新たな親子丼を発明しよう#29

飯テロ注意。
ログヲです。

親子丼って美味いよね。ただ親子の意味を考えると少し怖くなるよね。親にあたる鶏と子にあたる卵を丼にして、喰らう訳です。人間が生命を頂くだけでなく、親子共々いっちまう訳だよ。
名付け親サイコパスだろ。

そんな親子丼。亜種があるのよ。
海鮮親子丼とでも呼ぼうか、サーモンいくら丼。通常の親子丼とシステムは一緒。コケコッコが鮭に変わっただけ。これもそこそこ怖いかも。

今夜はこのようなシステムの新たな親子丼の可能性を模索したいと思う。
次の3つの条件を満たす時、この場ではそれを親子丼と定義するよ。

①丼ものであること。
②2つ以上の具材(米を除く)を含むこと。
③その具材は、元は同じ生物だが形態が異なること。

そんじゃ、考えていくぞ。

1 芋系親子丼
メイン食材はこんにゃく。芋ってのはこんにゃく芋のことね。お馴染みのコンクリ見た目のこんにゃくと、芋の状態のこんにゃくを甘辛く味付けして焼いて、ご飯にダイヴ!!こんにゃく芋って、そのままだと確かえぐみがやばくて、多分食えたもんじゃない。でも親子丼ってそれに匹敵するぐらい残酷なことしてるから。そのくらいの覚悟は必要。まずかったらマヨネーズでもかけとけ。

2 豆系親子丼
これはシンプル。大豆を使う丼だよ。まだ緑色の若い大豆の枝豆と、成長して禿げ頭の色になった大豆のコラボレーション。枝豆より大豆の方が年上のはずだけど、ログヲのイメージだと枝豆から大豆が産まれた感じがするから、枝豆の方を親として扱うね。これも人間のエゴ
子側の大豆がハゲなのはまだ毛のない赤ちゃんをメタファーしてるのかもしれない。枝豆は塩を効かせて、大豆は柔らかく煮て、ご飯の上でハイ育児。さらに上から味噌のお布団をかけようね。味噌は大豆の加工品だから、枝豆目線で見たら孫にあたるのよ。つまり親子三世代丼になるわけ。

3 渋沢系親子丼
とうとう親子丼はこの領域までやってきました。渋沢栄一と日本人(誰でもいい)を呼んで丼にしよう。渋沢栄一さんは、日本資本主義の父と呼ばれた人らしいです。なのでもう一人日本人を用意すればその二人は親子と言えるわけ。渋沢栄一さんは新紙幣にて新たな日本のお金のシンボルとなったわけだから、もう一人はお金にがめつい人が良いかな。

……ちょっとブラックジョークがすぎるね。真に受けちゃだめだよ。本記事は歴史軽視及びカニバリズムを推奨するものではありません

渋沢さんは凄い人です。凄いからこそお札に載ったんだよね。親子丼にしようとしてごめんなさい。

親子丼とかいうある意味残酷な料理。それは人に狂気に駆り立てることもある。だからこそ、我々は生命に感謝して言うのよ。
いただきます。

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