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時代「ERA」

5年ぐらい前に、少しだけ未来に興味を持ち「未来年表」とか「未来予想図」といった類の本を読んでいた事がありました。

未来について考えた事は、無駄だったとは思いませんが、5年経った今、もう既にぜんせん当たっていないです。

こうした本は、統計と推移に基づくことが多いので、コロナ禍によって、あらゆる数字がズレてしまいました。

予想とはそんなもんですね。

最近「時代の流れにのれていない」とか「あの人は時代錯誤だ」とかって言葉をよく聞きませんか?

なんでもかんでも時代のせいにする時代なんですかね。

28年前(1998年)小学生の時、宿題を忘れると頬に平手打ちする恐い先生がいました。
ある日「宿題を忘れた生徒は手を挙げなさい」と言われて、手を挙げたら15人ぐらいいた んです。生徒の半分くらいが後ろに横一列で並ばされて、男女も関係なく、右から順番に容赦 なくビンタされていきました。最後の生徒が怖くなってしまって、手で顔を隠したら、それに 腹を立てた先生が怒鳴りながら、2回ビンタしていました。頬が真っ赤になっていましたね。

もちろん女の子は泣いていました。

今の子供は信じられないでしょうね。

僕も大人から思いっきりビンタされたのは あの日以来、一度もないです。たとえ猪木でも遠慮しておきます。

時代って、怖いですね。体罰は反対ですが、善し悪しの議論に興味はないので、そこは深掘 りしません。

僕が興味を持ったのは「その先生は時代のせいだったのか」という点です。
おそらく この先生は今の時代に生まれていたとしても先生をしていたような気がするんです。
しかし、その場合、子供を叩いてはいないのかもしれません。

この場合は、時代の「おかげ」ですね。

きっと本質的なものは、いつの時代も何も変わっていないんですよ。

時代のせいにしている人ほど、時代のおかげに、あやかってる人かも知れませんよ。

なんの根拠もない僕の予想でした。

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