HITOTOWAインターン記(3/4)~ネイバーフッドデザインがもっと好きになった半年間~
つづき)
続いて、埼玉県さいたま市にある大規模マンション、 SHINTO CITYでのコミュニティプログラム、「ワンデイカレッジ」というイベントの企画・運営。
イベント、と言っても日常につながるきっかけを如何につくるか、を考える。拠点とはまた違った視点で、日常をつくる取り組みも経験することができました。
こちらは、主に社員の浅野北斗さんと、インターン生4名のチームで進めていました。みんなそれぞれ、「得意」があって、それをフルに活かせているチーム。それは、よさを見極めてくれる、称え合える環境があるからこそ生まれていたのだろうなあと思います。
この、「称え合う」文化があるチーム。大学での活動を振り返ると私は中々作ることができなかったなあ、と。だからこそ、そのチームを作っている一人一人に、「本当にすごいな!」といつも感動していました。
そして、4人それぞれの力を発揮しながらもまとまるのは、企画の目的・目標を徹底して考えているからでした。自分たちが目指しているものは何か、何を価値としているのか、みんなが納得するまで考えること、言葉にすることを大事にしてくれる環境。そしてイベント当日を経てまた、改めて自分たちがつくろうとしているものを、見直し、時には修正しながら柔軟に、芯のある取り組みを重ねていく、そんなプロセスがとても楽しかったし、勉強になりました。
自分としては、「言語化するのが得意だね」と伝えてくれて、自身も気になっていた「広報」という役割をもらい、つながる価値を住民さんに伝える取り組みを考えてきました。ポスターを作成したり、コンテンツ冒頭で住民さんに直接お話をさせてもらったり。
伝えようとすることはできても、「伝わる」って簡単そうで相当難しくもあるんだな、を実感。でも伝わる瞬間に出逢うとすごく嬉しい!、そんな経験ができました。いい意味で、まだまだできることがあるなあと思っています。
つづく)