万年筆の修理 続き
前回からの続き
Montblanc Ginza Flagshipに向かったところから…
先ずFlagshipってなんだっけ?って思った。
意味を調べてみたら、旗艦とか企業がもっとも力を入れて展開している製品やサービスということだった。
店員さんに万年筆の修理をお願いしたく、コンバーターのネジが空回りすることを伝えた。
店員さんは直ぐに症状が分かったようだった。
またそれとは別に、宝石鑑定に使う小さい虫眼鏡でペン先を見て「F」ですねとか個体番号などを見ていて僕もその虫眼鏡欲しいなって面白そうに思った。
そもそも個体番号あったんですね。
Mont Blancはキャップ側の縁に刻印してあるとのことで虫眼鏡を借りて見せてくれた。
店員さんは僕と一緒で文房具が好きそうで他の万年筆の話をしたりしながら僕にサンプル文字の「縦線5本」「横線5本」「永」筆記体の「S」と名前を5回ほど書かせながら握り方、持つ位置、筆圧などを調べてチェックボックスに印をしていた。僕自身が万年筆を持つ場所が随分下の方であることを初めて知った。
それを修理職人さんに見せてペン先を僕に合ったようにしてくれるらしい。
とても感じの良い方で楽しかった。
万年筆のことも色々教えてくれた。
僕は時々万年筆を洗う時、ニブを取り外したりしていたがモンブランは特殊な工具を使って作業するらしく取れないらしい。
僕はペリカンの万年筆同様にニブ部分を捻って取り外したが本当は駄目だったみたい。
昔、万年筆専門店のお爺さんに他のついでで見てもらった時も分解しないで水を出し入れして濯ぐくらいが良いよと言われたことを思い出した。
20時閉店の15分前くらいに行ったにも関わらず、親切な対応をしてくれて良い気分で帰れ感謝しました。
修理には2、3週間掛かるらしい
コンバーター修理でついでにペン先調整が付いていて11,500円。
直った時は、書き心地も見るので少し時間が掛かるとのこと
早く来ないかなぁ!