2月12日 暮らしが弾み日記が踊る
2月12日(月休)晴れ
三連休の最終日。振替休日だ。
平日の目覚ましアラームが鳴る時間に1回起きて「今日は休みだ」と呟いてもう一度布団に潜るのが心地いい。睡眠のアディショナルタイム突入だ。
アズミと川島の絡みが見たいからラヴィット前には起きたかったが時刻は8時半だった。朝ごはんのパンとヨーグルトとコーヒーを食しながら、おいでやす小田が「ミニーちゃん!散髪してん!」って大声で叫んでてワロタ。
その後のジャパネットのテレビショッピングがマジでラヴィット受けをしてた。今一番ヤバい番組はラヴィット終わりのテレショップだった。
休日恒例の午前中はのんびりとした立ち上がり。お昼までゴリパラ見たりゴロゴロしてた。
なんとなくスーパーボウルをつけたら緊迫した展開だった。フィールドゴールで近藤祐司の「It is… GONE!」が聞けた。やはりアメフトの近藤祐司は有能であった。
連休があったり休日が続くと昼ごはんの設定が困る。昼ごはんのネタ切れを起こすと自然と普段食べないようなものを昼飯に指名したくなる。パスタが食べたかった。ヴェローチェで生チーズパスタにした。僕はチーズを欲していた。
夕方までなんとか時間をやり過ごしてから梅田へ行く。
堂山のラテラルで古賀及子さんと藤本和剛さんの日記についてのトークイベントを見てきました。
バナナホールから北の方に、堂山でこんな箱があるとは知らなかった。平たく言うとロフトプラスワンウエストみたいな箱。アルコールは勿論、フードも頼めた。
古賀さんのおくれ毛で風を切れ、藤本さんのプールサイド。それぞれの日記本を読み合って、ここが良かったの感想を互いに言いながら日記の色々なことを語ってくれた。
日付と一緒に「天気」を入れることで風景描写がより鮮明になる技術のようなもの。確かに、富士日記でも天気が明記されてる日があって、それはなんとなくだが風景が想像出来る場面もあった。更に言うと、夏休みの宿題であった絵日記には天気を記してたので、日記における「天気」って重要な要素なんだと感じた。
二人に共通するこれはやってないことの話で、僕はそれをやってた。それは間違いでもなくルール違反では無いけど、お互い編集の仕事をなさってるから感じる禁忌なことだろうか。古賀さんの「おばけが出る」が響いてる。
古賀さんの「私は私に日記を書いてることを秘密にしてる」名言過ぎる。2024年一番の名言かもしれない。
あの日記エッセイはその視点で書いてたのか…膝を打つと言うかハッと目が見開いちゃった。僕もあんな文章を書きたい憧れだ。でも、そこまで楽しい事ばかりじゃないから難しいのかもしれない。
90分のトークイベントの後、サイン会みたいなのがあった。
実は休日出勤の可能性があったので、イベント行けるかどうかわからなかったのでサイン本を買ってた。「サイン本を持ってる人は名入れします」ってことだったので名入れしてもらった。書き出しでいつも困ってる日記お悩み相談をした。娘さんが天真爛漫でスゴイですねって感想も伝えた。
藤本さんのプールサイドも持ってるし読んでる。そう、持ってくるのを忘れてた。持ってくるべきだった。
イベントのサイン会のルールはわかってないが、これ本当はルール違反かもしれないし、普通に失礼だった。藤本さんすいませんでした。
プールサイドは街を歩いてるようだって帯のコメント通りで、街の風景や気温、空気感というのが鮮明に見えた。あと、すれ違う日の日記が僕には響いてて、仲良くなるよりも仲違いになる様子ってのが共感では無いけど、考えることはある。これを伝えたかった。
僕は10年前くらいにあったブログ論と少し通じるところがあると感じた。毎日書いても良いし、纏めて書いても良いし。それぞれだと思う。生活の記録を書いてると、日々の暮らしが弾み日記が踊るように古賀さんと藤本さんのトークで感じた。日記の魅力に完全にハマった。
翌日が早いのでスーパーでうどんを買って、実家から残ってた麺つゆで釜揚げうどんと寿司食べてから寝る。