
『~にんじん苦手プレバースデーパーティー~にんじん苦手は生まれた時からずーっと将来もにんじん苦手だよ』
12月14日(木)に下北沢mona recordsで開催された、
『~にんじん苦手プレバースデーパーティー~
にんじん苦手は生まれた時からずーっと将来もにんじん苦手だよ』
に、行って来ました。
そのタイトルが教えてくれる通り、本日はにんじん苦手さんのプレバースデーイベント(拍手)
にんじん苦手さん激推薦の三人のアーティストを仲間に加えた、楽しいに楽しいを上塗りの、楽しいに決まっているイベントです。
けどその実、バースデーイベントって、企画する側は相当なプレッシャーなのだろうなーとも思います。

ふくらむ期待とともに、またプレッシャーでニキビをこしらえていなければ良いなーと思いながら会場へ。
ところで、にんじん苦手さんにオフィシャルな略称はあるのでしょうか。
今まで、にんじんさん、と呼ばせてもらっていましたが、本日の出演のhaguwanemuiさんが、「にんにが」と呼んでいて、なるほどーと納得。これからは、にんにがさんと呼ばせてもらいます!
そのhaguwanemuiさんが1番手で登場。
以前からsoundcloud等で聴かせてもらってはいたのですが、会場で聴かせてもらうのは初めてです。
きっと人柄そのままなのだろうなーという、等身大で温かな楽曲は、ぼんやりしている自分にも親和性高く、読み聴かせをしてもらっている様な心地良さ。にんにがさんと重なる部分も感じて、音楽を離れても、にんにがさんと相性良さそうだなー、と思いました。
物販あったら手にしてみたかったのですが、そんな催促をする気概もなく。またいつかのときにはお願いします!
2番手は、ハネダアカリさん。
本日、なんと10年振りのモナレコ登場とのことで、貴重なステージを観させてもらいました。ほわっとした語りから、ギターを鳴らせば一転して力感あふれる歌声でぐいぐいと。その情感込められた表現と佇まいは、舞台俳優の快演を観ているよう。彼女にスポットライトを!と言いたくなりました。
3番手は、坂口喜咲さん。
会場の隅っこから隅っこまで、手招きして仲間に加えてくれる様な演奏をかましてくれる坂口さん。
今会える人に、近くにいる人に愛情をたくさんたくさん伝えたいっ!と力説した後に届けられた「愛だけは」で、会場はピースフルな気持ちに満たされます。
一方で、過去はハッピーバースデーのアンチだったという坂口さん。一見ハッピーな楽曲も、聴き込むとまた違って聴こえるのかも知れません。
トリはにんじん苦手さん。
(セットリスト)
(op)登場se
1.スポットライト
2.あおいやね
3.thume
4.ねこ
5.だらしない
6.祈り
(en)日常
本日も、心がぎゅっとしたり、ふわっとしたりの至福のステージ。
スポットライトの感傷的な繊細さも、thumeのひたすらの朗らかさも、両方あってのにんにがさん。
本日は、今年つくった曲を大体つくった順に、というセットリストでしたが、その心境の変化を含め、にんじん苦手はにんじん苦手だよ、を体現する納得の出来!
アンコールは、にんにがさんの原点とも言える、「日常」という、これまた嬉しすぎる選曲。
途中、にんじん苦手の一年間の活動を振り返ろう(セルフ)!のコーナーもありました。
1月 「スポットライト」リリース
2月 ライブ始め
3月から7月 普通にライブをしていた
8月 S.W.I.M.2023オーディション準決勝進出
9月 S.W.I.M.2023オーディション落選
10月 自主企画「ひかれあい」で初のバンドセット
11月 新曲レコーディング
12月 プレバースデーイベントの開催とともに、コンピレーションアルバムへの参加を発表
3月から7月の発表の際には、その5か月間の淡白過ぎる扱いに、会場にどよめきが。
コンピレーションアルバムは、2024年1月31日発売予定とのこと(絶賛予約受付中)
来年のにんにがさんも楽しみです!
気が付けば会場は、平日にも関わらず盛況の入り。(拍手)
終演後には、隣にいた坂口喜咲さんのファンとおぼしき方が、目をキラキラさせていたのが印象的で。
そうか、自分も目はキラキラできないけれども、心のなかはキラキラだな、と思いつつ、会場を後にしたのでした。
にんにがさん、出演者の皆さん、モナレコードのスタッフの皆さん、楽しい夜をありがとうございました!