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育児中にクラウドソーシングでお仕事する上で感じている6つのメリット
クラウドソーシングでデザインの仕事を初めて早2年(2014年3月開始)。
今は、クラウドソーシング以外で受注するお仕事も増えてきて、
クラウドソーシングの利用率は減ってしまったものの、
常にクラウドソーシング上のお仕事も切れずに受けています。
そんな私がクラウドソーシングを利用していて感じているメリットをまとめてみました。
1、営業活動しなくて良い
なんといってもこれ。コンペやプロジェクトごとに応募という形式のお仕事のお陰で、営業しなくてすみます。
私は2人目の出産後に未経験からグラフィックデザイナーの道へ進みました。
それは「コンペ」という仕組みがあったからできたことです。
実績がゼロなのにやりたいからってなかなかお仕事できるものではないですよね。
もちろん自分のスキルにも自信なんて持てるはずがありません。
だから私にとってこのコンペという形式は非常に助かりました。
コンペに応募している内にリピーターになってくれる方ができたり、お仕事を紹介してくれる出会いがあったりして、
少しずつお仕事が形になっていったという感じがしています。
そしてある程度の実績を積んだときから、仕事数では困らなくなりました。
そして比較的まとまった量の仕事を出してくださるクライアントとの出会いなんかもあり、
だんだんと収入が増えてきました。
今は安定している、というより収入が上がって行っている途中という感じです。
とにかく営業活動しなくて良い、というのは、時間の節約だけでなく、精神面でもとても助かっています。
2、人と会わなくていい。
なんか引きこもりっぽいセリフですが、現実に引きこもってました、、、
特に育児中の私に取って打ち合わせをしなくても良い、というのは非常に助かりました。
最初は「ほんとに会わなくて仕事できるの??」と思っていましたが、全くもって問題無しです。
クライアント側もオンラインのみの打ち合わせで完結させなければ、という意識を持っているからでしょうね〜。
メールやチャット、ビデオ電話などの限られたツールの中でお互いに「伝えよう」とするので、
場合によっては会うよりも効率良い感じがします。
会ったらだらだら〜っと話続けちゃうこともありますもんね。。。
「あー、社長の孫の話がまた始まっちゃったよ〜、、、いつ帰れるの、、、」みたいなこと、、、皆無!
ちょっとした打ち合わせでも移動時間も含めるとかなりの時間に。
もちろんお会いした方が「良い」のは間違いないです。
だけど打ち合わせの分、制作に当てられるので、リーズナブルな費用でも結構しっかり作り込めます。
「リーズナブルに」そこをメリットとして活用しているクライアントも多いですから、
そこは割り切って、メールに注力。
それでも足りなければチャット、電話、Skypeなどをフル活用する。
もちろんやっているうちに打ち合わせ希望のクライアントとも出会って行くと思います。
そこで打ち合わせOKにするか、NGにするかも、自由
なんだかんだいって、今は結構打ち合わせにはすすんでいってます(笑)。
これもだんだんこうなったのであって、最初は気が進まなかったですが。
3、出会い
さっき人と会わなくていいっていったやん、って感じですが、まさに新しい形の出会いです。
とはいえ95%以上のクライアントとは会ったことがありません。
下手すると名字もわからない、都道府県さえわからない、というクライアントもいます。
だけど「仕事をする」というのは最高のコミュニケーションで、
なんかわかんないですけど、強烈な共感や親しみが湧くんですよね。
だから顔も知らないのですが、どのクライアントさんもとても記憶に残っています。
そしてそんなクライアントの中でも非常に大きい存在が何人か。
リピートや安定した仕事量をくださるクライアントはもちろんなのですが、、、
引きこもりから脱出されてくれた(と勝手に思っている)クライアント。
クラウドソーシングだけじゃなく、地域でも活動しなさい、と背中を押してくれたクライアント。
チームで働く良さを教えてくれたクライアント。
日本中(私の場合はなぜか西日本に集中していますが)に友達が増えて行くような感覚です。
クラウドソーシングだからって、ドライなわけじゃあない。
人間の温かみは十分に存在するし、感じられます。
4、いつでもどこでも働ける
これはクラウドソーシングというより、フリーランスとインターネットの特性に近いですが、
・メール(メッセージ機能)でのやりとりが前提である
・つまり会っての打ち合わせはほぼない
という点から考えてもクラウドワーカーの方が自由な時間を得ている感じがします。
私の場合は育児中で子供達が自宅にいながらの仕事ですので、
子供達の具合に合わせています。
5、実績が積み上がって行く
これはフリーランスを始めた時にはとても嬉しい機能です。
クラウドソーシングのサイトがなくたって実績は積み上がって行く、、、それは当たり前なんですけど、
明確な「数字」になっているというのがポイントです。
ほんとに「数字」というのはすごい影響力を持っていて、
実績が一桁のころは、応募しても箸にも棒にもひっかからなかったのに、
実績が溜まって行くと、急に!ほんと急に!仕事が受注できるようになります。
もちろん作品例などが増えて行っているから、というのもあるでしょうけれど、
やはり「数字」は「信頼」なのだなぁ、とひしひし感じます。
クライアントのメッセージに「たくさん実績があられるので、、、」というワードが出現し出しましたもんね(笑)。
評価の★(5段階)と組み合わせて、「これだけの実績数があって評価が★5つだったら間違いないであろう」というのに信頼感を感じるんでしょうね。
6、仕事が一カ所にまとまっている。
今ではクラウドソーシング上以外での仕事が増えてきてしまったので、このメリットは享受できなくなってきてしまったのですが、
初期の仕事管理に慣れていない時には非常に助かりました。
だってクラウドソーシングのサイトを見れば、今受けている仕事が一覧で見られるんだもの。
とっても楽です。
エクセルで管理したり、なんか色々やってみましたが、そういうのって結構時間が取られるもので、
本格的に管理が必要なくらい仕事が入ってくる時には、もうそういう管理方法では時間がもったいなくなってしまいました
業種にも寄ると思いますが、私の場合には、この一覧表だけで十分でした〜。
こんな感じに、特に出産で退職した私に取っては、「未経験から」「コネ無し」「営業しなくてよい」というのは、3拍子揃ったシステムでした。
育児中でもそれほど無理なく仕事にしていけたと思います。
むしろ育児中だからこそ、ゆっくりと進めたのかもしれません。
いきなり多くの収入を得るのには向いていませんが、誰にでも開かれたクラウドソーシング。
チャレンジしてみる価値はあると思います。