こどもとしごと。両立とは?
どうも!グラフィックデザイナーのろくです。
クラウドソーシングを飛び出し、半年。
デザイン制作だけでなく、自ら運営する団体はもちろんのこと、カフェのディレクションやインテリアコーディネート(これは前職に近い)など仕事の幅も広がってきました。
広げるのが良いとは思っていません。ただ、まだ道を1本に絞り込むのも早いかな〜と思ってます。
1年半ほどの間、クラウドソーシング一本でやっていたんですもん。しばらくは色んなことに挑戦したいと思ってます。
さて、今日は「子育てと仕事の両立」の話。
よく、聞かれます。
どうやってるの?と。
実際、フルタイム級に働いてはいると思いますが、子どもと一緒の時間も非常に長いです。
私の場合には夫も家にいるので、その点ではすごく恵まれてそうですが、
単にママとパパの立場が逆転しているだけなので、稼がなければなりません!(死活問題!)
しかも子ども達にとっては、やはりママなのです、、、
パパよりママがいい〜ということも多い年ごろ。
私が子育てと仕事を両立させるために気をつけていることを書いてみたいと思います。
集中して子どもと遊ぶ
とにかく私は子どもと遊ぶのが好きです。ぎゃーっと叫んだり、思いっきり笑い転げながら過ごすのが大好き。
そして夫に叱られてます。。
精神年齢が子どもに近いのか、、、?
とにかく子どもが構ってアピールしてきたら、即仕事中断、思いっきり遊びます。
仕事は放っておいて、遊びます。(どうせできないし)
子どもの集中力なんてたかが知れてます。
思いっきり笑い転げて遊んでいると、疲れるのかふっと笑いが途切れ、そのうちに一人で、兄弟で静かに遊び始める(笑)。
ここでのポイントは「構ってちゃんになったらすぐ遊ぶ」だと思ってます。
「ちょっと待って」といえば、子どもはさらに不機嫌に。
怒ろうものなら、その後はへばり付きで仕事になりません、、、
どうせ仕事にならないのなら、子どもと遊んであげた方がいい、と割り切ってます。
長男は4歳になり、会話でコミュニケーションがしっかりと取れる様になったので、少しずつ「ママは仕事をしなければいけない」という話をし始めています。わからないかもしれないけど、意識的に言葉で伝えます。
少しずつ分かってきたこのごろは、「ママはお仕事だから」と下の子にお話してくれるくらいにはなりました。
それにしても、問題は子ども園の送り迎え。自由になるかと思いきや、時計が気になってあまり集中できないのです、、、
それも運動不足解消のためだ、とかなんとか言い聞かせてなんとか。
子どもに仕事を見せる
意識的に仕事を子ども達に見せる様にしています。これは特にグラフィックデザイナーというのが功を奏しました。
「これどう?」「いま、こんなの作ってるんだよ〜」と積極的に話すようにしています。
共有すると気分的にも落ち着くようで。
「仕事なんだから!」って言われても、「仕事」ってなんなんだか分かんないですもんね。なぜやらなきゃいけないのか、ということも少しずつ話したりしています。
そのうち目指していることなんかも共有してみたいかも。
遅寝早起き。
これはもう、仕方ないです。
子ども達が寝ている間が最もフリーダムです。
寝られる時はしっかり寝て(コレ大事)、仕事が詰まっている時は早く起き遅く寝る。
自分が楽しい、成長できると思える仕事をすることも大切なのだと思います。
眠気と戦いながら嫌々仕事するのはすごく辛い!
仕事が選べるほどではないですが、このクライアントには協力したい!と思える方の仕事を積極的にしたいとは思ってます。
チームを作る
これはまだ試験的に、ですが、育児中のママ達とでチームを作りました。
要するにワークシェアリングです。
自分の不得意な部分を、逆に得意な方にやってもらうことで、効率が上がり、クオリティも上がります。またスケジュールの管理にも自ずと力が入ります。(怠け者の私にはピッタリ)
他人と何かをするというのは、そう簡単ではないですけど、仲間がいるというのは非常に心強い!
これはじっくりとやっていきたいと思います。
仕事場を家とは別の場所にも持つ。
通勤時間ゼロ。布団から10秒で仕事を開始できる在宅ワークのスタイルは非常に気に入ってます。
でも常に在宅はきついです。納期が迫っているのに子ども達に邪魔をされて仕事ができない、、、なんてザラ。。
そうなる前に週に数時間、必ず集中できる時間を作っておくのがオススメ。
子どもを預けられるよう手配(私の場合はありがたいことに夫か母)、仕事がしやすそうなコワーキングスペースなりカフェなりを予め見つけておくことをお進めします。
週に2時間でも完全に集中できる時間を持てると、かなり楽。
仕事が軌道に乗って必要であれば、シッターさんを頼むのもあり。
シッターさんって自宅でなく、別の場所でも頼めるので公園に連れて行ってくれたり児童館や親子カフェで過ごしてくれたりもするので、自宅はちょっと、、、という方でも利用できます。
信頼できるシッターさんは自分の足で探す必要がありますが、、、
私の仕事場は、近所のドトールと、喫茶店、そしてコワーキングスペース。
その時の気分や状況によって使い分けたり。
仕事を始めたばかりの頃は、カフェやスペースや託児にお金をつかうなんて考えられなかったですが、続けているうちに収入も上がりそれも必要経費、自己投資と考えられる様になってくるから不思議ですね、、、
そうはいっても、、、
そうはいっても、毎日子育てと仕事との奮闘の日々です。
きれいに決めた通りに、なんていきません。
イライラしちゃう日もあるし、夫や母に大迷惑かける日だってあります。
パパがもう少し子ども達との時間を大切に過ごしてくれたらなぁと思うこともあれば、ご飯作ってくれればいいのに、、、と思うこともあります。
だけど、その奮闘がまた楽しいというより、楽しくなってきました。
自分自身の力で仕事が出来る様になったことが奇跡のようだからかもしれません。
未来はもっともっと楽しいんじゃないか、そう思うと子育ても仕事も楽しいように思えます。(半ば強制的に思い込んでます。)
でも実は「両立」という言葉はしっくりきていないんですよ。
仕事も生活の一部であれば、子育ても生活の一部。家事もお風呂も食事も全て生活の一部分でしかありません。
まるごとで「生活」。
暮らす中で自然と仕事し、子育てもする、そんな感覚で1日を過ごしてます。
実はその辺が一番のコツなのかもしれません。