長井マラソン2022
コロナ禍明けがなんとなく感じられる2022年、それを是非とも肌で感じたくて山形県唯一のフルマラソン大会、長井マラソンに参加してきました。去年もエントリーはしていたものの結局コロナの何度目かの波にのまれて中止になり、今年はそのリベンジという意味もあってめっちゃ気合い入ってました。
結果はその割には…って感じで、サブ4が目標だったけど僅か力及ばず…。
後半脚が痙攣したらもう走れなくなるかもっていう気持ちがストッパーになって思い切ったスパートができませんでした。
ただ、普段なかなか会えないラン友さんに会えたりとか、振る舞いの芋煮が美味しかったりとか、あと、この時期には珍しく終始快晴で、稲刈りのだいぶ進んだ田んぼが広がるなかを走るのは気持ちよく、思い出に残る大会でした。
初めて参加した2016年の時の記憶も走りながらフラッシュバックしてきたりして、また今度参加する時どんな記憶が掘り起こされるのか楽しみです。
ところで山形市内から長井市に向かう山道の途中に、狸森焙煎所という珈琲屋さんがあって、そこで焙煎された珈琲豆が結構好きで、普段なかなか行けないところにあるのでいいチャンスと思って立ち寄ったら、レジカウンターの足元の段ボール箱の中に沢山の紅玉が置いてありました。そういえば走ってる時もそうだったけどここまでくる道すがら柿のオレンジが裸になった田んぼの広がる中一際鮮やかで、秋もまた駆け足で通り過ぎて行くのが肌で感じられました。
山道を通って山形市内に入り、ここも長井マラソンのついでに行ってみたいなと思っていた山形クリエイティブセンターQ1へ。
Q1というちょっと変わった名前の由来は、ここが元は山形市立第一小学校の校舎、旧一小だった事と、問いのはじまりの記号っていう意味も込められてるみたいです。あれ?ここ前に来たような…と記憶を掘り起こしてみると、そういえばここが山形まなび館と呼ばれていた頃に、山形県出身の絵本作家、荒井良二さんのエキシビジョンを見に来たのを思い出しました。今年は山形ビエンナーレの開催年でもありますが、荒井良二さんは過去にも何度か山形ビエンナーレにも参加されていて、今後この昭和初期に建てられた旧校舎に、荒井さんのような山形に縁のあるクリエイターの方がどんな色をつけていくのか、そんな事を考えながら、そうそう、小学校ってこんな感じの建物だったよねっていう面影を見つけるのが楽しかったです。
Q1にはいろんなオフィスやお店があって、音楽のライブスペースみたいなところもありましたが、まだそういったスペースは全て埋まっておらず、これからって感じでした。あと、1階にあった本屋さんに並んでた本がめっちゃ面白そうで、また今度本でも買いに行くついでに、Q1がどうなってるかも見に行きたいです。