双子であることのネガティブを乗りこえるまで〜浪人生編~
こんにちは、ろこです。
双子であることのネガティブ面をどう乗り越えてきたか。
今回は浪人生になってからの私についてお話したいと思います。
前回の投稿では、
「同じ顔だからどちらでも良い」
と思っていた私が、
”恋愛”をきっかけに
「どちらでも良い」のではなく「私」
を選んでくれたことで、
生きていく希望が湧いたというお話をしておりました。
でも当時は高校3年生。
皆が進路について考えている時に、
私は、まず自分という1人の人間として生きていくだけで必死で、
そこにエネルギーを使ってしまって勉強が手につかず…。
浪人生となりました。
浪人した方がいい
当時の自分を振り返ってみると、
大学に落ちてしまった
↓
浪人生になる
というよりは、
姉と同じタイミングで大学に行きたくない
&
大学に受かってもしたい事が分からない
↓
浪人した方が良い
と、思っていました。
もちろん周囲は、本気で合格する気持ちで勉強しているので、そんな事は言葉に出さずでしたが、大学の合格発表を見た時も、落ちた時に妙にほっとしたのを覚えています。
姉と別々に過ごし始めたけれど…
浪人生となり、
双子の姉とは生まれて初めて学校が離れました。
でも離れたからと言って、
これまで大きく姉の影響を受けてきた私が、
全く影響を受けずに過ごすことは難しいことでした。
「姉に付いていけば安心!」
この癖は結局抜けきれず、
「姉と同じ大学に行く」
と自分を見つめることをせずに、何となく方向性を決めていました。
姉に付いていけば安心…ではない!!
こんな風に、浪人してからも
「私がどうしたいか」
ではなく
「姉がどうしているか」
また、さらに浪人生となると、日々皆がどんな大学を目指しているのかが耳に入ってきます。
さらには親からも、名前の通った大学名を勧められたりと、もう私の意志はどこへやら。
そんな時、姉にある出来事が起こりました。
姉が大学でバレーボールサークルと思って入ったサークルが、実は違った…!という事が分かりました。
この時に私は初めて
「姉でも道を誤ることもあるんだ…」
と頭を殴られたような衝撃が走ったことを、今でも鮮明に覚えています。
その事が分かった翌日、
私は模試だったのですが全く集中できず(笑)
そして私はこの時に初めて、
自分の人生は人が決めるのではなく、
自分で決めていくものなのだ、
と痛感したのです。
人の人生を真似するのではなく、自分で。
ここから、私が1人の「私」として生きていく道が始まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。