いつかこの暗いトンネルを抜け出して、ほんの小さな幸せに涙しよう...
短編映画「トンネル Entrance ⇔ Exit」
俺は一体いつトンネルに迷い込んでしまったのか。
それとも自ら足を踏み入れてしまったのかイマイチ記憶がない…
入ってきたその場所が本当に「入口」だったのか、それとも「出口」だったのかさえ記憶が曖昧だ…
抜け出そうとしてるのか、それとも逃げ出そうとしているのか。
しばらく考えることを止めた。
トンネルの中の空はじっと黙っている。
一歩だけ前によろめいてみた…
時は進む、振り返りはしない。
立ち止まりもしない。もう立ち止まりは…
1歩1歩、暗闇から抜け出るために。
そして、そこから抜け出すことが出来たなら…
近くの土手に咲いた一輪の花を見つけて涙しよう。
日常の風景は非日常へ
非日常の風景はやはり再び日常へ・・・。
俺たちの毎日はまるでいつも映画のようだ。
諸々の事情によりノイズだらけの動画になりましたが作品意図に合致したのでそのまま再編集し、音楽、ナレーションをアップグレードしました。
コロナ禍において中々先が見通せない状況ですが、前へ進めば必ず外に辿り着きます。それが「入口」なのか「出口」なのかはわかりません。
でもいつかこの暗いトンネルを抜け出して、ほんの小さな幸せを見つけることが出来ればと思っています。
監督 六覺千手
提供 仮想現実映画社中
撮影・脚本 六覺千手
編集 アカラントス
出演・ナレーション ペロンヤス
◆六覺千手◆
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◆ペロンヤス◆
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