
深夜の告白🌃
こんなことをnoteに書くつもりはなかったんだけど、今になってどうしても自分の気持ちを整理したくなって、書いてみることにした。
あの頃、大学に入って初めてバイトを始めた頃のこと。私は本当に何もかもが新しくて、毎日が少し怖かった。友達もできて、少しずつ大学生活にも慣れてきたけど、あるバイト先の先輩、Rさんとの出会いが私の中で大きな変化をもたらした。
Rさんは、最初からとても優しくて、私が仕事に慣れるまでよく気にかけてくれた。少し年上で、ちょっと大人っぽい雰囲気のある彼に、私は最初から少し憧れていたのかもしれない。でも、彼が私に見せてくれた優しさが、だんだんと私にとっては「特別なもの」に変わっていった。
ある日、私たちはバイトが終わった後に一緒に食事に行くことになった。最初は本当に軽い感じで、ただのご飯だと思っていた。でも、気がつくと、私たちはどんどん話が盛り上がって、少しずつお互いのことをもっと知るようになった。その夜、彼と帰り道で歩いているときに、私の手を握ってきた。初めてのことで、私はとても驚いたけれど、どこかで嬉しい気持ちがあった。
それから、何度か二人で食事をしたり、映画を観に行ったりした。でも、少しずつ私は何かが変だと感じるようになった。彼は時々、私を優しく見つめたり、少し甘い言葉をかけてくれるけれど、それが「友情」という枠を超えている気がしてならなかった。それでも、私は自分の気持ちを確かめることができず、彼の気持ちを読むこともできずに、何も言わずに過ごしていた。
そして、ある日、突然彼から「もう会わないほうがいいかもしれない」と言われた。私はその言葉が信じられなかった。これまで一緒に過ごした時間が一体何だったのか、何が起こったのか、何も分からないまま、ただ立ち尽くしていた。
彼が言った「やり逃げ」なんて、最初は信じられなかった。でも、今思えば、その言葉がすべてだったのかもしれない。彼はただ自分の気持ちが一時的だっただけで、私との関係を深く考えたわけではなかったのかもしれない。そんなことを思いながら、私はしばらく、何も考えたくないと思って引きこもった。
その後、私はしばらく泣いて過ごした。自分を責めたり、彼に何かしてしまったんじゃないかと悩んだりしたけれど、どこかでその答えが見つからないまま時間だけが過ぎていった。
でも、その時に感じた孤独や苦しさが、私を少し成長させてくれたのも事実だと思う。あの時期、私は何もかもが嫌になって、どうしていいかわからなくなったけれど、それでも少しずつ自分を取り戻していくことができた。
今でもあの時のことを思い出すと、涙が出ることもある。あの時の自分は、本当に何もわからなかったし、ただただ傷ついていた。ただ、その経験があったから、今は少しずつでも自分を大切にできるようになったと思う。
あの頃の自分を、今でも大切に思っているし、あの時の痛みを乗り越えて、少しずつ成長してきた自分を誇りに思いたい。