ジャズサックスって何を練習したら上手くなる?(2)
では、今日の質問者さまからの質問にお答えさせていただきます。
質問者さま:絶対にまずはこのアーティストを聴かないと
上手くなれないとかあるんですか?
ロイのアドバイス:
もちろんジャズ史上の偉人たちが残したレコーデイングを聴くことは、
リアルジャズを勉強するという意味ではとても大事になります!
おすすめしたい偉人たちの名前をあげだすとキリが無いですが、
チャーリー・パーカー、レスター・ヤング、マーシャル・ロイヤル、
ソニー・スティット、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ。。。
質問者さま:聴いてみたことはあるのですが、
なんだか聴こえてくる音が全部難しくって、、、
もうちょっと親しみやすいリアルジャズの
入門の仕方ってあるんですか?
ロイ:
親しみやすいかどうかは人それぞれ感じ方が違うので、
絶対に簡単っていう保証はないですが
これだったら自分でもできそうと思っていただけそうでしたら
実践してみてもらいたい入門方法があります
質問者さま:どんな方法ですか?
ロイ:
自分の一番好きなサックス奏者の一曲を
とりあえず何回も聴いてみて
こんな感じで吹けるようになってみたい!
という場所を探してみてください。
見つかったら3〜5回くらいその場所を繰り返し
聞き返してみたあと
ジャズボーカリストになった気分で
スキャット(ドゥビドゥバ)と言いながら歌う
をやってみる。
その後、歌った音を勘を頼りにちょっとずつ
楽器を吹きながら探してみる
質問者さま:難しいですね、、
でもやってみたくなりました
挑戦してみます
この練習の本当の目的
自発的に好きなアーティストの音色や、吹き方、短いフレーズを真似ようとすると、自分の価値観で見えてくるコツを発見することができる
ジャズは機械的な音楽ではなく、熱情的な音楽だということが感覚的にわかり
ジャズのフレーズって音楽理論によってできているのではなく、言葉と同じ音節なのか
などといった事柄に気づけることです。
お読みくださりありがとうございます。
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