻略時に非常に重要になります。
第一形態の攻略についてはまとめるとこんな感じです。
・バフを確実に消す。特にスピードバフ
・戦闘を長引かせない
・形態移行直前に全体通常攻撃を撃たせる
適したユニット
全形態共通と同じ
第二形態
続いて第二形態の攻略になります。ここがブリューゲル攻略の一番の難所になりますので気張っていきましょう。注意するべきギミックは以下になります。
①夢鏡シールド
②夢鏡シールド展開後の攻撃パターン
③通常攻撃パターンでのSPダメージ
まず①の夢鏡シールドについてです。第二形態移行時にブリューゲルが攻撃バフとともに自身に付与します。シールドが付与されている間はあらゆる攻撃のダメージがカットされ、1ダメージしか与えられなくなります。シールドは攻撃を20回ヒットさせると解除されます。シールド展開中はダメージを与えることができないため、攻撃目的のスキルなどはシールドが割れるまでは使わない方がいいでしょう。強化解除やデバフはちゃんと通るのでそういうのは使っちゃって大丈夫です。
(この通りダメージ通りません)
シールドも厄介ですが、それ以上に厄介なのが②のシールド展開後の攻撃パターンになります。シールド展開後は特殊な攻撃パターンに移行し、以下の攻撃を順に行います。
1.全体攻撃(睡眠付与、状態異常がかかっているユニットに耐性を無視して暗闇付与)
2.怒り全体攻撃(3ヒット攻撃。3ヒット目の攻撃だけ状態異常にかかっているユニットに与えるダメージが非常に大きくなる)
無対策で行くと1で睡眠、暗闇を付与され、2でとんでもないダメージを全体に与えられます。2の3ヒット目の攻撃ダメージ増加が特に大きく、perfectガードしても水属性ユニット以外はまず沈みます。
(左上が暗闇状態のアルキオネ、左中段が暗闇状態のローベル、他は状態異常なし。ローベルはダメージ軽減とセーフティーガードでだいぶダメージ抑えてますが、それでもつらい…)
また全体に睡眠をかけられるため①のシールド解除がその分遅れます。睡眠がかかれば付随して確定で暗闇も食らうためさらに遅くなります。シールドが張られている間はダメージが入らない上に、暗闇まで食らっては速攻どころではありません。そのため速攻で形態移行を目指すにあたってこれらのギミックをまともに受けるのは絶対に避けなくてはいけません。
それでは対策の話になります。厄介なギミックではあるものの、その分いろいろな抜け道が用意されています。対策はとしては以下のいずれかになります。
1.2回目の全体攻撃までに暗闇と睡眠を解除する
2.1回目の全体攻撃までに夢鏡シールドを割る
3.1回目の全体攻撃までに大以上のSPダメージを与える
1は単純に状態異常を治してしまうだけですので省略。
2、3についてですが1回目の全体攻撃については条件次第で状態異常付与効果が消えます。その条件が以下のいずれかになります。
・攻撃時に夢鏡シールドが解除されている
・攻撃時に一定以上のSPダメージが与えられている
いずれかを満たして状態異常付与効果を消してしまえば2撃目の攻撃も全く怖くありません。これを狙う攻略が2,3になります。
本攻略においては2が適しているかと思いますのでこちらで解説をしていきます。(1,3については別記事で)
さて②のシールド後パターンの攻略として1回目の攻撃までにシールドを割ることになったわけですが、そのためには形態移行後、次のターンまでに20ヒット与える必要がありますので、ある程度の準備が必要になります。
まずブリューゲルはデフォルトで足が速いため、クイック系レガリアでスピードをある程度積んでおかないと抜かされる可能性が高いです。スピードはある程度積んでおきましょう。
また、ただでさえ速いのに第一形態でスピードバフが残っていると悲惨なことになります。第一形態でスピードバフを必ず消しておくようにしたのはこのためです。絶対に残さないようにしましょう。
使うユニットにもよりますがスピードをある程度積んだとはいえそれだけだと20ヒットはなかなか届かない場合が多いです。そのため念押しとして遅延スキル持ちを入れておくと非常にいいです。(私はC.ヴァージェスを使ってました。非常に良かったです。)
これだけやれば②の攻略も出来るかと思います。ちなみに形態移行時にこちらの全バフ解除を行うためスピードバフを事前に積んでターンを稼ぐということは出来ません。ご注意を
さて、最後③の攻略についてです。シールド展開後攻撃パターン2の全体攻撃の後は、ブリューゲルは通常攻撃パターンに移行します。次の攻撃では単体通常攻撃、もしくは全体通常攻撃のいずれかを行うわけですが、それぞれの付随効果は以下になります。
・単体攻撃:攻撃バフ、デバフ解除(1種類)
・全体攻撃:暗闇付与(ガード可)、SPダメージ(25%)
速攻を目指すにあたっては全体攻撃のSPダメージを避けなくてはなりません。食らうと大抵のユニットが直後スキルが撃てない状態になるのもありますが、この通常攻撃の後に撃ってくる怒り攻撃が非常にまずいです。次の怒り攻撃の効果ですが
・全体攻撃:回復、スピードバフ、SPダメージ(50%)
とさらに強いSPダメージが入っています。(その上スピードバフ付きです)
全体通常を撃たせてしまうと連続してSPダメージを受けることになりますので立て直しがかなり難しくなります。(その後はもう一度通常攻撃を挟んだのちに再度夢鏡シールドの展開…、という流れになります。ここまで行くと攻略は非常に難しくなります。)
単体攻撃を撃たせた場合は攻撃バフはかかるものの、SPダメージはありません。ここまでの流れとしては
1.シールド解除
2.シールドパターン全体攻撃1(状態異常付与効果なし)
3.シールドパターン全体攻撃2
4.単体通常攻撃
5.怒り全体攻撃(SPダメージ)
という形になりますが、1~3の間で一度スキル攻撃が出来ていると思います。4で単体通常に出来ていれば、流れ次第で4~5の間でもう一度スキル攻撃を行うことが出来ますのでダメージ次第では5の怒り攻撃の前後で、最終形態に移行させることが出来ます。(4が全体通常だとここでSPダメージが入るためこうはいきません)
最後に4で単体通常攻撃を確実に撃たせる方法ですが、それが第一形態で全体通常を最後に撃たせることになります。通常攻撃のパターンは前述の通り単体と全体の交互ですので、最後に全体攻撃を撃たせておくと、次の通常攻撃である4の所が必ず単体攻撃となるわけです。
第二形態の攻略については以上です。まとめると以下になります。
・ブリューゲルのターンが来るまでに夢鏡シールドを割る
・第一形態で通常攻撃の調整をし、単体通常攻撃を撃たせる
・2回のスキル攻撃でSPダメージ攻撃の前後で最終形態移行に持ち込む
適したユニット
〇遅延
獣王ネロ、浴衣アルデア:
獣王ネロは遅延に加えスピードも下げられる。浴衣アルデアは特大の遅延の上にダメージも出していける。
C.ヴァージェス、スフレ:
恒常、メダルで入手可能。ヴァージェスは上方修正により非常に使いやすくなった。さらに状態異常耐性完備のため第一形態で絶対に暗闇を食らわない。地味だが大事。スフレは浴衣アルデアと同じく特大遅延持ち。メダル交換で簡単に入手できる。
〇補助
エクス・マキナ、祝福のグラティア:
短いターン数に色々な事を要求される第二形態においてあるといいユニット。エクス・マキナは回復に加えスピードバフもかけられるため、通常パターンに入ってからのターン稼ぎが可能。グラティアは打消しに加え、様々なサポートが可能。特にエウシュナのスキルがあれば2回目のスキルはほぼ確実に間に合う。ヒット数が多めなのもいい。
〇攻撃
カマイ、氷蝶ムゥ、約束のハル:
短いターンの間にダメージを稼いで行けるユニットたち。カマイはスキルのヒット数が少ないため、シールド展開時は通常攻撃でヒット数を稼ぎ、割ってからはスキルでダメージを稼ぐといい。
※追記 短い間で20ヒットを稼ぐには上記の通り工夫が必要でしたが2021年12月に追加された軍人グリルパウツァーであればスキル1回で20ヒットの攻撃が可能なため、1人で夢鏡シールドを叩き割れます。スキル時に自身に暗闇を付与してしまうためそちらの対策は必須になりますが非常に強力です。手持ちにあれば試してみてはいかがでしょうか
最終形態
最後に最終形態の攻略になります。といってもブリューゲルの攻略は第二形態の攻略がほぼ全てですので、こちらについては話すことはあまりありません。
最終形態で注意するべきギミックは以下になります。
①夢鏡シールド(木)
②通常攻撃でのクイック発動
③通常全体攻撃での確定暗闇付与
④高めのスピードバフ
①は最終形態移行時に緑色の夢鏡シールドを付与します。ここでブリューゲルの受け属性が火属性から木属性に変化するため、水属性攻撃でのダメージが半減します。(逆に火属性ダメージは倍になります。)
水属性でパーティーを組んでいるとここでダメージが減少してしまいますので他属性のアタッカーも入れておくと、最終形態でも安定したダメージが出せるかと思います。といっても必須レベルではないかと思いますが…
②、③についてですが通常攻撃は引き続き単体、全体の交互です。最終形態では両方の通常攻撃にクイック発動効果がつくため、ブリューゲルの行動回数が今まで以上に多くなります。加えて全体攻撃には耐性無視の暗闇付与効果がつくためこちら側のダメージが与えにくくなります。
戦闘が長期化しやすくなる上、ブリューゲルの行動回数は上がっているため暗闇を解除する手段を入れておかないと運次第ではジリ貧になる場合があります。状態異常解除が出来るユニットを入れておくと安心です。
最後④です。最終形態でも攻撃バフとスピードバフを繰り返し付与していきますが、スピードバフについては数値が+30から+50に上がっています。ただしこちらは永続ではなく3ターンで解除されるためスピードを積まれることはありませんが、前述のクイック発動効果があるため敵の行動サイクルが上がりやすいです。出来る限りこちらも解除していきましょう。スピードバフの付与タイミングについては以下になります
1.最終形態移行時(永続スピードバフ+30)
2.単体怒り攻撃(永続睡眠、3ターンスピードバフ+50)
怒り攻撃についても単体と全体を交互に行うため、スピードバフの付与は頻度は若干低くなります。ただ行動回数が多いため油断は禁物です。都度ちゃんと消していきましょう
まとめると以下になります。
・スピードバフを消す
・全体暗闇の治癒
・やっぱりできるだけ早く倒す
適したユニット
〇攻撃
氷蝶ムゥ:
弱点を無視できるため属性変化後も安定して高いダメージを出せる
〇状態異常治癒
祝福のグラティア、ルルナ:
グラティアはもう話すことないです。ルルナは軽めのSPに加えわずかながら遅延も可能。
〇強化打消し
全形態共通と同じ
おまけ
殴りすぎ注意
全形態共通でブリューゲルに行動させずに12回以上攻撃すると手厚い反撃を受けます。よほどのパーティーでないと壊滅するケースが多いのでスピードバフの積みすぎ、遅延のかけすぎ、麻痺がかかった場合には注意が必要です。危険だなと感じた場合はウエイトしてブリューゲルに攻撃させてあげましょう。
一応ブリューゲルは麻痺ほぼ無効ですが、結構な頻度でかかるので天照や(獣王)ネロを使用する場合は特に気をつけましょう。気をつけないとこうなりますからね
■最後に
浄滅戦ブリューゲルの攻略については以上になります。ここまで読んでい頂きありがとうございます。ブリューゲルは要点さえ押さえればかなり安定して攻略できますのでまた復刻した際にでも是非遊んでみて頂けると嬉しいです。(正直、やはり暴力は全てを解決する…という感想です)
本攻略は第二形態を速攻することを前提にしていますが、何らかの縛りプレイをする場合はそういうわけにはいかない場合がほとんどですので、別で対策が必要になります。この辺りはいずれ別記事にて書こうかと思いますので興味がある奇特な方は気長にお待ち下さいm(__)m
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