シミュレーション(CAE)で最適化設計を目指す∼ものづくり革新部・産休/育休レポート編~
ローム社員に、業務のやりがいや仕事への想いを聞いてみました。
前回はローム社員のOさんの業務を中心にご紹介しました。今回は後編として、Oさんの産休・育休とその前後の仕事に関するお話を伺いましたので、ぜひご覧ください。
産休・育休取得はしやすい雰囲気でしたか?
同じ技術職の女性の先輩で3人出産されている方がおられたこともあり、取得しやすい雰囲気でした。相談にもたくさんのっていただき、産休・育休に入るまでの流れなどもしっかり理解できました。
男性の育休取得も進んでおり、私と同じ時期に所属部署のメンバーの奥様方の出産ラッシュもあり、男性も積極的に育休を取得されていました。
同じ部署に夫がいますが、出産ラッシュだったので、夫も周りのメンバーと取得のタイミングを調整のうえ、1か月間育休を取得してくれました。取得後は、残業もなるべく調整してくれ、お風呂のタイミングに間に合うように帰ってくるようになりました。
育休取得前に不安を感じたことはありましたか?
実は予期せぬ切迫早産のため入院することなり、早めにお休みに入ることになりました。引き継ぎの資料などは作成していたものの、すべてをやり切った状況ではなかったことや体調面の不安も大きかったです。しかし、グループリーダーが引き継ぎの調整をしてくださり、仕事への不安も解消されたことで、自身の体調管理をメインに考える時期だと割り切って出産に備えることができました。
仕事復帰に当たり、不安だったことは?
夫が同じ部署にいることもあり、会社の様子などは聞くことができたものの、長期間休んだこともあり、仕事についていけるか、育児と家事と仕事をうまく回せるのかという悩みもありました。
復帰後の現状について教えてください。
職務内容が、受託解析なので業務の進め方や配分においては個人の裁量に任せられることが多く、依頼者と調整を行いながら自身で納期などを決めています。顧客報告案件が絡むと納期が厳しいこともありますが、その場合はグループリーダーが調整にも入ってくださり、またリモートで対応可能な業務もありますので、滞りなく進めることができます。
保育園のお迎えなどがあり、残業を行うことは難しいですが、時間通りに業務を終わらせるように業務効率アップを強く意識するようになりました。
また、子どもの発熱や体調不良等で急に休むこともしばしばありますが、同じグループには、共働きの子育て家庭が多いので、理解をいただいており、ありがたいです。そういう状況にあることを踏まえ、常にグループメンバーとの情報共有は怠らないように心がけています。
業務効率アップのためにどのようなことをしていますか?
解析業務では、パソコンで計算するのに待ち時間が発生するので、計算を始めるのを終業のタイミングに合わせて、翌日の始業時に結果を確認できるように調整しています。データをまとめる際も、スクリプトで自動化し処理の速度が向上しました。また、データの整理を行い、あとで振り返った時にすぐにわかるようにしています。これらを積み重ね、なるべくやり直しにならないよう、1回で済ませられるように心がけています。
育休中の過ごし方、取得してよかったことは何ですか?
育児と家事に集中していました。子どもをベビーカーに乗せて散歩に行ったり、近くの児童館に遊びに行ったりしていました。児童館には家にはないおもちゃがたくさんあるのですが、娘がいつも同じぬいぐるみを持ってくるのが可愛かったです。
産まれてから1歳までの子どもは目まぐるしく成長します。寝返りに始まり、立って歩くまで、娘の「初めての瞬間」を間近で見られたことが何よりも良かったです。
※記事内容は取材当時(2024年8月)のものです。
今後も、様々な拠点・部署に所属する社員へのインタビュー記事を掲載する予定です!
次回の投稿もお楽しみに…!