(29)できるだけ少ない知識で解きたい人用「アナログ音声をPCM符号化したとき,1秒当たりのデータ量は64,000ビットであった。量子化ビット数を8ビットとするとき,サンプリング間隔は何マイクロ秒か」
#基本情報技術者試験 #平成25年 #春期 #問3 #PCM符号化 #サンプリング間隔
アナログ音声をPCM符号化したとき,1秒当たりのデータ量は64,000ビットであった。量子化ビット数を8ビットとするとき,サンプリング間隔は何マイクロ秒か。
ア 0.125 イ 8 ウ 125 エ 512
言い方を変えてみると
「1秒で64,000ビットのデータを符号化できる。8ビットずつする。」
64,000ビットを8ビットずつ処理したら、その処理は何回行われるのか?
64,000ビット ÷ 8ビット = 8,000回
1秒間に8,000回の処理(符号化)が行われる。
1秒間の回数がわかったら、1回にかかる時間もわかる。
1秒を8,000回で割ればいい。
が、求めたいのはマイクロ秒という単位なので、先に1秒をマイクロ秒にしておく。ここで思い出しておくのが、単位のこと。
1秒は1,000ミリ秒で、
1ミリ秒は1,000マイクロ秒だ。
ってことは、1秒は・・・1,000×1,000=1,000,000マイクロ秒
単位を揃えて準備ができたので、割り算をする。
1,000,000マイクロ秒(1秒)÷ 8,000回 = 1,000 ÷ 8 = 125マイクロ秒
サンプリング間隔ってのは、符号化1回にかかる時間のことだったんだな。
しかし、どの問題も割り算がよく使われるね。