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効率的市場仮説

こんにちはこんばんわ、ロキです
今日もアウトプットさせてもらおうと思います。 
今日は「効率的市場仮説」についてお話しします。
なぜ相場がランダムウォークになるのかは、アインシュタインが発見したブラウン運動を、金融理論にもち込もうとしたものと言えます。(ブラウン運動というのは花粉を水につけると不規則な動きをする現象の名称から来ています。)
ただ「仮説」であって厳密に検証されたものではなく、あくまでも「仮説」です。
「効率的」という意味は、今現在、利用可能な情報が市場価格にすでに適正な形で折り込まれていると言う意味です。
理論的には、情報の流通コストゼロ、取引コストゼロ、かつ大勢の投資家が合理的に行動をすると、市場は効率的になると考えてられています。
逆に、1人が情報を誰よりも早く得て相場を動かし市場を占有することがあれば、それは非効率と言えますが、現代では情報伝達スピードは格段に早くなり、大勢がアクセスできるようになったため、そのようなことが起こることは基本的には考えにくくなっています。

市場の効率性は「ウィーク」「セミストロング」「ストロング」の3段階にに分けて定義されています。
「ウィーク型」 現在の価格に、過去の価格情報の全てが折り込まれている
        成り立てばテクニカル分析は有効性を持たない。 

「セミストロング型」 公開情報が全て折り込まれている。
           ファンダメンタルズ分析が意味を持たなくなる。

「ストロング型」 インサイダー情報を含めた全ての情報が折り込まれている。
         これは完全に否定されていると見てもよい。

あくまでもランダムウォーク理論と効率的市場仮説はイコールではないみたいです。どの理論も一緒くたにはできませんからそうなりますよね。

効率的市場仮説は「検証できる仮説ではない」とされており発展してこなかったという過去があるそうです。なので、「仮説」で止まったままなのか…
検証したくても市場には多くの参加者がいますからしたくても出来ないですよね。
まず、いくら勝とうと、いくら負けようと、理由は後付けされるのが相場だと僕は思っているし、多くのかたがそう思っていると思います。
「あの時のテクニカル分析が効いた」とか「サポートラインで反転すると思ったんだけど、ファンダ的な要因にやられた」とか「要人発言で思いもよらない発言をした」とかそりゃたくさんの理由づけが出来ます。
それを効率的と呼べるのかどうかってことですよね。

今日はこの辺で終わります。
ありがとうございました。

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