Excel条件付き書式の「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を色々試してみたPart1 【行と列両方に$マーク】
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条件付き書式の「数式を使用して書式設定するセルを決定」のルール内容で、範囲指定や式の$マーク(絶対参照)のつけ方を変えてみて、どんな結果になるかを試してみたよ。
まずは、数式に登場するセルの行と列両方に$マークをつけた場合の4パターン。「=$C$1>=10」という感じで。
データの全範囲を選択して「=$C$1>=10」を設定
選択したすべてのセルに対し「C1が10以上なら・・・」が適用された。
上記表の場合はC1が16。で、行・列どちらも固定だから、常に「C1が10以上」という条件を満たす。
よって、すべてのセルが黄色になったのだ。
もし、C1が10未満なら、どこも黄色にならない。
列を選択して「=$C$1>=10」を設定
選択したB1~B5に対し「C1が10以上なら・・・」が適用された。
C1は10以上なので条件を満たし、選択されたセルが黄色になった。
もし、C1が10未満なら、どこも黄色にならない。
セルひとつだけを選択して「=$C$1>=10」を設定
選択したセルひとつに対し「C1が10以上なら・・・」が適用された。
さっきと同じくC1は16なので、「C1が10以上」という条件を満たすけど、選択したセルにだけ適用されているから、B1だけが黄色。
もし、C1が10未満なら、B1も黄色にはならない。
C3を使ってみる
最後に、C1じゃなくてC3を使ってみる。データの全範囲を選択して「=$C$3>=10」にすると・・・
全範囲に対し「C3が10以上なら・・・」が適用されるけど、C3は10以上じゃないからどこも黄色にならないね。
Part2では列だけ$マークつけた場合を検証するよ。