個展付き演奏会3
人生相談してきた人に、まぁお互い絶望全然足りてないから頑張ろうという言葉をかけました(傾聴力どこいった)
前回、個展付き演奏会で参考にしてるのは18世紀のサロンです。
サロンときいてピンと来る人は少ないと思うので(オンラインサロンとはまた違うよ!)簡単にいうと、貴婦人方が開く異業種交流パーティです!
こう言った集まりはこの時期だけでなく、歴史や文化が動く時に何度も出てきました。
というより文化の発信源だったんです。
教育的な側面があった。
という事は長く続けないといけない。
じゃあ個展付き演奏会を続く仕組みにするには、というのが今日の本題です。
音声版はこちら↓
https://stand.fm/episodes/60c4b64c307e660006123f67
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パトロン
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芸術には庇護者というのがどの時代もいました。
ルネサンス期であればメディチ家が様々な分野の第一人者を集めました。
18世紀ロシア、ロマノフ朝ではエカチェリーナ2世が文化教育に力を入れ、現在ではエルミタージュ美術館として残ってます。
バッハにせよベートーベンにせよ、宮廷に使えたり年金をもらって作品作りに集中しました。
そんな中モーツァルトはチケット制のコンサートを開催して大爆死してます(時代が早すぎた!)
今でこそチケット制が当たり前ですが、歴史的に見てみるとパトロン方式の方が長いんです。
例えばニューヨークのメトロポリタン歌劇場などは収入の半分を寄付が占めています。
ウィーン国立歌劇場ではチケット代が上は3万、下は500円からあります。
お金があるところからとってそうではないところには体験してもらう。
そんな文化があるように感じます。
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じゃあどうするの?
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やっぱり裾野を拡げるにはここをクリアしないといけないよねぇ、とずっと頭を悩ませていました。
7月10日のコンサートで中学生以下を無料にしているのも、6月20日のコンサートで入場料を無料にしているのはその一歩です。
もちろんそこで終わったら何にも繋がらないです。
その一つの答えが副音声付き演奏会です。
演奏会のお土産として多いのがCDです。ただ少し疑問だったんですね。
時期によって正解が変わっていくのがクラシック音楽のいいところだと思います。
その日の演奏を聴いて、良かった!と思うのに、過去に正解としたCDを買う。
個人的に違和感がありました。
今日、どう思ったのか、今何に着目してるのか。
それを知れるならCDより買いたい!
そんな個人的欲求を満たした作品です笑笑
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他にも
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演奏会を呼べる権は身近な人に音楽を届けられるように。
絵を持ち帰れる権は演奏会の雰囲気を普段から味わえるように。
僕が打てる手は少ないし、まだ信用もないけれど、頑張っていこうと思います。
とりあえず今回のクラファンは演奏会もいれると20万くらいの赤字になりそうです笑笑
でもブランドを作っていくと考えると安いのかなと(そのために一時的に会社員なりましたが、働いた分全部つぎ込んでます笑笑)
良かったら覗いてみて下さい↓
以上、現状報告でした!