6/198 栄光のセントアンドリュース 攻略編!
イギリスはスコットランドにあるゴルフコース『ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース』(名前長)を舞台にしたゴルフゲーム。スーパーファミコンでは実現できなかったリアルなグラフィックが売り。
さすがSETA。ニッチすぎる!
『最強羽生将棋』でもお世話になったサードパーティSETAの作品。幅広くたくさんの人が楽しめるということを捨て、思いっきりニッチな層にぶっさすやり方はさすがSETA。男のSETA。
クリア条件は『トーナメント優勝』
やはりゴルフといえばツアートーナメント。これをしっかり優勝してトロフィーを掲げたい!
ズブの素人局員村上。栄光へ向かって攻略スタート!
タイトル画面はこんな感じ。ジャケットにも写っていたがこの橋は有名なのだろうか。今作プレイ中にもこの景色が見られるはず。
モード選択画面。『最強羽生将棋』と同じく、全くウキウキしない音楽と地味なメニュー画面。Windows96の時代だと言われると納得。と同時に『スーパーマリオ64』の怪物級の完成度を思い知る。
おぉさすがSETA。モードはしっかり豊富である。
とりあえず『練習ホール』で腕試し。なんと10キャラ近くいる!しかしどれも愛せない地味なキャラ。『パイロットウイングス』のキーウィーちゃんが恋しい。
そしてこれ。カスタム画面なのだが種類も豊富でいじり甲斐がある。がしかし今はチンプンカンプンなので初期設定で。ちなみにドナルドトランプ的アメリカおじさんをチョイス。
ゲームスタート!とりあえずピンを刺し、
右下の窓からボールの打つ位置を定める。
3Dスティックを引き、スイングの大きさを調整し、右下の窓の赤い丸が小さくなった瞬間に離す!
ピョーン!284フィートのショット。これはどうなんだ、いいのか悪いのか。
バーディーチャンスを得られた。ということはなかなか良かったのだろう。
そしてグリーンに乗るとこんな感じの画面に。このブロックで斜面の傾きや地面の凹凸が確認できるなかなかいいシステム。
結局ボギーでフィニッシュ。初見プレイではまずまずだろうか。
ということで、1ホールクリアしたら味気なく一瞬でスタートに飛ばされる。これもSETAの洗礼。
そしてとりあえず練習ホールを回ってみることに。
先ほどとは違いコースが難しい。なんと+8のギブアップを叩き出す。
その後いくつかホールを回り、バーディーもゲット。
8H。いや何ホールやるの?長くね?という気持ちが膨れ上がる。
答えは18H!!『マリオゴルフ』などとは違って本格派が売りの『栄光のセントアンドリュース』。この特別なコースを回る喜びを味わえる猛者のみがこのゲームに選ばれし者だろう。
ゲーム性はというと、いわゆるタイミングゲーム。それにプラスして角度や風の調整、ドライバーのチョイスが必要となる。つまり、ゴルフの知識がないとキツい!何度も言おう、このニッチさがSETAクオリティ。
18H回ってもお疲れ様!みたいな演出はなく、やはりタイトルに直帰。
しかしまぁ、一度やってみよう!ドナルドトランプをチョイスし、トーナメントに参加。ここで初めてCPUと戦うことになる。
トーナメントは観客の歓声もあり、いいプレイをすると場がざわめく。故にミスショットを繰り返し何回も打っている時のみじめさがキツい。そしてCPUがまじで鬼畜の上手さ!
そしてこのザマよ。58位!-3の人ってまじですごくないか。
途中川ぽちゃしたのだが、ここってパッケージのあの小川?違う?しかしまぁ風景のグラフィックは良いのである程度は楽しめる。
2Hを回って最下位60位に沈む。もはや優勝など程遠いのだが、なんと1回のトーナメントで、18Hを4周もするらしい!!言わずもがな膨大な時間が必要になる。私はそこまでこのゲームを、このコースを愛せるだろうか。
いや、ちょっと待ってください…!
プレイ時間1時間。世界との差の大きさに絶望する。羽生名人といい、セントアンドリュースといい、生半可な気持ちでプレイして良いゲームではなかったのだ。
ということで中断します!
良作『ワンダープロジェクト』のあとというのも響いた。『遥かなるオーガスタ』『マリオゴルフ』とロクヨンゴルフ三銃士の一角をくず日は、来るのだろうか。