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4/198 ウェーブレース64 攻略編!
ローンチタイトルの3作品から3ヶ月も空いてリリースされたロクヨン4本目のタイトル。とにかく波の感触やマシンの操作感など「やるな、ロクヨン!」という感じ満載の一本である。
古き良き難易度!
きっとこのゲームをやりこんだ人は「無理ゲー」ではない、もはや「神ゲー」だ!と言うかもしれない。しかし実際、ムズイ。あと不親切。詳しくは後述するが、古き良き難易度、といったところ。
ここでは令和のゲームに慣れ、ぬるくなりきった局員村上の断末魔を読み解いていただきたい。
クリア条件は『チャンピオンシップ制覇』
羽生将棋64のモードの多彩さには敵わないが、このゲームにもいろいろなモードがある。今回はしっかり表彰台に立てる「チャンピオンシップ」モードに焦点をおくことにする。
波が俺を呼んでいる、では攻略スタートです!
なかなか美しいデモムービー!波を切る感じが伝わってくる期待感大の出来。当時のゲーム屋さんではこの映像がループで流れていたんだろうなぁと夢想してみる。
Kawasaki JETSKi とカワサキの社名がドーンと乗ったタイトル。今では少し珍しい。
メニューはこの通り。今回はチャンピオンシップで腕試し。
マシンは4体選べる。『パイロットウイングス』のようなコミカルで愛らしいキャラ設定はなく、あくまでマシンセレクト。ちなみにキャラ名は「速水涼太」「アユミ・スチュワート」「マイルス・ジェッター」「デビット・マリナー」。
まずチュートリアル的にイルカを追いかけるモードへ。気持ちよくスイスイ走ることができる。
そして『ノーマルモード』本番スタート!『マリオカート』同様、シグナルを聞いてうまくボタンを押しジェットスタートが可能。1stステージは『サンディビーチ』。
このL,Rのブイの間を通ってゆき、コースを猛スピードで駆け抜けてゆく。『パイロットウイングス』ではちまちました細やかな操作がメインだったが、こちらはぶっ飛ばす爽快感がある。
そしてドーン!初見プレイで陥るであろうリタイア。5回ブイを無視すると強制的にリタイアになるのだ。
そして気を取り直してプレイ。今度はしっかりブイを意識する。
2ndステージは夕焼けの綺麗な『サンセットベイ』。
そして3rdは『ミルキーレイク』。その名のとおり霧がかかって視界が見にくい上に杭が所々に乱立している。
4thは大波のたつマリンフォートレス。木箱なんかも浮いており超ジャマ。
と、ここでこの作品の落とし穴『クリア条件』に引っかかる。なんと、クリア条件を満たせなければ、最後のコースまで走らせてもくれない鬼仕様なのだ。
その後リタイヤを繰り返し、なかなかのつまづきっぷり。この辺りで1時間30分のプレイ。
ここでプレイヤーを『速水涼太』から『アユミスチュワート』にし、5thステージ『ポートパイレーツ』まで到達。
アユミは初心者向けの軽いハンドルが売り。そしてデメリットは吹っ飛ばされやすいところ。つまり『マリオカート』の『ピノキオ』である。
6thステージ『サザンアイランド』。協賛である『Fanta』の旧ロゴにも平成8年を感じる。
そして『ノーマルモード』優勝!妙にジャンレノっぽいおじさんもいる。(LEONは2年前の1994年。)
優勝後のネームエントリー。アーケードゲームさながらである。
そしてゲームは悪魔の2周目に到達する。
二周目の『ハードモード』はノーマルに加えブイがシビアになり、鉄球が浮かび、相手が速くなる。そしてコースの全容はほぼ一緒なのである。つまり飽きる!
そしてこのゲームの落とし穴その2ゲームオーバーになると一番最初のコースからやり直し。これがプレイヤーの心を削る!まじで削る!
そしてハードモードはこちら『キャッスルシティ』が追加される。計7ステージだ。
レースゲームというのは尽く『コース覚えゲー』である。しかしどうだ、コースが増えることを『喜び』ととるか『宿題の増加』ととるかでこのゲームの評価は真っ二つだろう。ハードモードも必死の思いでクリア!ここまで3.5時間!
『エキスパートモード』からは『GAMEOVER』『条件未達成』が確定になってくると時間の無駄なので『最初からやり直すゲー』に様変わりしてしまう。
マシンの性能もいじれるがほぼ意味なし。時には運悪く体当たりをくらい1位から最下位に転落もしばしば。ムカついてソファを殴る殴る!
エキスパートモードで3時間、合計6時間半。綱渡りのようなギリギリのレースを勝ち抜き、勝利が見えたところで初見ステージ、氷の島登場。ぶっちぎりの最下位でGAMEOVER。最初っから!!!
ここで集中の糸が切れました。
・条件を満たさないと強制終了。
・終了の後はコンティニューなしで初めからやり直し。
・最後に名前をエントリーできる。
お気づきの方もいらっしゃるでしょう。
これはまさにファミコンやアーケードのシステム!
レトロゲーマーの皆様にとっては当たり前の仕様でしょう。しかしヌルゲーにつかり切った私には限界でした…!
というわけでロクヨン研究局的には『無理ゲー』に認定いたします。いつか戻ってきます。
それでもプレイする皆さんに、最後に私が編み出したズルい攻略方法をおいておきます。
2面は最後がっつりコースアウトしてよし!
3面は難しい杭のブイはフル無視でも良し!
5面の細い道はクイックターンを習得すべし!後は基本常にBボタン連打!高波でも安定するぞ!って感じ。
最後に
というわけで攻略ならず。また何年後かに帰ってきたいですが、当分はもうやりたくない!!ギャフン!!!